<http://www.mao55.net/gohan/main.php>
作家。1966年生まれ。京都大学文学部仏文学科卒。1996年、短篇集『とーきょーいしいあるき』(『東京夜話』に改題)刊行。2000年、初の長篇『ぶらんこ乗り』刊行。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞受賞。2004年『プラネタリウムのふたご』、2006年『ポーの話』、2007年『みずうみ』が、それぞれ三島賞候補に。その他の小説に『トリツカレ男』『雪屋のロッスさん』、エッセイ・対談に『人生を救え!』(町田康 共著)、『その辺の問題』(中島らも 共著)、『いしいしんじのごはん日記』など。現在、京都に在住。KBSラジオにて音楽番組「ころがるいしのおと」DJ担当。(毎週土曜日午後4時〜)
2011年メトロ大學の開校を告げる第一弾は、作家のいしいしんじさんによる"「ほんとうのレコード」と蓄音機の会"!今宵はメトロ自慢のサウンドシステムはお休みを頂いて、昭和2年に作られたイギリス製の蓄音機で「生の音」を体感して頂きます。
とにかく驚かされるのはSP盤から流れ出る音の臨場感!メトロの地下空間の空気全体がふるえ、演奏者の息づかいが肌で感じられる程のナマナマしい音の響き。その時代のレコーディングスタジオの空気までが伝わってくる、タイムスリップ、そう、確かにその瞬間と時空が繋がっているかのような。戦前〜戦後の海外オリジナルプレスのSP盤、プレスリー、ブルース、ジャズ、クラッシック、更には国内に数枚しかないと言われるビートルズのSP盤までも聴ける貴重な機会!蓄音機と「ほんもののレコード」が誘うサウンドジャーニーへいざ!