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(金)
KYOTOGRAPHIE × CLUB LUV+ 2017
【第一部:トーク】
"PHOTOGRAPHIE & LOVE" – ザネレ・ムホリの作品をめぐって
21:30〜22:30
出演:菅野優香 / 山田創平 司会:ブブ・ド・ラ・マドレーヌ
LIVE:座☆Luv posi vaudeville~ザ・ラブポジボードビル~
(薮内美佐子+ブブ+今井健太郎+伊藤存+ノブコたち)
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【第二部:クラブイベント】
"LOVE/SEX/ACTIVISM" @ CLUB LUV+ 2017
23:30〜
内容:トークショウ・ドラァグクイーンレビューショウ・DJタイム
<トークショウ>
イ・ラン+山田創平+金明和(通訳兼)
<ナイトパーティー>
Drag Queen:BuBu de la Madeleine / Melodias / Madame Bonjour JohnJ / sana saiida
LIVE:イ・ラン (from Seoul)
DJ:Takuya Minami / 行松陽介 / C.H.A.R
MC:あかたちかこ
FOOD:Tropic Thunder (ex.voxxn cafe) / StudioFATE
京都が最も美しい春の時期に、京都ならではのロケーションを舞台に、世界各国から選び抜かれた写真で街全体が満たされる日本有数の国際写真フェスティバル『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017』が、今年も4月15日より約4週間に渡って開催されます!そして、今年のKYOTOGRAPHIEのメインテーマである「LOVE」にフォーカスした関連イベントとして『KYOTOGRAPHIE × CLUB LUV+ 2017』をClub METROにて1部2部制で開催!こあの伝説のイベント「CLUB LUV+」が還ってきます!!
第1部のトークでは"PHOTOGRAPHIE & LOVE"と題して、「KYOTOGRAPHIE 2017」の展示作家であり、南アフリカ共和国をベースに活躍するヴィジュアル・アクティヴィスト「ザネレ・ムホリ」の作品を題材に、ブブ・ド・ラ・マドレーヌを司会に迎え、菅野優香(クィア・スタディーズ・映画/視覚文化研究者、同志社大学准教授)と山田創平(社会学者、京都精華大学准教授)が鼎談し、彼女の作品を京都アートシーンの視点から紐解いていきます。
そして第2部からのナイトパーティーでは、1990年代半ばに京都METROでエイズ・セックス・セクシュアリティをテーマにハッピーなパーティーを開催してきた伝説の夜「CLUB LUV+」がKYOTOGRAPHIEにて復活!韓国ソウルからはアーティストのイ・ランを迎えてのライブ&インタビュー、ドラァグクイーンによるレビューショウやTakuya Minami、行松陽介、C.H.A.RによるDJなど盛り沢山な内容でお送りします。Tropic Thunder (ex.voxxn cafe)とStuido FATEによるフード出店も有り!
