かつてミニマルテクノシーンにおける最重要人物であった Andy Vazは、クラフトワークを生んだドイツのデュッセルドルフ出身。
Akufen等、世界中から才能あるアーティストを集め歴史的名盤を数々残した、“Background Recordings”と、ミニマルを基点にディープハウス路線に急接近した“A Touch Of Class”という二つのレーベルの成功、そして[---](Sound Variation)シリーズに代表される自身のプロダクションで、世界的に不動の名声を博するも、その後流行スタイルと化し蔓延したミニマルサウンドと決別し、2007年ケルンに拠点を移し新しく“Yore Records”をスタートさせた。
デトロイト・シカゴの古き良きハウス・テクノサウンドに焦点を当て、持ち前のバイタリティと深い経験値を武器に、Rick Wade、Alton Miller、Terrence、Dixon、Xtrak等のオリジネーターを中心に、Dubbyman、Kez YM、Marcello Napoletano、といった世界に散らばるポストデトロイトの旗手も加え、良質な作品を続々リリース。短期間でレーベルに対する絶大な信頼を獲得。一方自身もPatrice Scottとの”Sprit EP”、Alton MillerをVocalに起用した”Different Hours Revisited”、Trus’Me等、豪華リミキサー陣を起用した”Different Times/You Got remixes”、インドツアー後にリリースされた”Shadow City”などの話題盤をコンスタントにリリースし、スマッシュヒットを飛ばした。
その独創的なサウンドは10年に渡る活発なライブ活動に裏打ちされたダンス・マテリアル。Andyは数え切れないほどのクラブやフェスティバルでのライブアクトを経て、国際的に高い評価を獲得し、現在も常に世界各地からのブッキングが絶えることはない。ベルリンの世界最高峰ハウスクラブ、パノラマバーで開催された“Yore label night”、南アメリカ、インドツアーなども大成功に修め、2016年4年ぶりのフルアルバム「House Warming」をリリース。今後の活躍から目が離せない。
ANDY VAZ WEB SITE : http://andy-vaz.de/
LABEL YORE : http://www.yore-records.com/
“もし今と違った世界、テニスが例えば宇宙時代の労働者のスポーツになったなら、彼らの音楽は試合の後にクラブハウスで鳴り響く”
Zink Tonsurはドイツのフランクフルトを拠点として活動している。パフォーマンスデェオ『Les Trucs』のメンバーでテープレーベルの『MMODEMM』の共同創立者であり、プログレッシヴ、ライブラリーミュージック、ダーティーハウス、そして全仏オープン(!?)の世界をアナログ機材を駆使した実験的演奏によって横断し続けている。
If the world would be a different one and tennis a cosmoproletarian form of sport, this would be the music playing in the clubhouse, after the match.
Zink Tonsur, one half of the Frankfurt / Germany based performance duo Les Trucs and co founder of the tapelabel MMODEMM performs sonic experiments on his analogue
gadgetry somewhere between prog , library , dirty housemusic and the french open.