彼女たちの音楽の背後にはヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ティーンエイジ・ジーザス&ザ・ジャークス、ソニック・ユースといったNYのノイズ・ロックの系譜が広がる。他方では、ESGのようなミュータント・ディスコのダンス・ビートもある。しかしもっとも重要なことは、女性ふたりによるこのバンドの音楽が素晴らしくパワフルであるということだ。トライバルなビートを叩き出すドラマーのアンドリヤ・エンブロは77ボア・ドラムに参加している。ギターのサラ・レジスターはマスタリング・エンジニアとしてのキャリアを持ち、ソニック・ユースの『ダーティ』をはじめ数多くのUSインディ・ロックの作品に関わっている。『ピッチ・フォーク』は彼女たちの音楽を「いまはヴェルヴェットの次元にまでは到達していないかもしれないが、そのぐらいの魔法を引き起こすことも可能な将来を保証しよう」と評価する。彼女たちのデビュー・アルバム『シュガーランド』は都内の輸入盤店で評判となって、あっという間に売り切れた。ブルックリンからやってくるたったふたりの女性によるノイズメイカー、トーク・ノーマルのライヴを体験しようぜ。
<http://www.ill-ill.com/>
95年、地元青森にてバンド「スーパーカー」を結成。97年に「cream soda」でメジャーデビュー。05年2月、惜しまれつつもバンドを解散する。また、バンドとは別にサイドプロジェクト「NYANTORA」を立ち上げ、その活動はバンドと並び、あらゆる音楽ジャンルに精通する可能性を見せ、メロディーメーカーとして確固たる地位を確立した。2つの活動の影響は様々な方面に飛び火し、CMや映画、アートの世界までに届くボーダレスなコラボレーションにまでおよぶ。その他remixerとしても様々なアーティトを手がけその遺憾なく才能を発揮している。06年「iLL(イル)」として、アルバム「sound by iLL」をリリース。同年、フジロック06にて、レーザーを駆使した演出と自然との共演で高い評価を得て、07年1月には文化庁メディア芸術祭10周年記念展にて演奏を行う。同年4月にリリースされる映像作品「iLLusion by iLL」にはエッシャーの動画を駆使した映像を宇川直宏とともに制作。08年には「Dead Wonderland」、「ROCK ALBUM」と全く異なったテイストの二枚のアルバムを発表、09年には「Force」をリリースし、旺盛な制作欲は止まることない。
<http://www.myspace.com/outatbero>
その情緒性に対して無感動なまま、一方的に放たれる歪んだギター、ちぎれたフレーズと声は、着地点の周囲を旋回する。美意識の氾濫したポップミュージック。
前売り¥3,500 ドリンク代別 当日¥3,800 ドリンク代別
前売はチケットぴあ(0570-02-9999/0570-02-9966、Pコード:107-713)
ローソンチケット(ローソンLoppi、Lコード:55658)にて5/9より発売
※前売発売場所:ぴあカウンター、セブンイレブン、サークルKサンクス、ローソン
※クラブメトロ特別割引あり!¥2,500 ドリンク代別(枚数限定)
※予約メールアドレス→ticket@metro.ne.jp
公演日、お名前と枚数を明記してメールして下さい。