2016.10.01(Sat)

ニュイ・ブランシュ KYOTO 2016~パリ白夜祭への架け橋~
-現代アートと過ごす夜-

「ニュイ・ブランシュ(白夜祭)」は、パリ市が毎秋行う一夜限りの現代アートの祭典です。パリの姉妹都市・京都では、今年も日仏の現代アートを楽しめる「ニュイ・ブランシュ KYOTO」を市内各所で開催。パフォーマンスや展示、プロジェクション・マッピングなど、多彩なプログラムを夜間、無料でご覧いただけます。「現代アート×伝統工芸」をDNAとして継承しつつ、今年のニュイ・ブランシュがテーマとするのは「デザイン」。さらに、開催6年目にして初めて、パリのニュイ・ブランシュと連携したプログラムなども二条城を中心にお届けします。

そして今年も京都メトロではアフターパーティーが開催決定!伝説的テクノデュオ"Porter Ricks"のメンバーであり、ビデオインスタレーション、パフォーマンス、サウンドアート、フォトグラフィー、ラジオ・アート、ネット・アートなどの幅広い領域で、音と画像の境界を行き来する活動を展開している「Thomas Köner」を始め、日本を代表する電子音楽家「AOKI takamasa」、新世代クリエイターとして音楽面だけでなくカルチャー面からも話題を集める時代の寵児「Seiho」、「Metome」、関西電子音楽界の重鎮「Ken'ichi Itoi」ら、世界を股に掛け新しい音楽を発信するアーティスト達によるパフォーマンスの豪華競演!

ニュイ・ブランシュKYOTOでしか体験できない、夜のアート散策とナイトパーティーをお楽しみに!!



  • Thomas Köner トーマス・ケーナー

    トーマス・ケーナー(1965年生れ)はアーネム(オランダ)で電子音楽を学んだ後、現在はボッフムを拠点に、フリーランスの作曲家、ラジオプロデューサー、メディアアーティストとして活動している。また、テクノデュオPorter Ricksでも活躍。ビデオインスタレーション、パフォーマンス、サウンドアート、フォトグラフィー、ラジオ・アート、ネット・アートなどの幅広い領域で、音と画像の境界を行き来する活動を展開している。

    ケーナ-の作品は世界各地の数々の個展、グループ展において紹介され、また、カールスルーエのアート・アンド・メディアセンター(ZKM)や、パリのポンピドゥー・センター、バーゼルのハウス・オブ・エレクトロニック・アーツ(HeK)、サンチアゴ(チリ)のムセオ・ナシオナル・デ・ベラス・アルテス(国立美術館)など、公立美術館・博物館のコレクションにも加えられている。数多くの作品をCDで発表する傍ら、西部ドイツ放送(WDR)のサウンドアート・スタジオや、ラジオ・フランス等の委嘱作品も手掛けている。多数の受賞歴を持ち、最近では2009年のオーバーハウゼン国際短編映画祭におけるMuViアワードを受賞したほか、ナム・ジュン・パイク・アワード2012にもノミネートされた。


  • AOKI Takamasa

    <http://www.aokitakamasa.com/>

    1976年生まれ、大阪府出身。自身にとってのファースト・アルバム「SILICOM」をリリースして以来、自らの方法論を常に冷静に見つめ続け、独自の音楽表現の領域を力強く押し拡げる気鋭のアーティスト。2004年~2011年はヨーロッパに拠点に制作活動、世界各国でのライブ活動を行い、国際的に非常に高い評価を受けている。2011年に帰国し、現在は大阪在住。これまでに国内外の人気レーベルからのソロ作品や、過去には高木正勝とのユニットSILICOM、Tujiko Norikoとのコラボレーション・アルバムもリリース。音楽活動の他、写真家としても精力的に活動中。2013年よりグラフィックデザイナーMAAとのハイブリッドデザインプロジェクト 『A.M.』を始動。


