1969年から現在まで、サイケデリックロックバンドGURU GURUを率いてクラウトロックのオリジネイターとして活動。GURU GURU結成以前はフリージャズの世界にて、スイスで最初のインプロヴィゼイション・グループとしてヨーロッパ各地で注目されたアレクサンダー・フォン・シュリッヘンバッハのグローブ・ユニティ・オーケストラやイレーネ・シュヴァイツァー・トリオ等で活動。またGURU GURUと並行して様々な音楽活動を展開、バリ島に赴き現地のガムランとのセッションを作品化する等、ボーダーレスに活動展開する「ドラム魔人」。
日本のギター奏者/作曲家。MANDOGは、ギタリスト・宮下敬一のソロの名称であり、宮下を中心とするグループでもある。ギタリストとしてのMANDOGのパフォーマンスは有機的/動的である。R&R、カントリー、R&B、ブルース、ジャズ、アバンギャルド・ミュージック、民族音楽、ジャーマン・ロック、ミニマル・ミュージック、、、それらすべてが彼自身のスタイルを築く手助けをした。多くの場合、MANDOGのパフォーマンスはインスタント・コンポージングと呼ばれるユニークな方法に基づく。その手法により、まさしくその瞬間に音を 使ってアトモスフィアを形成し、流れを変える。 2001年以来、25タイトルを超えるCDとLPをリリースし、日本国内だけではなくアジアと西欧諸国で の演奏活動も行っている。ドイツ前衛ロック・グループ「CAN」に在籍していたダモ鈴木や「GURU GURU」のマニ・ノイマイヤーとの親交も深く、国内外で幾度となく共演を行っている。
1986年から2001年まで「BOREDOMS」に参加。以後、「ROVO」「羅針盤」「想い出波止場」「PARA」「MOST」「TEEM」「ya-to-i」「NOVO-TONO」「CHAOS JOCKEY」他、多数のバンド/ユニットやソロワーク、内外の音楽家とのセッション等で、プレイヤー/ソングライター/コンポーザー/プロデューサーとして、ワールドワイドに活動を展開。代表作に「Crown Of Fuzzy Groove」(ソロ作)、「SOUL DISCHARGE 99」(BOREDOMS)、「ソングライン」(羅針盤)、「水中JOE」(想い出波止場)、「FLAGE」(ROVO)、「幸福のすみか」(山本精一&PHEW)、「X-GAME」(PARA)、「MOST」(MOST)、「ラプソディア」(歌物ソロ)等がある。また、映画音楽では、湯浅政明監督のアニメーション「マインド・ゲーム」(2004年)、三池崇史監督の「殺し屋1」(2001年)、矢口史靖監督の「アドレナリンドライブ」(1999年)等を手がけている。エッセイストとしても様々な媒体に寄稿し、1999年には随想妄想小説シリーズ「ギンガ」、2009年に「ゆん」、2014年に「イマユラ」を出版。さらに画家、写真家としての活動も行っており、個展や主に自作のアートワークにおいて定期的に作品を発表している。Valentine』をリリース。
鈴木創士(EP-4, keybord)とユンツボタジ(EP-4, percussion)が中心となる、EP-4本隊とは別働隊ユニット。毎回、様々なゲスト・ミュージシャンが加わり、ライブ即興による、微妙な差異の、たがのはずれた同一性の構成主義とも言うべき音の異境を捏造する。今回は、チルドレンクーデターのホソイヒサト(bass)とA.C.E.の安井麻人(electronics & synthesizer)、新たに裸賊の大川透(voice)がヴォーカルに加わっての新編成。崩壊と構築を繰り返しながら、流動的で変幻自在の展開を見せる。
今年も春と共にマニさんがやってくる!
ジャーマン・ロック史に於けるサイケデリック・オリジネーター「Guru Guru」のドラム魔人にして、75歳の現在も精力的に活動するドラム王「マニ・ノイマイヤー」が、「MANDOG」こと宮下敬一との最新スタジオ録音のダブルCD『こだまショック』をリリース!サイケデリック、エクスペリメンタル、トランス、電子音、テープエコーマシーン...、この2人のデュオだからこそ生まれ出ずる強烈GROOVE!今宵はその丁々発止のプレイから繰り出される変幻自在な音世界へいざ!そして、近年も縦横無尽のボーダーレスな活動を展開する驚異の日本最重要ミュージシャン「山本精一」は、伝説のニューウェイヴ・バンドEP-4のオリジナルメンバーにして文学者/作家の「鈴木創士」とのデュオで参戦、更にそのEP-4の鈴木創士とユンツボタジを中心とする別働隊ユニット「EP-4unitP」が、チルドレンクーデターのホソイヒサト、A.C.E.の安井麻人、新たに裸賊の大川透を加えて新編成で登場!