広島生まれ、ベルリンを拠点に活動するDJ、サウンドアーティスト、コンポーザー。重低音を基調とした彼女のサウンドパフォーマンスは、ドローンやフィールドレコーディングが、電気回路のパチパチというノイズやレコードの断片音と組み合わされている。彼女の実験的なアプローチは、地下のクラブであれ、演劇であれ、ダンスパフォーマンスであれ、常に空間と人々に細心の注意が払われている。振付家のMeg Stuart、演劇監督のJohan Simons、前衛的なテクノレーベルのRasterは、彼女の定期的なクリエイティブ・コラボレーターだ。また、Mieko Suzukiは、Andrea Neumann、Sabine Erkelenzと共に即興トリオ、Contagiousのメンバーであり、2019年にMorphine Recordsからファーストアルバム『Contagious』がリリースされた。2009年以来、彼女はベルリンのOHMギャラリーでArno Raffeinerと一緒に、隔月で開催されている複合的なイベント、Kookooを主催している。
更新日:2022/11/25