2014.08.09(Sat)

  • 21:00〜
  • UNDERMINE
  • Freestyle Techno&House Sounds

    Guest Live : Hiroshi Watanabe aka Kaito (Kompakt)
    DJ iToy(PsysEx) ~minimal dub liveset (Shrine.jp)
    JOIX (plunk! Recordings / Mannheim)
    Guest ACT :
    Ralph Zuckermann (Lebensfreude Records / Berlin)
    Live : Ryoma Sasaki (Transit Records Kyoto)
    Taiki Masai
    ACT : Koizumi(民族楽器コイズミ)
    Atari
    Koichi
    Vj : akira-o
テクノ/ハウスシーンの真夏の祭典としてすっかり定着した感のある「UNDERMINE真夏編」!今年も、独・ケルンの名門テクノレーベルKOMPAKTに所属する唯一の日本人アーティストHiroshi Watanabeによるプロジェクト[KAITO]、ベルリン・アンダーグラウンドの真の生き証人[Ralph Zuckermann]、エレクトロニック・ダンスミュージックの新たなLIVEの可能性を示す[JOIX]、そして毎年新たなスタイルにチャレンジする関西を代表する電子音楽家PsysExは[DJ iToy]名義で"Minimal Dub Live Set"を披露!そして先日4週間、8ヶ所に渡るドイツDJ/LIVEツアーより帰国したばかりの当夜レジデンツRyoma Sasakiの凱旋LIVEも!

  • HIROSHI WATANABE aka Kaito (Kompakt)

    <http://www.hiroshiwatana.be>
    ドイツ最大のエレクトロニック・レーベルKompakt唯一の日本人アーティストとしてKaito名義の作品を発表する傍ら、ギリシャのKlik Recordsを拠点としても活動を続けるHiroshi Watanabe。2002年にリリースされたKaitoの1stアルバム『Special Life』に収録された「Intension」がFrancois K.のミックスCDに収録されるなど瞬く間に大反響を呼び、10年以上が経過した現在も色褪せることのない名曲として語り継がれている。その後、Kompaktのコンピレーション・アルバム『Total 6』にも収録された表題曲を含む2ndアルバム『Hundred Million Light Years』をリリース。この2枚のアルバムで一躍Kaitoの名は世界中に浸透し、バルセロナの"Sonar Festival"などのビック・イベントでライヴを披露、屈指のパーティー・アニマル達を熱狂の渦に巻き込んだ。Kaitoのオリジナル・アルバムでは常に対になるビートレス・アルバムも制作され、繊細かつ美しい旋律により幅広い音楽ファンに受け入れられている。3rdアルバム『Trust』に対しての『Trust Less』では更にアコースティックな要素も取り入れ、リスニング機能をより高めた作品となった。本名のHiroshi Watanabe名義では自身最大のセールスを記録した1stアルバム『Genesis』に続き、2011年に『Sync Positive』を発表。タイトルが示す通り、リスナーを鼓舞させる渾身の作品としてロング・ヒットとなっている。またリミックスを機に交流を深めてきた曽我部恵一との異色コラボレーション・アルバム『Life, Love』ではメランコリックな音像と歌声が溶け合った叙情的なサウンドで新境地を切り拓いている。1994年からスタートさせたDJ活動は時代の移り変わりと共に2004年にラップトップでのプレイ・スタイルを確立させ、2009年には様々な表現に挑み続けるべくプロフェッショナルDJコントローラー「TR-1」をVestaxと共同開発。後に現場での感覚を経て「TR-1 MKII」へとアップグレードさせている。一方、ニューヨーク在住時代に出会ったグラフィック・デザイナー、北原剛彦とのダウンテンポ・プロジェクトTreadでは、シンプルで柔らかい上音と乾いたビートの融合を絶妙のバランスで確立し、ハウス、テクノ、ヒップ・ホップなどジャンルの壁を越えて多方面から注目を浴びることに。レーベルnormから限定生産された5枚のアルバムと4枚のEPは不変の価値を持つ名盤として知られている。2013年にはKompaktの20周年を記念して制作された二枚組DJミックス『Recontact』をリリース、更にKaito名義としては4年振りとなるアルバム『Until the End of Time』を発表。新生Kaitoとも言える壮大なサウンドスケープが描かれている。


  • Ralph Zuckermann (Lebensfreude Records / Berlin)

    <http://www.soundcloud.com/zuckermann>
    "BERLIN BEAT BOHEMIAN"
    ベルリンが生んだボヘミアン。それが、Zuckermannである。いわば、彼はベルリン・アンダーグラウンド・ハウスやテクノの"荒々しい世界"と"よりよい生活"の相違をものともしなかった。その結果、彼の音楽は、この対局を合わせようという意思のもとに洗練され現実のものとなった。それは、この両者に含む虚無に陥る危険をはらむことでもあった。Zuckermannの音楽的アプローチは、脱構築し、エレクトロニック(ダンス)ミュージックのさらに発展させることにある。それゆえ、彼の音楽は、常に同時代的であり、多くの人の興味をそそる。この手法のために、彼は、一見、似つかわしくないような音楽(クラシック、実験音楽、ジャズ、唱歌、etc…)や音楽とは異なる思想や音、楽曲を形作るための同時代的な概念を用いる。ゆえに、彼のフロア向けの楽曲は、他とは異なった個性的なものとなり、注目をあびている。事実、数多くの著名アーティスト(Troy Pierce, Jesse Rose, Todd Bodine, Taras van de Voorde, Chloe, Miss Jools, Brother's Vibe,Pig & Dan等々)からトップクラスの反応を得ている。本年3月、Lebensfreude Recordsからフルアルバム"Serendipity"がリリースされ、既にリミックス・ワークスが2作品(EP1-Falko Brocksieper, Benjamin Fehr, Stereofysh remix, EP2- Peter Schumann, Florian Schirmacher, Tolga Baklacioglu remix)がリリースされている。ベルリン、クロイツベルクが生んだベルリン・アンダーグラウンドの真の生き証人Ralph Zuckermannの独創的グルーヴと音楽を是非、体験して下さい。


