2012.04.22(Sun)

  • 18:30open 19:00start
  • MOVING Live MOVING 2012 
    Live performance program
  • Live performance

    出演 : 山口崇司×Merzbow a.k.a.秋田昌美※ / 宮永亮×PsysEx※
    / Otograph / 土屋貴史×シグナレス※
    ※ミュージシャンとして参加。

  • 『映像芸術祭 MOVING 2012』
    公式HP:http://www.moving-kyoto.jp/about/
    主催:MOVING実行委員会 (水野勝規、林勇気、宮永亮)
    共同企画:&ART (株式会社フィールド) 
    後援:京都市
  • <映像芸術祭 MOVING 2012関連企画>

それぞれのフィールドで無二の存在感を放つ、ヴィジュアル/サウンド・アーティストたちが、分野を越えてコラボレーションする“MOVING Live”

“MOVING Live”は京都で開催される映像芸術祭“MOVING 2012”のオープニングを飾るライブパフォーマンス・プログラム。当日は“ヴィジュアル×サウンド”をコンセプトとした全4アクトを行う。東京で活動する映像作家土屋貴史と共演するのはシグナレス(ゆーきゃん+池永正二〔あらかじめ決められた恋人たちへ〕)。物語性を秘めた“映像的”な音楽を奏でるシグナレスと、モーション・グラフィックスを用い、無重力を感じさせる映像を描き出す土屋貴史の初コラボレートは必見。今回待望の再共演を果たしたのは京都のエレクトロニカシーンを牽引するPsysExと、主に美術分野において近年目覚しい活躍を見せる映像作家宮永亮。“無機的なポリリズム”と“有機的な映像”という正反対のイメージの重なりが新種のインスピレーションを呼ぶ。“音楽と映像の関係性”を軸にして活動してきたユニットOtographは、視覚と聴覚を高い次元でシンクロさせたパフォーマンスを行う。日本におけるノイズ・ミュージックの金字塔を打ち立て、国際的評価を得ているMerzbowと、d.v.dのメンバーとしても活躍する映像作家/アーティスト山口崇司はライブ初共演。ノイズの滝に打たれるような圧倒的な音楽体験に、アイデアとユーモアの効いた先鋭的な映像が交わり、人跡未踏のビジョンをもたらす。この日4つの新しい聴視覚体験を生み出すMETROは、世界で最もソリッドな場となるだろう。


  • 山口 崇司

    http://www.takashiyamaguchi.com
    1976年京都生まれ。映像作家・アーティスト。プログラミングを絡めた映像、メディアアート、MV、ライブ映像制作等を行い、SIGGRAPH、Ars Electronica他での受賞など、国内外で評価を得る。2006年よりツインドラム+インタラクティブ映像の変則トリオ「d.v.d」を始動。以降、新ユニット「やくしまるえつことd.v.d」や「DE DE MOUSE+Takashi Yamaguchi」などで活動中。主な受賞に「Prix Ars Electronica 08 Digital Musics部門 Honorary Mention」入選(2008)、「六本木クロッシング2007:未来への脈動展 アニエスベーセレクション」入選(2007、森美術館[東京])、「SIGGRAPH 2001 Electronic Theater」入選(2001)など。


  • Merzbow a.k.a.秋田昌美

    http://www.merzbow.net/
    秋田昌美によるヴィーガン・ストレイト・エッジ・ノイズ・プロジェクト。 1980年頃より音楽創作活動を開始。「ノイズ・ミュージック」の代表的アーティストの一人としての国際的評価を得ている。近年は「動物の権利」(アニマルライツ)の観点からヴィーガン(完全菜食主義)を実践、その思想を作品に反映させている。2005年には著書「わたしの菜食生活」(太田出版)を発表、家畜制度全廃を唱えた。「捕鯨反対」「イルカ漁反対」「毛皮反対」「戦争における動物使用反対」「原発反対」等をテーマに作品を制作している。最近の活動としてサウンドインスタレーション「Samidara at ohrenhoch」(2012、ドイツ・ベルリン)、リリースとして「Lop Lop」(2011、CD、Rustblade[イタリア])がある。


