音をジャンルで分類することの無力さに気づかせてくれるDJ。
パンクのカオス感やレゲエの精神性さえもエレクトリックダンスミュージックとして表現できる、日本では希少な存在となっている。
その独自性はパー ティーに対するストイックな姿勢から生まれ、「DJであることはもちろんだが、それ以前にその場の一員でありたい」と語る彼は、常にフロアとブースの接点 を探す。現場に音を打ち込み「壁」を壊し、どこにも中心のないネットワークを作る。
その空間全体の自律的な動きを感じとり「発火装置」に点火し、自身もその流れに身を任せる。彼が発するグルーヴとは、実は新たに生まれつつあるコミュニティが、自ら歓びに震えて発する叫びなのである。
Photo by Asami Uchida
90年代後半ヒップホップカルチャーの洗礼を受けDJ活動を開始。
2000年頃には関西地下シーンの重要クルーのひとつであった『Do-hyo orizin』に参加。
HalとのツインDjユニット、「pwu+hal」や「halptribe」名義でリリースした数本のmix「土俵magazine」が各地で高い評価を得る。
現在では、ハウス、ブレイクビーツ、ベース、アンビエント等を交えた自由な選曲で京阪神の地上地下屋内外大小を問わない様々なパーティーでプレイ中。
20世紀末より活動を開始。
文脈ではなく感覚でグルーヴを組み上げる独特のスタイルで不定期開催asylum等で暗躍中
Quido a.k.a. DJ 拓馬としてOILWORKSからMIXCD "Acid Tape" 等、数々のMIXCDをリリースし、その音楽性をいかんなく発揮。関西を中心にアンダーグラウンドを支える重要人物。
Break Beats / Jazz / Hip Hop / Dub / House...etc、黒くGrooveあるSoundはやさしく、ときに世の中に中指を立てる。
京都、大阪を拠点とし、10数年の間ひたむきにTrackを作り続けドイツの複数のレーベルからEP,コンピレーションをリリース。
その後、スペインの地下テクノレーベルAnalog SolutionsのEduardo De La Calleにより発掘され一味として活動。
2013年6月同レーベルの15番をアナログリリース。