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22
(日)
Malibu, Ulla, Joyul, 上原菜々恵, Rosa, Kazumichi Komatsu, Shine of Ugly Jewel
ACT:
Malibu(FR)
Ulla(DE/US)
Joyul(KR)
上原菜々恵
Rosa
Kazumichi Komatsu
Shine of Ugly Jewel
展示作家:
大澤一太
小松千倫
協力:
武田真彦
Flyer design:
Shine of Ugly Jewel
Malibu(FR)、Ulla(DE/UK)の初来日公演京都編をCLUB METROで開催いたします。
現代のアンビエントミュージックのイコンであるMalibu、West Mineral Ltdなどからのリリースでエクスペリメンタルミュージックに親密性やマイクロスコピックの新たな側面を導入するUlla、
ソウルから今年春にも来日ツアーを行った音楽家/シンガー/DJのJoyulを招聘し、国内からはエレキギターや声を多重にし独自のアンビエントミュージックを演奏する上原菜々恵を迎え、DJはRosa、Kazumichi Komatsu、Shine of Ugly Jewelの3人が務めます。また、当日は大澤一太、小松千倫によるイベント内限定の二人展「電源」を開催いたします。どうぞお越しください。
*本イベントはArts Aid KYOTO 京都市 連携・協働型文化芸術支援制度による助成を受けて実施されます。
ARTIST INFO
Malibu
アンビエントミュージックと幽玄的音響の間を行き来するフランスのエレクトロニック・ミュージシャン。
柔らかなリバーブ・ヴォーカルとメロディックなコード進行にインスパイアされ続けるMalibuのサウンドは、合成弦や聖歌隊の海のような特異な没入感を与えるものである。
『One Life』はマリブ初のレコードで、2019年11月にJoyful Noise RecordingsとUNO NYCの両レーベルからリリースされた。
その後、2022年にUNO NYCから2nd EP『Palaces of Pity』をリリース。
Ulla
Ullaは現在ベルリンを拠点に活動するアーティスト。 彼女のアルゴリズム的なテクスチャーは、繊細なアンビエントとジャジーエレクトロニックの間を揺さぶり、振動させる。彼女は、Quiet Time、Experiences Ltd、West Mineral Ltd、Motion Ward、Longform Editions などのさまざまなレーベルから音楽をリリースしており、最新のレコードは3XLからの『Foam』だ。 Ullaは、電気音響と実験的なジャズを中心とした作品によって、現在のアンビエントアバンギャルドシーンに不可欠な存在となっている。
Joyul
Joyulはソウルを拠点とするプロデューサー。2021年にアルバム『Earwitness』を韓国の〈Helicopter Records〉とNick Klein主宰の〈PSYCHIC LIBERATION〉からの共同リリース。本作のリミックス集にはアキツユコ、ULLA、LUCY LIYOUらが参加した。フォークやクラシックミュージックの要素を取り込みつつ展開する即興性のあるエレキギターの演奏とノイズフラッドは独特な時間の変調の感覚を聞くものに与えるだろう。
上原菜々恵
上原菜々恵は1999年生まれの音楽家。
どんな系譜も感じさせない、ミステリアスな音楽性と雰囲気をもつ。ポピュラーミュージックのような気配のあるアンビエント音楽が特徴。エレキギターとシンセサイザー、自身の声を主に使用し、カセットテープで録音する制作スタイルをとる。楽曲提供やショー音楽も手掛ける。これまでに「SHIBUYA PARCO 3rd ANNIVERSARY」などでパフォーマンスを披露。只今新作アルバムを製作中。
Kazumichi Komatsu
小松千倫は1992年生まれ、トラックメイカー Madeggとしても知られる。
これまでにFLAU、Angoisseなど様々な国のレーベルよりアルバム、 EPをリリースするが、その表現領域は音楽、映像、インスタレーションと多岐にわたる。
原初的な経験的感覚やイメージを基点としながら、ジャンルによる規定性を迂回するように街や自然、メディアや記憶の内外にある微細な現象や変化を重ね合わせることで、抽象的なイメージが固有のシーケンスへと転化していくかのような作品制作を行っている。
Photo by 竹久直樹
関連展示:「電源」
展示作家
大澤一太
1999年埼玉県熊谷市生まれ、京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)大学院修士課程 美術工芸領域 映像メディア専攻在籍。自らが経験した出来事や他者との関わりから、身体や精神の在り方について反省的に制作を行う。主な展覧会に、個展「花火が打ち上がること、う p すること、それは些細な一事」(engawa KYOTO、京都、2022) 2人展「フーリガン(位置について)」(ギャルリ•オーブ、瓜生山学園京都芸術大学、2023)グループ展「ANTEROOM TRANNSMISSION vol.1 – 変容する社会の肖像」 (Gallery9.5 HOTEL ANTEROOM KYOTO、京都、2021)「現代フォトアートは変成する」 (Masayoshi Suzuki Gallery、愛知、2021) などがある。
小松千倫
1992年高知県生まれ、京都市在住。音楽家、美術家、DJ。2022年、京都市立芸術大学大学院美術研究科メディア・アート専攻博士後期課程修了。これまでに、angoisse (バルセロナ)、BUS editions (ロンドン)、flau (東京)、Manila Institute (ニューヨーク)、psalmus diuersae (サンフランシスコ)、REST NOW! (ミラノ)等、様々なレーベルより複数の名義で膨大な数の音源をリリースしている。また情報環境下における情報とそれに隣した身体の関係、その記憶や伝承の方法について光や歌を用いて制作・研究する。主な展覧会に『FAKEBOOK』(Workstation.、東京、2016)、『Bee Wee』(TALION GALLERY、東京、2020) 、『Standing Ovation | 四肢の向かう先』(旧ホテルニューアカオ、静岡、2021)、『惑星ザムザ Planet Samsa』(牛込神楽坂、東京、2022)、『 Kazumichi Komatsu, Akiyoshi Kitaoka』(522w37、New York、2022)、『Study:大阪関西国際芸術祭2023』(船場エクセルビル、大阪、2023)など。