CLUB METRO EXHIBITION SERIES VOL.1
SPECTER
2022.12.1(Thu) – 12.30(Fri)
32年の歴史を持つCLUB METRO初の企画展「SPECTER」
これまでのべ150万人以上を動員してきた、京都を代表する音楽ヴェニュー CLUB METROにて、5人の美術家・音楽家の作品を展示します。展覧会名「SPECTER(亡霊)」の語根はギリシア語由来のspek-で「見る、観察する」という意味を持っています。闇の中にほのかに見える正体のわからないもの。それが亡霊と思われたのです。本展ではステージにDJやバンド、フロアに踊る人々がいない代わりに、自動演奏楽器やサウンドオブジェが配置され、暗い空間の中でそれらがひとりでに音を鳴らします。一方で現存するクラブでは日本で最も長い歴史を誇る同クラブに蓄積された歴史を視覚化するアプローチを行います。5人の作家による探求を通し、音楽ヴェニューとしてのCLUB METROを再体験・再観察する機会となるでしょう。
アーティスト:
木藤純子、日野浩志郎 + 白石晃一、藤田クレア、毛利桂、八木良太
展覧会 開催日時:
2022年12月1日(木)〜12月30日(金) 13:00~18:00
※開催日時の詳細につきましてはフライヤーPDFにも記載してますのでご参照ください。
休館日:12月4日(日)、12月7日(水)、12月11日(日)、12月12日(月)、12月13日(火)、12月14日(水)、12月18日(日)、12月19日(月)、12月26日(月)、12月27日(火)
※12月3日(土)、12月25日(日)、12月30日(金)はライブ開催日のため展示はご覧になることができません。
会場:
CLUB METRO
〒606-8396 京都市左京区川端丸太町下ル下堤町82恵美須ビルB1F(京阪神宮丸太町駅2番出口)
TEL 075-752-4765
URL https://www.metro.ne.jp/
展覧会 入場料:
1000円(ドリンク代別途)|高校生以下無料
お問合せ:
CLUB METRO|info@metro.ne.jp
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【関連ライブ企画】
<001: OPENING LIVE>
12.3 SAT|OPEN 14:30|START 15:00
出演者:OlaYshi(OLAibi + YPY + UNBE)、 DODDODO + 山内弘太、 7FO
料金:前売2,400円(ドリンク代別途)|当日2,900円(ドリンク代別途)|高校生以下無料
https://www.metro.ne.jp/schedule/221203e/
<002>
12.25 SUN|OPEN 18:00|START 18:30
出演者:江崎將史 + 米子匡司、 毛利桂、 八木良太 + KND
料金:前売2,400円(ドリンク代別途)|当日2,900円(ドリンク代別途)|高校生以下無料
https://www.metro.ne.jp/schedule/221225e/
<003: CLOSING LIVE>
12.30 FRI|OPEN 14:30|START 15:00
出演者:YPY + 鼓童(中込健太、 住吉佑太) + 石原只寛、 空間現代
料金:前売3,400円(ドリンク代別途)|当日3,900円(ドリンク代別途)|高校生以下無
https://www.metro.ne.jp/schedule/221230e/
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【プロフィール】
◎ 木藤純子|Junko Kido(美術家)
1976年生まれ。 空間との対話、 場所性を読み解いていくというプロセスのもと、「 その場所でしか成立 しない作品」 として構想されたインスタレーションを発表。 主な個展に「 Winter Bloom 」( 入善町下山 芸術の森発電所美術館、 2018)、 グループ展に「 世界制作の方法 」 (国立国際美術館、 2011) がある。
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◎ 日野浩志郎|Koshiro Hino|音楽家/作曲家 1985年生まれ、 島根県出身。 現在は大阪を拠点に活動。 複数拍子を組み合わせた作曲などをバンド 編成で試みる「 goat」や、 電子音楽ソロプロジェクト「 YPY」 をはじめ、 舞台作品「 GEIST」 の作曲演 出、 太鼓芸能集団 鼓童とコラボレートした音楽映画「 戦慄せしめよ/Shiver」( 2021年公開、豊田利晃 監督)など。
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◎ 白石晃一|Koichi Shiraishi|美術家 1980年生まれ。 金属造形やデジタルファブリケーションの技術を使い機械やコンピューターを組み込 んだ彫刻を制作、 自身でパフォーマンスを行ったり、 観客参加型のイベントを仕掛け、 公共空間を中 心に発表を行う。 ファブラボ北加賀屋(2013~)を共同設立。 主なグループ展に「 平成美術:うたかた と瓦礫デブリ 1989‒2019」(2021) がある。
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◎ 藤田クレア|Claire Fujita|美術家 1991年生まれ。 動力的な装置と有機物を組み合わせ、 自身が生きる社会構造の中で、 あるいは私的な 人間関係の中で直面する問題や葛藤に根ざした作品を制作する。 主な個展に「 ふとうめい な 繋がり」 (資生堂ギャラリー、 2020)、 グループ展に「 SOUND & ART展」( アーツ千代田3331、2021)がある。
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◎ 毛利桂|Katsura Mouri|実験ターンテーブリスト/サウンドアーティスト 1998年よりターンテーブリストとして京都を拠点に活動。ターンテーブルを楽器として扱いハムノイズ を増幅させた音で演奏する。 近年は自身の演奏する音を視覚化した立体作品や映像作品も発表して いる。 海外での演奏活動も多く、 REFLUX(ベルリン、 2022)、 Audiograf(t オックスフォード、2017)、 LUFF( ローザンヌ、 2015) 等のフェスティバルに招待されている。
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◎ 八木良太|Lyota Yagi|メディアアーティスト 1980年生まれ。 見たいものしか見ない・聞きたいことしか聞かないといった、 我々の制限的な知覚シス テムあるいは態度に対する批判的思考をベースに作品制作を行う。 主な個展に「サイエンス/フィク ション」神奈川県民ホールギャラリー、2014)、グループ展に「Soundtracks」(サンフランシスコ近代美術館、2017)などがある。
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プロデューサー:中本真⽣(UNGLOBAL STUDIO KYOTO)
ディレクター:⽯川琢也、⼭本佳奈⼦
アドバイザー:佐藤守弘(同志社⼤学⽂学部教授)
アートディレクション、デザイン:⾒増勇介(ym design)
メインビジュアル:⽊藤純⼦《Floating time》(2022)
メインビジュアル撮影:井上嘉和
記録撮影(写真):井上嘉和、岡安いつ美
記録撮影(映像):⽯⽥祥太郎
協⼒:株式会社 恵美須建設、⼀般財団法⼈NISSHA財団
⽂化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業
主催:Club Metro Archive Project Executive Committee