<http://www.saschadive.de/>
Moodyman、Theo Parrishなどに代表される初期USサウンドと、Baby Ford、Thomas Melchiorなどが提示していたドライファンク、実験的なダンスミュージックに深く影響を受けたSascha Diveは、それらの要所を繋ぎ合わせることに成功し、シーンで最も新しいエッセンスを持つアーティストとしてドイツの権威あるクラブミュージック専門誌『Groove』誌のチャート1位を獲得する。また自身のレーベルDeepVibesからリリースされたデトロイトハウス、ディープハウスを通過したミニマルミュージックは、今日のダンスミュージックシーンを次なる展開へと導く指標となっている。彼独自の繊細なドラマツルギーとハウスマナー、そして新旧問わず厳選されたレコードを用いて構築されるDJセットは、アフロアメリカン、そしてヨーロピアンクラブの交差地点を紡ぎだす。
<http://www.myspace.com/dubmagusfrombeirut>
共に幼少の頃から楽器演奏に勤しみ、十代半ばからバンド活動に没頭したDJ/マルチインストゥルメンタリストのオオシマシゲルと、ドラム、パーカッション/サンプラーを操るコバヤシシンペイを基本メンバーとする生演奏とサンプリングを基調としたクロスオーバーミニマルハウスグルーブバンド。 若くして、関西のアンダーグラウンドなハードコアバンドに参加し、海外スクウォットツアーや数多くのリリースを行っていたオオシマシゲルが、より独自性のある音楽性を求め、北海道から出てきたコバヤシシンペイらを誘い約10年前に結成したバンド"beirut5"、関西のポストハードコアシーンを牽引する存在として多くのツアーや海外からを含むアルバムリリースなどで多くの支持を集めたがやがて燃え尽き、その灰から生まれたのがDMFB。 2003年からサウンドデモ~イラク戦争のあおりを受けDJとしても本格的に活動しはじめたオオシマがバンドにその成果を持ち帰り、徐々に築き上げられた音楽性はトロピカリズモ~ディープルンバ、フリージャズ、ハードコアからミニマルハウスまで幅広いが、常に極端、かつディープな志向性を持つ。それはかつてのバンドからDJとして共演したストラットフォード・マーシナリーズ(ex.CRASS),Men's Recovery Project(ex.Born Against),モーリツ・フォン・オズワルド・トリオ(Basic Channel,Sun Electric,NSI,Vladislav Delay)など、あらゆる音楽の、まさに極端な先人にもまれてきた成果といえる。