京仏具 「京もの認定工芸士」
佐波理製鳴物神仏具製造
鳴物鋳物師
創業190年あまりの歴史と共に培われた伝統の技術を⽤い、鳴物神仏具という神社仏閣や家庭で使われる⾳の鳴る神具や仏具を専⾨につくってきた国内で数少ない⼯房の鋳物師です。職人歴20年目。
型作りから仕上げまで、⼀つ⼀つ⼿づくりで⾏い、素材は「佐波理(さはり)」という銅と錫の合⾦のみを使⽤。代々受け継ぐ⼯房独⾃の配合率と伝統的な薪を用いた「焼型鋳造」で素材の特性を⽣かし、⼆つとない⾳⾊を⽣み出しています。
2019年には、もっと身近におりんの音色を楽しんでほしいという想いから佐波理製鳴物製品のブランド「LinNe」を立ち上げ、自由な用途で使えるおりんのプロダクトを開発。
その他サウンドアーティストや作曲家へのおりんの提供やコラボレーション、Apple京都でのワークショップの開催など、工房が生み出す音色を発信しています。
更新日:2022/03/07