<http://www.markuspopp.me>
<http://www.uovooo.com>
ドイツはベルリン在住のオヴァル(OVAL)ことマーカス・ポップ(markus popp)は、現在でも世界的に高い評価を得ている2枚のアルバム、1994年の『Systemisch』、1995年の『94diskont.』(Pitchforkが「Top 100 Albums of the 1990s」の47位、「The 50 Best Ambient Albums of All Time」の7位に選出)で、’90年代後半の“エレクトロニカ”ムーヴメントを牽引し、「グリッチ」や「クリックス&カッツ」サウンドの先駆者となった。1997年にはクリストフ・シャルル(現、武蔵野美術大学教授)との共演盤『dok』、1999年には誰でもオヴァルになれるというソフトウェアと同名のアルバム『ovalprocess』、2001年にエクストリームかつノイジーな『ovalcommers』を発表。2003年にエリコ・トヨダとのユニット、soの1stアルバムを発表後、リリースが途絶える。2010年にはヴァーチャルな「バンド・ミュージック」に挑んだEP『Oh』と2枚組アルバム『o』を米Thrill Jockeyより発表し、活動を再会。2011年にはNYブルックリン出身のブラック・メタル・バンド、LITURGYとのスプリットEPをリリース。2012年にはアーカイヴ的なCDとDVD-ROMの2枚組アルバム『OvalDNA』(フランスのQwartz Electronic Music Awardsを受賞)、2013年には南米のミュージシャンとの2枚のコラボレーション・アルバム(フリー・ダウンロードでリリースされた『Calidostópia!』とLP & 配信のみの『VOA』)を発表。2015年末には『o』収録の「Ah!」のミュージック・ヴィデオ以来、何度もダッグを組んできた映像作家、Darko Dragičević が監督したショート・フィルム『Retina』のオリジナル・スコアを配信限定でリリースしている。2016年には、マーカス自身のレーベル、UOVOOOをスタートし、第一弾として、フランス人女性アーティストのMeiのアルバム『Partura』を配信オンリーでリリース、第二弾が本作『ポップ』になる。
<http://www.shrine.jp>
PsysEx(サイセクス)名義でポリリズムをテーマにアルバム6作品、12インチ3作品、カセット1作品をリリースしてきた。1997年発足京都発アドバンスドレーベルshrine.jp(シュラインドットジェイピー)を主宰。
90年代にCDスキップによる"グリッチ"を生み出し、エレクトロニック・ミュージックの新たな可能性を提示し続け、その後の電子音楽の流れを決定的に変えた伝説のプロジェクト「OVAL(オヴァル)」ことマーカス・ポップが、70曲以上収録の2枚組アルバムだったにも拘らず、日本でもベストセラーとなった2010年発表の復活作『o』以来となる、オヴァルとしてのプロパーな新作アルバム『popp』をリリース!ファンキーでダンサブル、ハウシーでソウルフル、万華鏡のようにカラフルな、破壊力抜群なオヴァル流クラブ・トラックが全編に渡って収録。軽やかで鮮やか、圧倒的に心地よく、オヴァルの作品の中でも最も「ポップ」な作品でありながらも、マーカスが常に挑戦的なイノヴェーターであり続けていることを実証するかのように、緻密かつ複雑なリズムの配置と重合による斬新かつ精密なビートを編み出し、非常に刺激的なサウンドを創り上げている。そして新たな挑戦作を引提げ約2年振りの来日公演が決定!キャリア20年を越えているにも拘らず、常に挑戦的なイノヴェーターであり続けるオヴァルの現在地を会場で是非体験して下さい!