2004年に製作されたジャン=ジャック・ペリーのドキュメンタリー。彼本人が、自分の人生において影響を受けた人物や共演者について、また音楽制作に対する考え方を語っていく。素晴らしい内容にも関わらず日本では殆ど紹介されていない作品だが、今回特別に許可を得て日本語字幕つきでの上映を行う。
【ジャン=ジャック・ペリーとは】1929年フランス生まれの電子音楽家。電子楽器のデモンストレータとして渡米し、「Perrey & Kingsley」(ペリー&キングスレイ、通称ペリキン)を結成。テープコラージュや電子楽器、モーグシンセサイザーを駆使して、可愛らしく愉快なトラックを制作。「バロックホウダウン」は、ディズニーランドのエレクトリカル・パレードのテーマ曲の原曲に使用されている。
◎Jean-Jacques Perrey - Moogy-Boogy
2014年 日本 78分
監督:大須賀 淳
制作:株式会社スタジオねこやなぎ
出演・撮影協力:荒川 伸(株式会社REON) Unyo303 久次米一弥(天地雅楽) ピノ作(J.M.T Synth)
西田 彩(ゾンビ) Risa 江夏正晃(marimoRECORDS)
サワサキヨシヒロ Durusin yakan MINE Makio Gamasawa Implant4 Studio D.C nu things 電氣蕎麦 Tokyo Festival of Modular ほか
HP:<http://naniwa.modularsynth.jp>
大阪にはもう一つの「シンセカイ」があった!
ツワモノ揃いのミュージシャン、気鋭のシンセ開発者、巨大なマシンを操るシンセ女子、電子音がなり響く蕎麦店、コタツのある楽器店など、2014年の大阪を舞台に展開される、世界でも唯一無二の超個性的なシンセサイザーシーンに体当たりで挑んだ渾身のドキュメンタリー映画。
◎映画『ナニワのシンセ界』予告編
遂に京都でも大規模なモジュラーシンセ・フェスティバルが開催されるなど、今やブームを越えた活況を呈しつつあるシンセサイザーの世界、その火付け役ともなった映画と仕掛人達によるメトロ大學は、ジャン=ジャック・ペリーとナニワのシンセ界のドキュメンタリーシンセ映画2本立て×シンセ座談会!!
1960年代から電子音楽の先駆者の一人として活躍し、たくさんの愉快で可愛らしい音楽を生み出したフランス出身の電子音楽家・ジャン=ジャック・ペリー。電子ポップ音楽ユニット、ペリー&キングスレイの一員としても有名な彼の生誕80周年を記念して制作されたドキュメンタリー映画「Life, Laughter & Loops」。
そして2014年、新旧のシンセサイザーを駆使し、関西特有のディープな感覚で個性豊かに自由奔放な活動を繰り広げている関西の現代アーティスト達を描いた「ナニワのシンセ界」。この時空を跨いだ2つのシンセサイザーを巡るドキュメンタリー映画2本立てでお送りするシンセ映画企画第一弾です。
更に、映画「ナニワのシンセ界」の大須賀淳監督、そして「Life, Laughter & Loops」の日本語字幕を担当し自身でも先鋭的なアーティスト活動を繰り広げるCraftwifeを招き、「ナニワのシンセ界」にも出演している巷で話題の「シンセ温泉」を主催するサワサキヨシヒロ、西田彩ゾンビ、「大阪モジュラーシンセフェス」主催のUnyo303らによるモジュラー実機の実演とボケ・ツッコミ混じりのナニワのシンセトークを同時開催します!