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20
(金)
DEN-EN
DJ:
JUN INAGAWA
kiong
loct
tui
VIO-SSS
Ætherea
「田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め」というベートーヴェン交響曲第六番、第一楽章のテーマに則り、今回アンダーグラウンドでありながら独自の音感をもち活動するテクノ、エレクトロ、ハイパーポップのアーティストに注目したイベントを始動する。
娯楽が飽和する現代において、純粋に音楽を鑑賞する行為はどこか馴染みないものになっているのではないだろうか。非日常な空間及び音楽が五感を刺激し、皆それぞれが持つ幼少期の開放的な"遊び"の記憶を掘り起こし、思い出や感情にリンクした体験をもたらすだろう。今回のイベントをきっかけとして、箱という劇場に足を運び、心地よい刺激を浴びる。記憶と繋がる。あなただけの"DEN-EN"を見つけてくれたらと切に願う。
ARTIST INFO
Jun Inagawa
イラストレーター / DJ。漫画・アニメへの憧れを胸に抱きつつ日本で生まれ育ったのち、中高生時代をアメリカ・カリフォルニアで過ごす。環境の変化によって生じた孤独な時間の中で自身の美学と向き合い続けたのち、ストリートカルチャーとの出会いを機にイラストレーターとしての才能が開花。以後、ファッションブランドとのコラボレーションなどを重ねたのち2018年に帰国、活動拠点を東京に移す。
2019年にDIESEL ART GALLERYで開催された自身初となる個展「魔法少女DESTROYERS(萌)」では、Jun Inagawaの美学や趣向を鏡映しにしたイマジナリーフレンドでもある”OTAKU HERO”像をビビッドに表現し、以後続く数々のプロジェクトやアニメーション作品などへ多角的に投影していく。
また、2020年代よりそれまで続けていたDJ活動をアートフォームとしてさらに深化させるべく、幼少期から耳にしていたエレクトロやテクノ、レイヴ・ミュージックをジャンルレスに融和させるスタイルに先鋭化。以後、東京のアンダーグラウンドなベニューを中心に各所で毎週数々のギグを繰り広げている。
さらには、2022年以降自身の愛するエレクトロニック・ミュージックを血の通った形で体現すべく、ユニット・Frog 3を結成。マイペースながらも水面下で着々と音楽家としての道も歩み始め、ボーダーレスな活動を加速させていく。
2010年代から2020年代にかけて幾度となく大きな変化の渦に巻き込まれたJun Inagawaは現在、既存の「Jun Inagawa像」を打破し、さらなるクリエイションの可能性を探るべくインディペンデントな精神性に基づく新たな表現を模索中。近日中に複数の大きな発表を控えている。
ワールドワイドなスケールからミクロな美学までを純真さとともに網羅する、クリエイターとしての冒険心に溢れたネオ・ギーク
Kiong
数々のバンドでドラマーとして活動、またトラックメイク・作曲・プロデュースも手がける。
2023年からはDJ活動も再開し、Kiong名義でのリミックスもリリースしている。
tui
関西を中心にdj,vj,オーガナイザーとして活動する。
DJではhyperpopを軸にtechno, trivalを得意とし、groovyな空間を演出する。VJでは抽象的、幾何学的表現を主とした表現を行う。