2010.11.24(Wed)

  • Open19:00/Start 20:00 → 22:30終演予定
  • P-HOUR presents 『MUSICS』
    -FENN O'BERG Japan Tour 2010 feat. 鈴木昭男-
  • 音響
  • Special LIVE:
    FENN O'BERG [FENNESZ+JIM O'ROUKE+PETER REHBERG(PITA) ]
    GUEST:鈴木昭男(サウンドアーティスト)
    DJ:Ken'ichi Itoi a.k.a. PsysEx

    <タイムテーブル発表>
    7:00pm open:DJ Ken'ichi Itoi<60min>
    8:00pm LIVE:鈴木昭男<40min>
    8:40pm 転換:DJ Ken'ichi Itoi<20min>
    9:00pm LIVE:FENN O'BERG<60min>
    10:00pm DJ <40min>
    10:40pm close
クリスチャン・フェネス+ジム・オルーク+ピーター・レーバーグ=FENN O'BERG!

昨年、大きな波紋を呼んだスリリングな復活LIVEから新作『IN STEREO』リリースと、再び精力的に活動を開始したこのモンスター・ユニットが熱烈アンコールにお応えし、嬉しい再来日公演がMETROで決定!!
 ラップトップ・ミュージックの世界に新たな地平を切り拓いた決定的名盤『Endless Summer』を発表して以降、デイヴィッド・シルヴィアンや坂本龍一とのコラボレーション等、今やエレクトロニック・ミュージックの枠を越え、現在のミュージック・シーンを語る上で欠かすことのできない存在となったフェネスこと「クリスチャン・フェネス」。もはや説明不要、一時期、ソニック・ユースに在籍し、ウィルコ等のプロデュースでも知られる、昨年、じつに8年ぶりとなる衝撃のアルバム『The Visitor』をリリースした「ジム・オルーク」。ウィーンに拠点を置く痙攣電子音響レーベル、ミゴ~エディションズ・ミゴのオーナーであり、ピタ名義できわめて重要な電子音響作品を残してきた、近年はサン[SUNN O)))]のスティーヴン・オマリーとのKTLでも活動する「ピーター・レーバーグ」。この電子音響の世界を革命的に変えてしまった超強力な創造主3人が各々の実験精神をぶつけあう怪物的ユニット「フェノバーグ」が生み出すのは比類なき魔法のように美しきドローンのサイケデリア!
 更に !!!1960年代から先駆的な音響パフォーマンスを国内外で行い、日本のサウンド・インスタレーションのパイオニアとして美術/音楽の枠さえも越えた伝説的アーティスト「鈴木昭男」が競演!!70年代からエコー楽器《ANALAPOS(アナラポス)》を含む創作楽器を制作し、私達の想像を越えた位相から一貫して「音」そのものを探り続け、深い思考と実践から到達した地平、その迫力と佇まいは仙人の如し、ジム・オルークを始め、デヴィッド・トゥープ、EYE、谷川俊太郎等、国籍/ジャンルを越えたアーティストからリスペクトされている。
 この両極とも言うべき両者があなたの「聴く」という行為、身体感覚、「音/音楽」そのものの根源を激しく揺さぶることでしょう!!

  • FENNESZ(フェネス)

    オーストリア、ウィーンのアヴァン・ロック/ポスト・テクノ・シーンから頭角を現し、同地を拠点とするラジカルな電子音響レーベルMEGOから一連のソロ作をリリース、ラップトップ・コンピュータを駆使した90年代後半のエレクトロニカの展開の中で一躍注目を集める。名声を決定的にしたのは、2001年に発表した『エンドレス・サマー』。センチメンタルなギターの旋律を大々的にフィーチャーした優美で繊細なそのサウンドは、電子音楽というジャンルを超えた世界的な脚光を浴び、ゼロ年代のシーンに甚大な影響を与えることになった。日本での人気も非常に高く、初来日の際の演奏が『ライヴ・イン・ジャパン』としてアルバム化されている。2004年に『Venice』、2007年には、坂本龍一とのコラボレーション作品fennesz + sakamoto 『cendre』を発表。2008年、坂本龍一とのヨーロッパのライブを積極的に行うとともに、同年6月にはYellow Magic Orchestraのヨーロッパ公演にサポート・メンバーとして参加し話題となる。そして4年ぶり通算5枚目となる最新ソロ・アルバム『Black Sea』を同年12月に発表。


