<http://www.myspace.com/markuspopp>
ドイツはベルリン在住のマーカス・ポップ(Markus Popp)によるソロ・プロジェクト。'90年代中盤、CDの盤面をマジックペンで汚し、わざと音飛びを起すことで得られる音を使う手法やCDを逆回転させて得られたサンプルをデジタル加工して使用したポック・メイキングな実験電子音響作品を世に送り出し、エレクトロニック・ミュージックの新たな可能性を提示して世界中にフォロワーを増殖させた。
「Re:Systemisch」以降長らく活動を停止していたが、2010年「Oh」をThrill Jockeyからリリース。最新作である 2013年リリースの7人の南米の若いシンガーとのコラボレーションアルバム「calidostópia 」は公式サイトで無料配信するなど話題に事欠かない。
<http://www.signaldada.com>
ニューヨーク出身の音楽家、shotahirama(平間翔太)。中原昌也、evala、Ametsubといった音楽家に注目され、VICEをはじめ国内外の様々な雑誌・メディアにて高い評価を得る。これまでに3枚のCDアルバムと2枚のCDシングル、1枚のデジタルアルバムを発表。世界的音楽家であるKangding Ray、Mark Fell、AtomTM、Ikue Mori等のジャパンツアーに出演。2014年に発売されたアルバム『post punk』では「現代におけるポストパンクの在り方」「最高傑作」と評され、今最も注目すべき「新鋭音響家」と呼ばれている。
<http://shrine.jp>
<http://shrine.jp/psysex>
サエレクトロニカファンクネスを再定義しつづける日本におけるマイクロスコピックの雄。PsysEx(サイセクス)名義でのアルバムリリース、コンピレーション作品への参加、リミックス、アーティストのプロデュースや、積極的なライブ活動を経て、国内外で高い評価を得ている電子音楽家。また、グリッチ的要素と変拍子あるいはポリリズムを融合させる手法を、発展させエクスペリメンタルグルーヴを生むトラックメーカーDJ iToy(ディージェイアイトイ)名義でリリースを重ねている。更に関わるユニットも多岐にわたり、ノイズユニットavant-gals、ドローンラップトップデュオattic plan、空間系ジャムバンドplan+e等'。電子音楽パーティpodを主催し、現在の電子音楽シーンにつながる礎を築いた。97年発足の電子音響実験音楽レーベルshrine.jpを主宰し、'11‾13年にかけて月刊でCDをリリースし、京都の新鋭アーティストの窓口となった。'14年iTunes Storeを使った新シリーズが始動させ日本の新しい実験音楽の一端を世界に向けて紹介している。そして、「電子文化の茶と禅」をコンセプトに活動する電子音楽レーベル涼音堂茶舗を星憲一朗氏と共に新たな空間のための音楽、郷土文化との融合を構想ている。。
90年代にCDスキップによる"グリッチ"を生み出し、その後の電子音楽の流れを決定的に変えた伝説のプロジェクト「OVAL(オヴァル)」!ベルリン在住のエレクトロニック実験音響音楽のパイオニア「oval」 こと Markus Poppの4年振りとなる来日公演が京都で実現しました!
エポック・メイキングな実験電子音響作品を世に送り出し、彼の登場後の世界は「オヴァル以降」と形容され、その衝撃は"音楽の価値を変換させた"と言われ、既存の音楽に対してのオルタナティヴで有り続けた方法論は、「誰もがオヴァルになれる」という挑発的コンセプトを掲げて発表されたソフトウェア『oavlprocess』などの革命的な作品に昇華された。その後、自らが生み出したラップトップ・ミュージックの隆盛に嫌気がさし、遂には音楽業界からも引退してしまったマーカス・ポップが、2010年、9年振りとなる2枚組復活作『o』とともに突如シーンへ帰還!自らが第ニのデビュー・アルバムと位置付け「以前とは真逆の方法で音作りをした」と語られた新たな「オヴァル・サウンド」は、聴いてほんの数秒で「新しい」と思える程の独創的な世界で、音楽そのものに挑戦を突きつける不変の姿勢と共にシーンに歓喜を持って迎えられ、復活来日ツアーはここ日本でも大盛況を博した事は記憶に新しい。2014年の現在でも音楽を進化たらしめんとするマーカス・ポップの壮大な実験[oval]、その瞬間に立ち会って下さい!