1997年NYのハードコアパンクスの聖地的ライブハウスCBGBにてバンド「Neurosis」のサブユニットで演奏される鉄パイプのディジュリドゥを聞いて、演奏をスタート。2000年初渡豪してオーストラリアをラウンド。この年ディジュリドゥ・マスターDavid Blanasiに出会う。
2001年に北東アーネム・ランドのイダキ・マスター故D. Gurruwiwiに師事。以来2018年まで毎年現地を訪れて師の家にホームステイしながらイダキ作りや葬儀に参加しながら伝統的なイダキ演奏を学ぶ。
次世代のイダキ・マスターと呼ばれていたYothu Yindiの初代イダキ奏者故M. Mununggurrのレッスンを受け、もう一人のイダキ・マスターB. Wunungmurraのイダキ作りに参加、MarakuluクランリーダーのDjambawa Marawiliへのインタビューなど、北東アーネム・ランドの様々なキーパーソンとの交流を深める。
それ以外にもBeswick、Maningrida、Wadeye、Belyuenなど様々なコミュニティを訪れ、カンビ・マスター故N. Jorrockに学び、Wadeyeのマロック奏者William Parmbukからも学ぶなど、多様な現地の様々なスタイルを学び続けている。
ガイジンという立ち位置を生かしてKenbi、Mago/Mako、Mandapul(イダキ)と異なる演奏スタイルを統合的に学び、実践することでそれぞれのスタイルを尊重し深めながらも、アボリジナルの伝統にはないリズムやマウスサウンドを模索した新しいスタイルを追求している。
更新日:2025/01/12