  • Jim O'Rouke

    http://bls-act.co.jp/artists/jim-orourke
    アメリカ「ポスト・ロック」シーンの牽引者。
    1969年シカゴ出身。10代後半にデレク・ベイリーと出会い、ギターの即興演奏を本格的に始める。その後、実験的要素の強い自身の作品を発表。ジョン・フェイヒイの作品をプロデュースする一方でガスター・デル・ソルやルース・ファーなど地元シカゴのバンドやプロジェクトに積極的に参加。「シカゴ音響系」と呼ばれるカテゴリーを確立。プロデューサーとして過去に関わったのは、ジョン・フェイフィ、ファウスト、サム・プレコップ、くるり、サンガツ、ステレオラブ、ハイラマズなど。リミキサーとしても、トータス、さかな、パステルズ、マイス・パレードなどを手がけている。また、マース・カニンガム舞踊団の音楽を担当するなど、現代音楽とポスト・ロックの橋渡し的な存在となる。1999年にはフォークやミニマル音楽などをミックスしたソロ・アルバム『ユリイカ』を発表、インディーズのリリースながら、日本でも数万枚を記録。近年ではソニック・ユースのメンバー兼音楽監督としても活動、より広範な支持を得る(2005年末に脱退)。2004年には「Wilco/Aghost is born」のプロデューサーとして、グラミー賞を受賞、本国でも現代アメリカ音楽シーンを代表するクリエイターとして、高く評価されている。日本文化への造詣も深く、「くるり」のプロデュースを始めとして、ボアダムス、カヒミ・カリィとのコラボレーションや、映画監督、若松考二の作品の評論など様々な活動を行っている。


  • PETER REHBERG a.k.a. PITA(Mego)

    http://www.peterrehberg.com/twiki/bin/view/Peterrehberg/
    http://www.myspace.com/peterrehberg
    痙攣系電子音響レーベルとして、世界を揺るがし続ける最高峰レーベル[Mego]の首領PITAことPETER REHBERG。ウィーンの実験音楽シーンを代表する[Mego]の最先鋭アーティストとして、巷に溢れている凡庸なエレクトロニカとは次元の違う素晴らしいサウンドをクリエイトし続け、グリッチ・ノイズからなる接触不良ハーシュは、後のノイズ・エクスペリメンタル・シーンを一気に塗り替え、その存在は池田亮司や、NotoことCarsten Nicolaiなどと並び称される。Megoからリリースしてきたソロ・アルバムは、常にエレクトロニック・ミュージックのランドマークであり続け、そのサウンドは激しいものからミニマリスティックなものまで幅広く、あらゆるアーティストから尊敬を受けている。ソロの他にも、Mimeo (with Keith Rowe, Rafael Toral, Marcus Schmickler, Jerome Noetingerなど), Fenn O'Berg (with Christian Fennesz, Jim O'Rourke)などでも活躍。エレクトロニクスの魔術師としてMegoを背負って立つ。


  • 鈴木昭男(サウンドアーティスト)

    http://www.akiosuzuki.com/
    1941年平壌生まれ。63年より自然や環境の音を探る「なげかけ」と「たどり」のセルフ・スタディ・イベントを始める。70年代からエコー楽器《ANALAPOS(アナラポス)》を含む創作楽器の制作を始める。88年子午線上の京都府網野町で《日向ぼっこの空間》を発表し、ここで一日自然の音に耳をすます。以降、87年ドクメンタ8(カッセル、ドイツ)、97年ザールブリュッケン市立美術館(ドイツ)、98年ドナウエッシンゲン現代音楽祭(ドイツ)、03年大英博物館(ロンドン)、04年ザツキン美術館(パリ)など、世界的な美術展や音楽祭に招聘されている。現在、京丹後市在住。


前売¥3,000 ドリンク代別途 当日¥3,500 ドリンク代別途 
前売はチケットぴあ(0570-02-9999/0570-02-9966、Pコード:119-920)
ローソンチケット(ローソンLoppi、Lコード:56799)にて9/18より発売
※前売発売場所:ぴあカウンター、セブンイレブン、サークルKサンクス、ローソン
※予約メールアドレス→ticket@metro.ne.jpで受付ております。
    公演日、お名前と枚数を明記してメールして下さい。