音楽に国境はない!!!
以前、メトロ大學でも緊急上映され、今回緊迫したパレスチナ情勢の中、日本でも改めて注目を集めているドキュメンタリー映画『自由と壁とヒップホップ(Slingshot Hip Hop)』に出演している、史上初のパレスチナ人HIP HOPグループ 「DAM」。「パレスチナの現在<リアル>」を音楽で表現し、自分たちを分かつ様々な壁に立ち向かい続ける彼らのジャパンツアーが、日本の有志による熱意ある呼びかけによりクラウド・ファウンディングが目標金額に到達し、10月に実現する事になりました!
多くの支援者によって実現したジャパンツアーの京都篇『REBELDOM』、第二部はその 「DAM」を迎えたレベルミュージックの夜。彼らは言葉を紡ぐ。占領と貧困、差別により生きる意味を見いだせない若者たちのために。パレスチナ人としての誇りを失いかけている多くの人たちのために。服役中の親を持ち、行き場のない子どもたちの前で夢を語り、社会的な制限や抑圧の多い女性たちに楽曲を提供し、ラッパーとして背中を押す。DAMの音楽は国境、年齢、性別といった壁を越える。
そして、彼らに影響を受けたガザ地区や西岸地区の若者たちもまたヒップホップを志す。自身のおかれた苦難に立ち向かい、本来手にすべき自由を獲得するために。絶望的な状況をヒップホップのリズムに乗せ、歌うことは、これまで麻痺していた感情や思考を再び呼びさます。
過酷な環境で"今"を生きる彼らの、その希望へのメッセージが胸を熱くする。
2000年に占領地で勃発した第2次インティファーダ(イスラエルの支配に抵抗する民衆蜂起)に触発されて制作した「誰がテロリスト?(Who's the terrorist?)」をネット公開したところ、100万回以上のダウンロードを記録し、パレスチナ・ユースカルチャーのカリスマとなった
彼らのメッセージと音楽は、日々世界で起きていながら、私たち日本人の視界に飛び込んでこない、あらゆる惨状への「気づき」を喚起し、日々の生活の見直しを促す。今回のDAMのジャパンツアーを通して、音楽の持つ、根源的なポジティブな力と素晴らしさを体感したい。
フランスの高級紙「ル・モンド」が「新世代のスポークスマン」と呼んで紹介したDAMは、パレスチナ最初のヒップホップ・グループであり、アラビア語ラップの先駆者でもある2パックなどアメリカのHIPHOPアーティストに憧れ、1990年代の後半からグループを結成し、歌い始める。2000年に占領地で勃発した第2次インティファーダ(イスラエルの支配に抵抗する民衆蜂起)に触発されて制作した「誰がテロリスト?(Who's the terrorist?)」をネット公開したところ、たちまち100万回以上のダウンロードを記録し、DAMの名前はまたたく間に中東の若者のあいだに浸透した。彼らは世界各地で公演を行う傍ら、故郷のリッダで、近郊の集落もふくめたアラブ系の若者たちや、イスラエルのパレスチナ人に閉ざされているチャンスや教育を与えるため活動。地域社会におけるリーダーの役割も引き受けている。
【DAMからのメッセージ】
新しい文化を訪ね、新しい世界を探る、絶好の機会を頂けることに感謝します。
僕たちは音楽を通して、自分たちの文化を表現することに最善を尽くします。
なぜなら自分たちのパフォーマンスこそが、あらゆるステレオタイプを打ち砕くことができるからです。今回のジャパンツアーによる文化の交流を通して、それぞれの場所が持つ、美しい側面に気づいて欲しいと思います。その場所を知るいちばんの方法は、その土地に根づいたローカルアートを通してであって、決してハリウッド映画からではないのです。これまで出会った全ての人たちと同様に、日本の皆さんには僕たちのパフォーマンスと世界共通の言語である"音楽"を思いっきり楽しんで欲しいです。
DAM「WHO'S THE TERRORIST?!」
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DAM「Born Here」
人間、59式、沖縄県石垣島生まれ、那覇は曙ゲトー育ち。
幼い頃からギタリストである父親の影響で音楽と隣り合わせの生活を送る。
17歳の頃にラップをスタート。
2006年Libra Records主催による"ULTIMATE MC BATTLE"に沖縄から初出場を果たす。
その後、自主制作音源『STARTING POINT』『生きてる力』を発表。
2009年、仲間と共に「赤土」を結成、破壊と再生を繰り返す。
2013年、自身初のフルアルバム「AKEBONO」を解放!
