Reynold(本名:Sam Rauanet)は、フランス・トゥールーズ生まれのエレクトニック・ミュージック・プロデューサー、DJ、そして多くの楽器を操るマルチ・プレイヤーであり、現在は、ベルリンを拠点に活動している。過去15年以上に渡って、Morris-Audio, Dumb Unit, Treibstoff, Out of Orbit, Persona等々の著名レーベルや自身のレーベル”Trenton Records”から数多くの作品をリリース。そして、ヨーロッパ、アジア、アメリカと世界中をツアーし、Deep House、Techno、Electronica、Soulful Electroにインスパイアされた彼自身のDeep Soundを育んできた。彼は、6歳のときヴァイオリンとクラシック・ギターをはじめ、数年後には、ジャズ・ミュージシャンである父や彼のバンドKigoのメンバーであるJacquesと共にジャム・セッションをはじめるという経歴を持つ。また、Phil StumpfとともにDUPLEX100として活動し、パリのクラブ・Nouveau Casinoでのパーティー”minimal dancin”を8年間にわたって運営した。音楽家・作曲家として精力的に活動している彼は、現在、フランス大使館と協力した”Eurotronics Project”のもとで活動し、フランスのエレクトロニック・ミュージックの文化や作品のノウハウを通じて、ユーラシア大陸の国々、ミュージシャンと交流をはかり、その成果として、2作品が、カザフスタンやベラルーシのミュージシャンの協力のもとTrenton Recordsからリリースされている。その活動はエレクトロニック・ミュージックを前進させ、さらなる地平に向かわせるために継続されている。また彼は、現在のアンダーグラウンドシーンで活躍するStewart Walkerらアーティスト達と共同でライブバンドのプロジェクトにも参加している。日本にも度々来日し、その巧みなDJプレイ、卓越した選曲眼は、常に人々を魅了し続けている。
Reynold (Trenton Rec/Berlin)
更新日:2024/11/02