<http://jimanica.com/>
1975 年、東京都出身。クラシック、ジャズの膨大なコレクターである父親と、江戸小唄の師範代であった母親の元、幼少から音楽・造形に親しむ。武蔵野美術大学映像学科卒業後、渡米。 その後2 年間NY でドラマーとしてマンハッタン、ニュージャージーを中心にハウスバンドに在籍し、セッション、レコーディングに参加。この頃から作曲も始める。2000 年の帰国後、ラップトップPC のみでエレクトロニカ・ソロ・ユニットとして演奏を開始。ドラマーとしての活動から更にプログラミング・コンポーズへと視野を広げる。2005 年、ドラムとミニマルな電子音のみで構成された昆虫ソロ・アルバム『Entomophonic』(mao)をリリース。以降ドラム + PC でのソロ・ライヴのスタイルを確立する傍ら、即興音楽からポップスに至るまで多数アーティストと共演。2007 年にAmetsub(PROGRESSIVE FOrM)とのデュオ・ユニットJimanica : Ametsub を結成、ミニ・アルバム『Surge』をリリース。デビュー・ライヴでクラムボンと共演、また同年の“渚音楽祭'07”出演で大きな話題を集める。また、渋さ知らズの不破大輔・辰巳光英らとのエレクトロ無重力ジャム・バンド The Space Baa を始動、2009 年にアルバム『with love from a planet』をリリース。同じく2009 年にd.v.d にシンガー やくしまるえつこを迎えた新ユニット、やくしまるつことd.v.d を結成、ミニ・アルバム『Blu-Day』を発表。同ユニットでのライブも開始。サポートとしてDE DE MOUSE やWorld's End Girlfriend、蓮沼執太などのバンドに在籍。アメリカ南部のカントリーブルースをベースに独自なスタイルで活動するシンガー Steve Gardner band にも参加するなど、電子音楽からアコースティック系まで幅広く活動。近年ではフルカワミキのリミックス曲提供ややくしまるえつこのシングル曲のアレンジなど、コンポーザーとしても注目を集める。
<http://autora.jp/> <www.myspace.com/autorajp>
「TANZMUZIK」(CX AUDIO IEとしても知られる佐脇オキヒデとのユニット)や、田中フミヤとのユニット「HOODRUM」、ソロである「Akio Milan Paak」等の名義で活動してきたヤマモトアキヲと、ソロ名義「speedometer.」で5枚のアルバムをリリースし、イルリメとのユニット「SPDILL」名義としても活動する高山純。この大阪アンダーグラウンド・エレクトロニック界の重鎮二名によるオルタナティヴ・エレクトロニック・バンドが「AUTORA」である。2009年頃から鰻谷SUNSUIやsound channelなど、大阪のライブハイスでの活動を精力的に行ってきており、現在、正規メンバーのヤマモトと高山による2人編成でのライブと、サポート・メンバーとしてドラムに砂十島NANI (BOGULTA)と、ギターに森雄大 (neco眠る)の二人を加えての4人編成でのライブも行っている。その純大阪な立ち位置と地下的な活動形態ゆえに、いま現在は関西圏でしかその全貌を知ることができない状況でありつつも、着実にその評価を上げてきている。5月にも大阪にて、FM802主催のイベントで正式リリース前にしてOvall、rei harakamiと共演。2010年7月28日に初のアルバム「AUTORA」をリリース。
<http://gtsvl.com/>
ゲイツビルと読む。2007年結成。あらゆるジャンルを横断しながら活動。限りなく繰り返されるリズムパターンによって構成されたダンスミュージックのためのジャズ・クインテット。または、ポリリズムで踊るのが得意な人々の集まり。
2002年の発足以来、常にエレクトロニック・ミュージックをアップデートし続ける渋谷慶一郎率いるATAK。ライブからリリースまで大きな注目を集め続ける同レーベルの「ATAK Dance Hall」 が待望の関西初上陸!