2014年、EP『Mi far Yu』発売予定。
<http://www.templeats.com/>
<http://sibitt.exblog.jp/>
2003年なのるなもない、onimas、Tarzan、心、ONTODA、DJ440等と共に自主制作による降神1st album「降神」を発表。翌年2004年1月に降神2nd Album「望〜月を亡くした王様」を発表。2005年ファーストソロアルバム 『Heaven's 恋文 ~ヘブンズ・レンブン~』を発表。
在来種の種と詩の種を集め自家採種している。土にまみれた生活を送り日本語表現を極めようと野生動物との葛藤の中で詩作を行う。現在、「一日一造」を心掛け、農学と樹木医を志す傍ら野草の研究や工芸、詩作や小説の執筆活動に勤しむ。国内外の活動で世界中から注目を受ける表現者。
グラフィティライター出身の書道家。二十歳で単身渡米。二十四歳の時、アフリカ最高峰キリマンジャロ山登頂を期に、日本男子の矜恃を深醒、それまでの落書き行為をネクストレベルの芸術表現へと昇華させる事を決意。帰国後、日本見聞修行の名の下、北海道宗谷岬~鹿児島県佐多岬間を徒歩で縦断。その後書道師範学校へ入学し、書道史、書道哲学及び書道芸術を学び、基礎古典の臨書による楷・行・草・篆・隷・仮名の各書体を研鑽し筆技を磨く。特に篆書体に於いて最も才能を開花させ、平成十六年、日本書道学会展特選学会賞を授賞。同年、文部科学省認可の書道師範免許を取得。仏教界とも交流が深く、密教寺院の非常勤淨書師として梵字の修練にも勤しむ。
四国八十八箇所、徒歩逆打ち二十六日結願。
彼の芸術は主にサブカルチャーのアーティストに高く評価され、DJ、ラッパー、トラックメイカー、サーファー、グラフィティライター、刺青師、そしてスケーターからの絶対的支持を得ている。
その特筆すべき要因の一つは、東洋空間芸術である書道の持つシンプルで抽象的な余白の美学と、ストリートカルチャーに根差した斬新で先鋭的なポップセンスを見事に調和させ、書道家として過去に類を見ない、オリジナルのアートフォームを創造し続けている事である。
権威主義にまみれ、伝統に胡座をかいた古い体質から新しい芸術性は生まれない。一方、前衛主義に固執し、立ち戻る原点すら持たない軽薄な芸術表現には普遍性が伴わない。この二つの要諦を絶妙なバランス感覚でクロスオーバーさせることにより、初めて真の芸術表現たり得る姿となる。
現代の書道界に前人未到の地位を確立する彼の書道作品群は、古典に裏付けられた確かな技術と、コンテンポラリーアートの持つ瞬発性の高いポップな発想力に溢れ、温故知新・不易流行の境地が瑞々しく躍動する、ネオクラシックでフューチャーソウルな「フリースタイルカリグラフィアート」であり、そして彼の持つインターナショナルな人間性は、新しい世代の心に真の書道の魅力を響鳴させる「文字のビートメイカー」である。
刃先にまとわり付くドープ。MOTO ACCE×RACY×B-COSMO=STINKY SCIZA
京都B.B RECORDSはBONGBROS所属。リアリズムとアブストラクトがタイトな押韻のもと貴方を独特の世界へと誘う。先日NEW EPのレコーディングを終え、2014初冬に7か12で発売予定。廻せ。
2012年9月5日、インストゥルメンタルを中心とした自身の1st Album 【娑婆囲舞-SURVIVE-】 をリリース。
アルバムリリースに先駆けて公開されたPV 「頭狂JACK feat.輪入道 焚巻」 が、その過激な曲と映像で大変な話題を呼ぶ。
2013年8月22日1st Album【娑婆囲舞-SURVIVE-】にも客演で参加した焚巻と、DJ DAIによるHiphopユニット NewJackSkillzと、限定12Inchアナログ【BLACK SUN】をリリース。
リリースを期に、SP404、KaossPadを駆使したBeat Liveを全国で展開。
2013年11月6日、レーベル初の全国流通作品 RAIZEN 2nd Album 【始動-SIDOU-】を全曲プロヂュース。
リリース前に公開されたTRAILER MOVIEとアルバム収録曲 old clockのMUSIC VIDEOが、芸術的で新しい映像作品として、様々なジャンルの壁を超えた表現者、リスナーから注目を浴びている。
音楽に国境はない!!!
