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(水)

【来日中止】THE OBSERVATORY with Koichi Shimizu w/ KAKUHAN(日野浩志郎、中川裕貴)

OPEN:19:00 | | | |

本公演はTHE OBSERVATORYの来日中止によりキャンセルとなりました。
楽しみにしていた皆様、お申込み頂いていた皆様には誠に申し訳ございません。
何卒ご了承くださいませ。

2023/6/14 - - OPEN:19:00


ARTIST INFO

The Observatory & Koichi Shimizu

2001年の結成以降、The Observatoryはフォーク、エレクトロニカ、実験ロックなど様々なスタイルを吸収し続け、2018年よりCheryl Ong、Dharma、Yuen Chee Waiのトリオ編成になって以降も、独自のスタイルを追求し更なる進化を続けている。彼らは東南アジア実験音楽シーンの中心的存在であり、自身の音楽活動だけでなく、フェスティバルの主催や様々な分野のワークショップ、展示会などを通じて、東南アジアの才能あるアーティストを繋ぎ、世界に紹介しており、そのような彼らの活動は国境や世代を超えた尊敬と支持を得ている。

2022年にリリースされた「DEMON STATE」は、彼らと長年親交のある日本人アーティスト、清水宏一との初の共作アルバムである。清水は長年バンコクを拠点に活動し、アピチャッポン作品のサウンドデザイナーとしても知られる。現在は拠点を日本に移し、音楽制作やライブ活動を行っている。

 

The Observatory is one of those last few bands that can change and become your life. Stuck in Singapore, the wilful outlier of Southeast Asia, this ever-shifting group stubbornly evolves past the 2018 departure of its cofounders—singer-songwriter/guitarist Leslie Low and Vivian Wang, fellow singer and keyboardist—both of whom started The Observatory in 2001 as a space, an idea, a collective of independence. Since then, the current trio has ventured into more improvisational, instrumental, and noise-adjacent territories in an EP with collaborator Haino Keiji.

In DEMON STATE, long-time member Dharma and Cheryl Ong plus Yuen Chee Wai continue The Observatory’s bold partnerships, this time with electronic musician Koichi Shimizu (IMPRINT). Together, they finally reach this long-gestating, total (yet I’m sure temporary), and rhythm-focused, electronic reinvention of The Obs—while briefly nodding to their past. The road is long; DEMON STATE is one pit stop in glorious hell.

KAKUHAN

2022年から活動を開始した日野浩志郎と中川裕貴によるユニット。

日野はgoatやYPYなどの活動の他、レーベルの「NAKID」、「Birdfriend」を主宰している。 中川は即興演奏や舞台音楽、彼の主宰するバンド等での活動を行っているが、日野のシアターピース「 GEIST(2018年~)」や、「Virginal Variations(2016)」、日野とFUJI|||||||||||TAの共同作曲作品「 INTERDIFFUSION A tribute to Yoshi Wada(2021)」等、日野の重要な作曲作品にはほぼ全てと言っ ていいほど参加してきた。このように多くのコラボレーションを重ねてきた2人だが、KAKUHANは特にな にも決めずに録音したデュオの即興録音がきっかけとなり、偶発的に誕生したユニットとなる。 KAKUHANは2人の過去行ってきた音楽性である「電子音楽/弦楽」、「現代音楽/クラブミュージッ ク」、「トラディショナル/コンテンポラリー」、「フィジカル/メタフィジカル」、「作曲/即興」など、様々な異 なる要素が、そのユニット名の通り「攪拌」されている。

電子音とアコースティック楽器の融合、楽器の音を電子化する、電子化された音から何か別のイメージ を想像することは、これまでの実験音楽や現代音楽でも行われてきたが、KAKUHANから聴こえるもの は、それをさらに別のものへと転化させる可能性がある。 2022年、NAKIDからデビューアルバム「Metal Zone」がリリースされた。

 

KAKUHAN is a duo project formed by Koshiro Hino and Yuki Nakagawa in 2022.

Hino is known for his solo project as YPY, and as a leading member of a four piece band goat (JP) , as well as for running record labels NAKID and Birdfriend. Nakagawa, on the other hand, has built his career and reputation through improvisational performances, stage music and leading several bands. He tool part in almost all of Hino’s important compositions such as his theatre piece GEIST (2018-), Virginal Variations (2016) and Hino and FUJI|||||||||||TA’s co-composed piece INTERDIFFUSION A tribute to Yoshi Wada (2021) etc.

While the two have collaborated with each other on many occasions, KAKUHAN was born as a result of an impromptu duo recording, which was made without any particular intentions in mind.

The word KAKUHAN in Japanese means ‘stirring’ of various different elements. It perfectly describes the duo’s musical approach in ways they have stirred the boundaries of ‘electronic/string’, ‘contemporary/club music’, ‘traditional/contemporary’, ‘physical/metaphysical’ and ‘composition/ improvisation.’

The fusion of electronic and acoustic instruments, the digitisation of instrumental sounds, and the reimagining of digitised sounds have been attempted repeatedly in the field of experimental and contemporary music, but what we hear from KAKUHAN has the potential to transform them to the extent they have not reached before.

In 2022, their debut album Metal Zone was released on NAKID.

日野浩志郎|Koshiro Hino

ソロプロジェクトのYPY、国内外のアンダーグラウンドミュージシャンのリリースを行うカセットレーベル「Birdfriend」、コンテンポラリー/電子音楽をリリースするレーベル「NAKID」主宰。「goat」、「bonanzas」というバンドのプレイヤー兼コンポーザーであり、自身の舞台作品としてクラシック楽器や電子音を融合させたハイブリッドオーケストラ「Virginal Variations」、多数のスピーカーや移動する演奏者を混じえた全身聴覚ライブ「GEIST(ガイスト)」の作曲・演出の他、カジワラトシオと東野祥子によって設立されたANTIBODIES collectiveでの活動などを行っている。2021年には佐渡島の太鼓芸能集団鼓童と滞在制作を行い書き下ろした90分に及ぶ楽曲群を捉えた映画「戦慄せしめよ/Shiver」(監督:豊田利晃)が公開。これまでEM records、Workshop、WhereToNow?、Nous、Acido、BLACK SMOKER RECORDSなどからリリースしている。

中川裕貴|Yuki Nakagawa

1986年生まれ、三重/京都在住。作曲、演奏、演出を主にチェロを使用して行う。 チェロを演奏し広い意味での「声」をその楽器から引き出すこと、またチェロに物理的に打撃を与える打楽器的演奏や自作の弓を使用した特殊奏法など駆使し、それらの音から時間の上に様々な状況を創り出す。 音楽以外の表現形式との交流も長く、様々なアーティストのサポートや音楽提供、共同パフォーマンスも継続して行っている。また近年では、ライブ/コンサート活動と並行して、自身がかつて使用し破損したチェロが、改造を施され自動で演奏を行うインスタレーション作品製作にも取り組む。

近年の活動として、「ここでひくことについて(2019)」@京都芸術センター、「アウト、セーフ、フレーム(2020)」@ロームシアター京都サウスホール(ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム“KIPPU”)。サウンドインスタレーション(展示)+パフォーマンス作品として「Autoplay and Autopsy(2021)」@UrBANGUILDなどがある。また2021年よりKoshiro Hinoとのユニット「KAKUHAN」での活動もスタートしている。

https://www.yukinakagawa.info/

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