今年1月東京UNITでの伝説の3HOURSを皮切りに、WWW、LIQUID ROOM、TAICO CLUBなど大箱やフェスに引っ張りだこ、常に超満員のオーディエンスをわかせている渋谷慶一郎とevalaのラップトップ・デュオによるダンスセットを関西初披露。この破壊力抜群のスーパーユニットよる、完全にフロアにフォーカスした最先端のダンスミュージック・イベントが、京都METROで開催される。さらに京都出身の話題を欠かないアーティスト達がサポートしての、フィジカル・テクノロジーが炸裂する一夜となるだろう。
<http://atak.jp/>
音楽家。東京芸術大学作曲科卒業。2002年に音楽レーベルATAKを設立。国内外の先鋭的な電子音響作品をCDリリースするだけではなく、デザイン、ネットワークテクノロジー、映像など多様なクリエーターを擁し、精力的な活動を展開する。複雑系研究者・池上高志(東京大学教授)との第三項音楽プロジェクトを2005年より継続的に展開。主なCD作品に「ATAK000」(2004年)、「ATAK010 filmachine phonics」(2007年)など。主なサウンドインスタレーション作品に「filmachine」(2006年)、「for maria anechoic room version」(2010年)。 2009年、初のピアノソロ・アルバム『ATAK015 for maria』を発表。2010年には『アワーミュージック 相対性理論+渋谷慶一郎』を発表し、TBSドラマ『Spec』の音楽を担当。2011年は、フランス3カ所でのインスタレーション作品の発表、モスクワでのイベント『LEXUS HYBRID ART』のオープニングアクトを担当するなど、多彩な活動を続ける。
<http://port-label.jp/ > <http://evala.jp/>
サウンド・アーティスト。port主宰、ATAK所属。
先鋭的な電子音楽作品を発表し、国内外でのパフォーマンスを行う一方、様々なメディアや実空間へのサウンド・デザイン、先端テクノロジーを用いたインタラクティヴ・プログラムなど、音を主軸にその活動は多岐にわたる。昨年リリースした自身の最新アルバム『acoustic bend』(port/2010)は、フィールド・レコーディングをかつてない手法で位相変換した立体的で高密度なサウンドにより「10年代最初の音楽的進化を成し遂げた革新的アルバム」と評され、大きな話題を呼んだ。
最近では、渋谷慶一郎(ATAK)とともに24.4chの立体音響インスタレーション『for maria anechoic room version』をNTTインターコミュニケーション・センター(ICC)無響室をはじめ国内外で発表するほか、ラップトップ・デュオ ATAK Dance Hallも始動。また、川口隆夫(Dumb Type)やGRINDER-MANの新作舞台公演では360度をめぐるマルチchで音楽を手がけ、各界より高い評価を得る。8月には、bajune tobetaによるピアノ演奏を、evala自らが全解体/再構築し、ピアノそのものから導きだされた特殊残響によるドローンやパルスに加えて、自身の声までもをコンピュータによって歌わせるという衝撃のコラボレーション・アルバム『white sonorant』(PROGRESSIVE FOrM/2011)を発表。9月には山口情報芸術センター(YCAM)にて新作サウンド・インスタレーション『void-inflection』をソロで発表するなど、旺盛な活動を展開。その卓越した聴力と技術精度、鮮烈な音楽性は比類なきレベルに到達していると、現在最も注目を集める電子音楽家のひとりである。
<http://www.progressiveform.com/artist/mimicof.html>
京都府出身、1979年生まれ。現在ドイツ/ベルリン在住の音楽家。大学をクラシック・ピアノ専攻で卒業した後に、ピアノを始めとするアコースティック楽器に加え、電子音やフィールド・レコーディング、サンプリング、ボーカルなどを自在に操りながら多彩な音楽を作り出し、これまでにmidori hiranoとしてはMIDIクリエイティブ/nobleから2枚のアルバムを発表。その他、国内外のレーベル・コンピレーションや、アーティストとのコラボレーションにも数多く参加。2008年にリリースされたセカンド・アルバム「klo:yuri」は世界的に知られる老舗のニュース雑誌「TIME誌」で取り上げられ、またイギリスの国営放送BBCのラジオ番組でも収録曲およびロンドンで行ったライブについて紹介されるなど、海外のメディアにおいても大きく認知される事となる。