以前、メトロ大學でも緊急上映され、今回緊迫したパレスチナ情勢の中、日本でも改めて注目を集めているドキュメンタリー映画『自由と壁とヒップホップ(Slingshot Hip Hop)』に出演している、史上初のパレスチナ人HIP HOPグループ 「DAM」。「パレスチナの現在<リアル>」を音楽で表現し、自分たちを分かつ様々な壁に立ち向かい続ける彼らのジャパンツアーが、日本の有志による熱意ある呼びかけによりクラウド・ファウンディングが目標金額に到達し、10月に実現する事になりました!今回、そのジャパンツアーの京都篇『REBELDOM』として、二部制でお届け!第一部は、パレスチナのヒップホップ・ムーブメントを取り上げた初めてのドキュメンタリーとして世界中に大きな波紋を投げ掛けたドキュメンタリー映画『自由と壁とヒップホップ』の上映会とトークセッションを。パレスチナの若者たちの音楽による非暴力の抵抗を描いた本作は、昨年12月の日本公開以降、過酷な環境で"今"を生きるパレスチナ人ラップミュージシャンたちが生み出す音楽の切実さ、その希望へのメッセージは、パレスチナから遠く離れた日本の観客に強烈なインパクトを残し、公開時に輸入した映画のサントラや出演ミュージシャンたちのCDはまたたく間に完売。彼らに心を掴まれた、映画ファンの期待の高まりに後押しされる形で今回遂に、映画の主役ともいえる「DAM」のジャパンツアープロジェクトが動き出した経緯がある。
まずはこの映画を観て頂きたいです。
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映画『自由と壁とヒップホップ(Slingshot Hip Hop)』ダイジェスト版
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映画『自由と壁とヒップホップ(Slingshot Hip Hop)』予告編
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<映画「自由と壁とヒップホップ」寄せられた応援コメント>
三宅洋平/(仮)ALBATRUS -----------
ある日、イスラエルのロケット弾が突然やってきて、近所のアパートを粉みじんにする。 そういう荒さんだ日常の中で、パレスチナの若者たちに90年代の米国ヒップホップが強烈に作用したのはよくわかる。 そして彼らは今、アラビア語でラップし始めた。元来、持ち合わせる中東のリズムとメロディ。そして、本家・米国の黒人たちが置かれていたよりも遥かに過酷かもしれない社会環境。どうにもこれは、いま世界で一番ヒップホップなのは中東ラップなんじゃないのか!?。センスいいし、新しい。 最後のほうで、俺は号泣した。「ライブができる」ってことのありがたみに、胸ぐらを引っ掴まれた。ボンヤリと、ただ音楽やってる、全ての寝ぼけたアーティストたちに見てほしい。
桑原茂一/CLUBKING主宰 -----------
「自由と壁とヒップホップ」を浴びて涙が止まらなくなりました。
音楽が好きで好きで救われてここまで生きて来た私にはこの映画の音楽の役割はあまりにも切なかった。 なにもかもが良かった。頼む、見てくれ、見てくれるだけでいいんだ。
いとうせいこう/作家・クリエイター -----------
イスラエル占領下で分離させられ、爆撃され、移動も出来ない中で政治的メッセージをライムするパレスチナ人ラッパーたち。
多くの人が観ることで彼らの身を守れる。そして他人事じゃない。
(Twitterより)
チャックD/ラッパー(パブリック・エナミー)--------------------------
ヒップホップとラップの最高にパワフルで、最高に愛すべきカルチャーがここにある