  • JOIX(plunk! Recordings/Mannheim

    <http://www.joix.de>
    15年以上のライブアクトとしてのキャリアを持つJoerg Jochims ことJOIXは、90年代のテクノの新しい音の世界の虜になり、96年、自身の楽曲の製作をスタートさせた。現在まで、活動の拠点を工業都市マンハイムに置いている。90年代 "Der 7. Weg"のメンバーとして活動、キャリアを積み、97年から03年までに、Tresor. BerlinやHarlequins Castleでのフェス、Evosonicといったラジオ局でパフォーマンスを行い、これらの活動は、CDだけでなくヴァイナルでリリースされている。2009年より、JOIXという名のプライベート・スタジオの運営を開始。彼の音楽は、基本的にデトロイト、ベルリン、フランクフルトのエレクトロニック・ミュージックに影響を受けており、彼のDEEPかつエモーショナルなテクノの特徴的な点は、ファットなベースライン、独自の音像、流れて行くかのようなビートにある。彼は、楽曲のほとんどをアナログ・モジュラー・シンセサイザーで製作し、それが彼のサウンドのキーとなっている。また、ライブ機材は、アナログ・サウンド・モジュール、キーボード 、PCから構成されており、このシステムは、クラブに機能的な音楽と同時に実験的な音楽を作り出すことを可能にしている。それは、ライブアクトでありながら、Djのように状況に応じたプログラムに変えていくことを可能にしているということである。近年は、このシステムにディジュリドゥを加え、エレクトロニック・ダンスミュージックの深淵の世界へ人々を導いている。彼の音楽にふれる一番の方法は、ライブを体感することであることは間違いない。


  • DJ iToy(PsysEx) ~minimal dub liveset

    <http://www.shrine.jp/>
    糸魚健一(DJ iToy)
    エレクトロニカファンクネスを再定義しつづける日本におけるマイクロスコピックの雄。PsysEx(サイセクス)名義でのアルバムリリース、コンピレーション作品への参加、リミックス、アーティストのプロデュースや、積極的なライブ活動を経て、国内外で高い評価を得ている電子音楽家。また、グリッチ的要素と変拍子あるいはポリ リズムを融合させる手法を、発展させエクスペリメンタルグルーヴを生むトラックメーカーDJ iToy(ディージェイアイトイ)名義でbeatport、juno download等でリリースを重ねている。更に関わるユニットも多岐にわたり、ノイズユニットavant-gals、ドローンラップトップデュオattic plan、空間系ジャムバンドplan+e等'。電子音楽 パーティpodを主催し、現在の電子音楽シーンにつながる礎を築いた。
    97年発足の電子音響実験音楽レーベルshrine.jpを主宰し、'11‾13年にかけて月刊でCDをリリースし、京都の新鋭アーティストの窓口となった。'14年iTunes Storeを使った新シリーズが始動させ日本の新しい実験音楽の一端を世界に向けて紹介している。そして、「電子文化の茶と禅」をコンセプトに活動する電子音楽レーベル涼音堂 茶舗を星憲一朗氏と共に新たな空間のための音楽、郷土文化との融合を構想ている。今回のUNDERMINEは8月恒例のRyoma Sasakiとの共同企画。今年はミニマルダブ。


  • RYOMA SASAKI (Transit records Kyoto)

    http://soundcloud.com/ryoma-sasaki
    トラックメイカー 90年代初頭より本格的に音楽活動を開始。現在、数多くのイベントで主にLive P.A./Actとして活動中。 これまでにカナダのレーベル・Dirty Worksより、チャートで上位を獲得し、長期にわたってチャート・インするロングラン・ヒットを記録したアルバム"Calling of Amon"をはじめ数作の楽曲をドロップ。2009年よりレコードショップ・Transit Records Kyoto(京都河原町丸太町上ル)を運営。2011年、自身のヴァイナル・レーベルTR-Kyotoをスタートさせ、昨年1月にはレーベルの第2弾ヴァイナル作品として、自身の作品"Transit EP" (Tagtrumer Remix収録)をリリース。2011年より、4年連続でベルリンをはじめドイツでのDJツアーを行い、昨年3月、7月には、テクノ・ミニマル系最高峰クラブのTresor. Berlinに出演した。また昨年10月には、南西ドイツ放送(Sdwestfunk)の番組で特集された。本年6-7月もベルリン、ハンブルグなどでのドイツツアーを敢行し成功をおさめ、さらに精力的に活動を展開している。


¥2,500 inc.1drink