また自身の作品制作以外にも、国内外の映画のサウンド・トラックを担当するなど映画音楽の分野にも活動の場を広げ、2008年2月にはベルリン国際映画祭主催の若手映画製作者向けプログラム「Berlinale Talent Campus」に作曲家部門では当年唯一の日本人として招聘される。2008年以降はベルリンを拠点にヨーロッパ各地でライブ・パフォーマンスを数多く行っており、2011年2月にはベルリンの大型フェスティバルClub Transmedialeに、Bernd Friedmann & Jaki Liebezeitのライブ映像を担当しているJeffers Eganと共にオーディオ/ビジュアル・セットでの出演を果たし、signal, Deadbeat&Lillevän(ex-Rechenzentrum), Monolake, Tikiman with Scionらとステージを共にする。現在は生楽器を主体にした楽曲を制作するmidori hiranoとしての活動と平行し、コンピュータによるプロセッシング等を多用するなどエレクトロニック・ミュージック的なアプローチを中心とした新しいソロ・プロジェクトMimiCofとしてその表現の幅を広げており、2011年6月にはMimiCofとしては初のフル・アルバム『RundSkipper』をPROGRESSIVE FOrMよりリリースする。
<http://www.marihikohara.com/>
京都在住。静寂の中の強さをテーマに音作品に取りかかる。
2010年には、Tomas Phillips(LINE, NVO)との共作『Prosa』をリリース。
舞台作品の音楽も担当し、舞踊家ボヴェ太郎の作品の音楽を作曲。
高谷史郎演出『明るい部屋 -La Chambre Claire』(びわ湖ホール公演)に音響として参加。
また柳本奈都子とユニット「rimacona」を組み、2004年より活動。ニューカレドニア、イタリア、フランス等でライブを行う。
2010年春にはドイツMille Plateaux『Clicks & Cuts 5.0』に参加し、初のオリジナルフルアルバムとなる『黄昏とピアノ』(Parade)をリリース。
リズムに重点を置いた最新作『Credo』をHome Normalよりリリース。
京都を在住のアーティスト糸魚健一(イトイケンイチ)氏のトラックメーカ、DJとしての名義。エクスペリメンタルな要素とストイックなミニマルトラックを融合させる手法で、beatport、juno download等で新世代DJ間で話題となっている。DifusionRecords(シカゴ), MindtripMusic(ブエノスアイレス)からEPがリリースされ、SyncopatedMusik(ミネアポリス)の初期メンバーとして名を連ねEPリリースが決定している。TRANSIT RECORDS KYOTOレーベルからリリースされた大ヒットヴァイナルTERRENCE PARKER"BEAUTIFUL LIFE"にremix曲を提供した。自身のエレクトロニカプロダクトのPsysEx(サイセクス)名義では、インディ、メジャー問わず4枚のアルバムをリリースしていて、国内外の良質なレーベルのコンピレーションに参加しています。
これまでiro,pod,ISOLAなどでのレジデントを経て、大阪のテクノパーティーBrilliant*でプレイするテクノDJ。重過ぎず軽過ぎないミニマルなリズム打ちと安定したロングミックスを軸に、硬軟バランス良く織り交ぜるそのグルーヴは独特。
<http://www.nightcruising.jp/ >
<http://www.myspace.com/tatsuyashimada>
2006年より活動を開始。
PCソフトウェアを用いて構成されたエレクトロニカセットから、アナログレコードのみで構成されたテクノセットまで幅広く柔軟にプレイする。 京都club metroでPsysExが主宰する「patchware on demand」、 同じく京都club metroで平日の開催ながら異常な盛り上がりを見せているパーティ 「UNDERMINE」でレギュラー DJとして活動中。 これまでraster-noton、FENNESZ、ツジコノリコ、ovalの京都公演、涼音堂茶舗electronic evening等のイベントにDJとして参加、 数々の主要な電子音楽アーティストとの共演を重ねる。 また、京都を中心に様々な場所で展開されているイベント「night cruising(ナイトクルージング)」を主宰。 日本のエレクトロニカシーンにおける筆頭アーティストやレーベルとの交流に加え、海外アーティストのJAPAN TOUR京都公演の主催、 また地元京都を中心に活動している若手気鋭アーティストのサポートなど、新たなコラボレーションをこれまでのイベントにおいて実現させている。