  • Seiho

    <http://seihooo.com>

    アシッドジャズが鳴りまくっていた大阪の寿司屋の長男にして、2013年、中田ヤスタカらと並びMTV注目のプロデューサー7人に選出され、SonarSound Tokyoに国内アーティストとしては初の2年連続出演(2012/2013年)を果たす。他にもMount Kimbie、2 Many DJ's、Capital Cities、Disclosure、Flying Lotusらの日本ツアー・オープニングまたは共演、そして同郷Avec AvecとのポップデュオSugar's Campaignでも注目度↑↑↑のビートメイカー兼DJ兼プロデューサー。自身が主催するレーベルより1stアルバム『Mercury』(2012)、2ndアルバム『Abstraktsex』(2013)をリリース。2014年2月にはブルックリン拠点Obey City(LuckyMe)とのスプリットEP『Shochu Sounds』を〈Perfect Touch〉よりリリースしている。またLes Sins(Toro Y Moi)、YUKI、矢野顕子、Ryan Hemsworth、LoFiFNK、東京女子流、パスピエ、さらうんど、KLOOZ、三浦大知などをはじめとする他アーティストへのプロデュースやリミックス・ワークほか、CM音楽やTV番組のサウンド・プロデュースなども多く手掛けている。2016年3月にUSツアー(SXSWやLOW END THEORY含む)、5月に米レーベルより約3年ぶりとなる最新アルバムをリリースする。


  • Ken'ichi Itoi (shrine.jp/MYTH)

    <http://www.shrine.jp>
    PsysEx(サイセクス)名義でポリリズムをテーマにアルバム6作品、12インチ3作品、カセット1作品をリリースしてきた。1997年発足京都発アドバンスドレーベルshrine.jp(シュラインドットジェイピー)を主宰。


  • Metome

    <https://soundcloud.com/metome>

    大阪府出身のTakahiro Uchiboriによるソロ・プロジェクト。IM、Innit、Life Force、Bondaid、BRDG、DOMMUNEなど大阪を拠点に活動。これまでに2枚のフル・アルバムを発表、現在は新しいアルバムを制作中。


  • YSÉE

     


  • Reynold

     


  • HAL (collect.apply)

    1996年、自身のレコードレーベルClearの日本ツアーで竹村延和とDJをするため初来日。ClearレーベルからはMatthew Herbert, Morgan Geist, Kirk Degiorgio, Global Communication, Plaid, Autechre, Mike Paradinasや、日本人アーティストReflectionなどがリリースされている。ハルはClearからリリースされる全てのジャケットをデザインしながら、 Carl CraigのTalkin' LoudのInnerzone Orchestra, Tek9, IG Culture, Bebel Gilberto,Alex Attias, 福富幸宏など他のアーティスト達のデザインも担当する。在京9年になり、現在はデザイナーそして京都造形芸術大学にてコミュニケーションデザイン科講師として活躍中。


  • Rem kina

    <http://www.alexandremaubert.com>
    フランス出身。映像制作、ヴィジュアルアーティスト。アルル国立高等写真美術大学、ル・フレノア国立現代美術リサーチプログラムを主席で卒業した後、ヴィラ九条山 (2012年)と東京ワンダーサイト(2013年)にレジデンスアーティストとして滞在。彼の作品は世界中の多くのアートセンター、ギャラリーやフェスティバルで発表されて. Founding Member of Granulr Agency,MORI YU GALLERY KYOTO/TOKYO(日本), SEE STUDIO GALLERY (PARIS) で作品を発表している。


  • Masahiko Takeda (Récit / MYTH)

    <http://www.recit-rec.com>

    京都を拠点に活動する電子音楽家/DJ。 電子音楽バンドVelveljinのメンバー。 フィールドレコーディングやミニマリズムの要素を用い楽曲制作を行うとともに、 ミニマルなハウス・ミュージックをフォーマットにDJ活動を展開している。


入場無料(ドリンク代別途500円要)