  • Otograph

    http://www.otograph.net/
    2004年より井浦崇と大島幸代で作品発表を始める。涼音堂茶舗より1stアルバム『from shine』、2005年に2ndアルバム 『SOUNDS IN MOTION』を日英仏同時リリース。2007年12月PLAYSTATION Networkで配信開始されたPlayStation3用パズルシミュレーション「PixelJunk Monsters」シリーズのBGM・SE制作など。また、インスタレーション作品の制作を行っている。主な個展に「mirror(45.33.28 148.45.14 /20.25.31 136.04.11 /24.26.58 122.56.01 /24.16.59 153.59.11)」(2011、ギャラリーwks[大阪])、webコンテンツ音楽制作の実績として「日産 Zero Emission The Planet Zero」(2011、http://the-planet-zero.com/)がある。


  • 土屋 貴史

    http://www.takafumitsuchiya.com
    スクリーン、モニター、ディスプレイ等のアウトプットをベースに活動する映像作家、ディレクター、アニメーター、デザイナー。世界中のコラボレーターと共に、様々なクライアントークを手がける傍ら、即興によるライブビジュアルの提供やA/Vライブなども精力的に行う。その作品は常に複数の領域を越境した表現に焦点を当てており、主に海外を中心に、これまで数十ヶ国のアートフェスティバルや、ギャラリー、アーティスト、サイトから高い評価を受けている。主な上映に「NOVA」(2010、サンパウロ)、「onedotzero」(2010、ロンドン)、ライブに「Nuit sonore」(2011、リヨン)がある。


  • 宮永 亮

    http://miyanagaakira.tumblr.com/
    京都を拠点に映像作品、インスタレーションを発表するアーティスト。平成23年度京都市芸術文化特別奨励者。ビデオカメラでとらえられた実写映像の断片を素材とし、それらの間にあるイメージの関連性を探りながらミックス、加工を繰り返すという手法を取っている。作品制作のみならず、VJパフォーマンス等を通じて多面的に映像メディアの可能性を探る試みも行っている。主な個展に「scales」(2011、児玉画廊[京都])、「成層圏 vol.5 宮永亮」(2011、gallery αM[東京])、グループ展に「Invisibleness is Visibleness」(2011、Museum of Contemporary Art Taipei[台湾・タイペイ])がある。


  • PsysEx

    http://shrine.jp
    2004年SKETCH SHOW京都公演時の共演をきっかけに細野晴臣氏の目に止まりdaisyworld discs(avex)からメジャーデビュー。その後もインディーズレーベルから国内外問わず作品リリースを続けたり、積極的なライブ活動を経て、高い評価を得ている電子音楽家。主宰している電子音響実験音楽レーベルshrine.jpでは、月刊リリースすることでコンスタント化を徹底。既存の音楽CDの可能性に挑戦している。また、関西を代表する電子音楽パーティpodを主催する。主なリリースに「Polyrhythm_system Exclusive Message」(1st Album、2002、涼音堂茶舗)、「Polyrhythm_system Exclusive Message iii」(2nd Album、2005、daisyworld discs)がある。


  • シグナレス

    http://arakajime.main.jp/signaless/
    シンガー・ソング・ライター「ゆーきゃん」と、エレクトロ・ダブ・ユニット「あらかじめ決められた恋人たちへ」のリーダーである鍵盤ハーモニカ奏者/トラックメイカーの池永正二を中心としたプロジェクト。それぞれのバックボーンであるUSインディ・フォークとダブはもちろん、ジャーマンロック、ニューウェーヴ、ハウス、シューゲイズそしてチルウェイヴといった多様な音楽フォーマットを融合しながら、日本語詩にこだわった真のサイケデリック・ポップを生み出すべく精進中。主なリリースに「NO SIGNAL」(2011、Album、felicity)がある。また映画「ユリ子のアロマ」(2010、吉田浩太監督)のエンディングテーマに「星の唄」が起用された。


前売¥2,500 ドリンク代別途 当日¥2,800 ドリンク代別途
※前売りメール予約→ticket@metro.ne.jpでも受け付けています。
 前日までに、公演日、お名前と枚数を明記してメールして下さい。前売料金で入場頂けます。