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(金)
『SPECTER』関連ライブ企画<003: CLOSING LIVE>
出演:
YPY + 鼓童(中込健太、 住吉佑太)+ 石原只寛
空間現代
初共演&一夜限りのスペシャルコラボレーション!YPY×鼓童×石原只寛。さらに、空間現代の出演!文化芸術のこれからを担う超強力な二組による企画展クロージングイベント!
CLUB METROオープンから32年にして初の企画展『SPECTER』、今回はその会期中に、出展作家以外の⾳楽家も招聘し、3つのライブを開催。その最終日となる<LIVE:003>では、今回の出展作家の一人日野浩志郎のプロジェクトYPYと、佐渡島を拠点に世界へ日本芸能を発信し続ける太鼓芸能集団「鼓童」の中込健太、住吉佑太、さらにサックス奏者 石原只寛の4名によるスペシャルなコラボレーションが実現!さらに京都拠点にライブハウス「外」の展開や、グラフィックデザイナー三重野龍とのコラボレーションなど先鋭的な活動を続ける空間現代も出演。この前例なき企画展のクロージングをお見逃しなく!
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みどころ
「戦慄せしめよ」のコラボ再び
SPECTER出展作家である日野浩志郎のプロジェクトYPYが延べ1ヶ月に及ぶ鼓童村での滞在制作で完成させた楽曲群を、鬼才・豊田利晃監督が全編を佐渡島で撮影、映像化した映画 『戦慄せしめよ』。映画の顔とも言える太鼓芸能集団 鼓童より二人の演奏者、中込健太と住吉佑太が今回METROというクラブのステージにて共演を果たす。さらに、日野の盟友でもありサックス奏者、音楽家の石原只寛も共演。
空間現代の出演
上記の特別コラボに相対するのは、京都拠点にライブハウス「外」の展開や、グラフィックデザイナー三重野龍とのコラボレーションなど先鋭的な活動を続ける空間現代。2組のみという妥協なきラインナップで提供する、この一夜限りのスペシャルイベントをぜひお楽しみください。
ARTIST INFO
YPY
YPYは、日野浩志郎によるソロプロジェクト。国内外のアンダーグラウンドミュージシャンのリリースを行うカセットレーベルBirdfriend、コンテンポラリー/ 電子音楽をリリースするレーベルNAKID主宰。 「goat」、「bonanzas」というバンドのプレイヤー兼コンポーザーであり、他にも自身の舞台作品としてクラシック楽器や 電子音を融合させたハイブリッドオーケストラ「Virginal Variations」、多数のスピーカーや移動する演奏者を混じえ た全身聴覚ライブ「GEIST(ガイスト)」の作曲・演出の他、カジワラトシオと東野祥子によって設立されたANTIBODIES collectiveでの活動や、元維新派のメンバーによる新たな舞台「孤独の練習」の音楽担当などを行っている。
2021年には佐渡島の太鼓芸能集団 鼓童と滞在制作を行い書き下ろした90分に及ぶ楽曲群を捉えた映画「戦慄せしめよ/Shiver」(監督:豊田利晃)が公開。これまでEM records、Workshop、WhereToNow?、Nous、Acido、BLACK SMOKER RECORDSなどからリリースしている。
中込健太
生年月日/1985年6月1日
出身地/東京都町田市
2004年研修所入所、2007年よりメンバーとして活動。舞台では主に太鼓を担当。「大太鼓」や「屋台囃子」など力強い太鼓を得意とし、パワフルでエネルギー漲る演奏が魅力。心優しき正統派の太鼓打ち。
舞台出演のかたわら、作曲や舞台演出にも取り組む。また太鼓以外のジャンルとの共演も多く、イラストレーターの黒田征太郎氏、ドラマーの中村達也氏と即興ライブや、作曲家の伊佐治直氏、女優の梶芽衣子氏とのコラボレーション作品を発表。また住吉佑太との前衛的即興打楽器ユニット「ケンタタクユウタタク」では、配信ライブに加えアルバム2作をリリースした。
近年は太鼓の指導にも取り組み、若いメンバーや研修生のほか、オンラインの「鼓童 太鼓の学校」の講師も務めている。
住吉佑太
生年月日/1991年9月4日
出身地/香川県三豊市
小学2年生より和太鼓を始める。2010年研修所入所、2013年よりメンバー。舞台では主に太鼓、笛を担当。軽やかなバチ捌きを得意とする。また「さすらい」、「結」、「巡」、「歩」など、舞台の要となる数々の楽曲を生み出す鼓童のサウンドメーカー。
2018年「巡 -MEGURU-」、鼓童浅草公演『歩』(2021年)を演出。2022年新作「ミチカケ」では音楽監督を担当。
また音源製作にも積極的に取り組み、デジタルアルバム「Alatane」、「KODO TOGETHER」の製作に携わるほか、中込健太との前衛的即興打楽器ユニット「ケンタタクユウタタク」では、ライブ配信のほか、第二弾デジタルアルバムとカセットテープ「NAYUTA」のリリースも発表した。
太鼓音楽のみならず実験音楽やサウンドアートにも興味を持ち、新たな音楽表現の形を模索しつづける、鼓童の舞台のこれからを創りだすキーパーソンの一人である。
鼓童発の実験音楽レーベル「0on(ぜろおん)」主催。
2021年、香川県文化芸術新人賞を受賞。
石原 只寛
サックス奏者として六万体、アウトドアホームレスなどの活動を経て、モジュラーシンセサイザーなどを使用した電子音楽ソロプロジェクトUNBEを始動。プリミティヴでリズミックな愛嬌あるビーツ・エレクトロニカからアンビエント、ドローンミュージックまで様々な音世界を展開中。ライブ活動は日本全国からヨーロッパ数カ国まで国内外を問わず、近年ではYPY(goat)主宰レーベル「Birdfriend」からの作品リリース、EM Recordsから発売された『Bird Cage: Birdfriend Archives』に参加。また、YCAM(山口情報芸術センター)のGEIST公演や山梨で行われたINTERDIFFUSION A tribute to Yoshi Wada の公演ではサックスで参加し、サックス奏者としての活動も継続中。
空間現代
2006年、野口順哉(Gt,Vo)、古谷野慶輔(Ba)、山田英晶(Dr)の3人によって結成。編集・複製・反復・エラー的な発想で制作された楽曲をスリーピースバンドの形態で演奏。これによるねじれ、負荷がもたらすユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。2016年9月、活動の場を東京から京都へ移し、自身の制作および公演の拠点としてライブハウス「外」を左京区・錦林車庫前に開場。先鋭的なアーティスト達とのジャンルを超えた作品制作も積極的に行う。2019年度、京都市芸術文化特別奨励者。
2023年、新作アルバム『Tracks』をリリース。
https://kukangendai.bandcamp.com/album/tracks
http://open.spotify.com/album/39rvQ4akQVEzU9OLprarcv
https://music.apple.com/jp/album/tracks/1681547536/