ARTIST INFO
イ・ラン(이랑)
韓国ソウル生まれのマルチ・アーティスト。シンガー・ソングライター、映像作家、コミック作家と活動は多岐にわたる。2006年、アマチュア増幅器(ヤマガタ・トゥイークスター=ハン・バッのソロ・プロジェクト)の「金字塔」のカバーから音楽活動をスタート。日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、2011年にシングル「よく知らないくせに」でデビュー。翌年にリリースしたアルバム『ヨンヨンスン』が韓国インディー・フォーク・シーンとびきりのニュー・タレントとして大きな注目を浴びる。2016年には長編エッセイの形でセカンド・アルバム『神様ごっこ』を発表し、収録曲の「神様ごっこ」が韓国大衆音楽賞の最優秀フォーク・ソング賞を受賞した。 https://www.facebook.com/LangLee.Seoul
菅野優香
同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科・准教授。専門分野は、映画/視覚文化研究、クィア理論。映画や現代美術におけるジェンダーやセクシュアリティ、人種の表象に大きな関心を寄せ、アイデンティティやコミュニティ、コレクティビティの生成といった問題に取り組んでいる。主要論文に、“Queer Resonance: The stardom of Miwa Akihiro” The Japanese Cinema Book (British Film Institute より近刊)、“Love and Friendship: The Queer Imagination of Japan’s Early Girls’ Culture” (Peter Lang, 2011)、「人種化される欲望——沖縄をめぐる映画的想像力の一考察」『人種神話を解体する』(東京大学出版界、2016年)「クィア・LGBT映画祭試論」『現代思想』43号(2015年)、などがある。
山田創平
社会学者/京都精華大学社会連携センター長・人文学部准教授。名古屋大学大学院修了。博士(文学)。公益財団法人エイズ予防財団リサーチレジデント、独立行政法人国際協力機構アジア地域短期技術協力専門家、MASH大阪副代表、特定非営利活動法人関西エイズ対策協議会副代表理事などを経て2009年より現職。編著書に『たたかう!LGBT&アート・同性パートナーシップからヘイトスピーチまで、人権と表現を考えるために』(法律文化社、2016)、共著書に『ジェンダーと自由-理論、リベラリズム、クィア』(彩流社、2014)などがある。
キムミョンファ 김명화
朝鮮学校で非常勤の美術講師をしながら土偶制作をしたりイラストを描いたりしています。 子供の絵が大好きです。 いつか私も子供のような絵を描けたら良いなと思っています。 JARFO京都画廊 #鶴橋安寧 アンチ・ヘイト・クロニクル(表紙、イラスト担当) http://www.kageshobo.com/main/books/tsuruhashiannei.html
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ BuBu de la Madeleine
1961年大阪生まれ。1991年よりダムタイプで活動しダムタイプのパフォーマンス《S/N》(1994年初演)に出演。その後、ソロまたは国内外のアーティストと共同で、映像、パフォーマンスなどの制作、文章の執筆を行う。同時にHIV/エイズと共に生きる人やセックスワーカー、セクシュアルマイノリティや女性の健康や人権についての市民運動に携わる。
Melodias
69年東京生まれ。京都市立芸術大学大学院絵画研究科修了。93年よりHIV/AIDSをめぐる活動に入る。00年より、ハスラーアキラ名義で、国内外の展覧会に出品。 ANTIFA/NO NUKES/FUCK RACISM
Madame Bonjour JohnJ
1990年より舞台に立つ。日常も晴れ着でうたいつづける未来性器ダンサー /Female Drag Queen。あらゆる境界線を超えたキラキラした世界を願う活動家。1997年より交歓のミックスParty「ジューシィー!」をオーガナイズ。「HUGたいそう」のハグハグ伝導師。 新宿2丁目にあるHIV/エイズのコミュニティセンター「akta」センター長
sana saiida
京都クラブメトロにて毎月開かれるイベント「diamonds are forever」で、2013年にドラァグ・クィーンとしてデビュー。その後も同イベントに出演。現在は関東に拠点を移し活動を展開している。
Takuya Minami
グラフィックデザイナー/アーティスト。成安造形大学准教授。90年代、CLUB LUV+、Diamonds Are Forever、など多くのイベントでDJを務める。2000年以降はSoftpadのメンバーとしてインスタレーション、パフォーマンス、サウンド、デザイン分野などジャンルを超えながらそれぞれのメディアの境界線と接点を探る表現活動を行う。 高谷史郎パフォーマンス作品「La Chambre Claire」「CHROMA」「ST/LL」で、クリエイションメンバーとしてグラフィックデザイン・サウンドを担当。近年はグラフィックデザイナーとして、美術館の広報印刷物や図録、CDジャケットなどのデザインワークに携わる。 主な展覧会、ライブイベント||「バレンシア・ビエンナーレ」(バレンシア、スペイン/2001)、「Le Tribu dell’Arte」(ローマ市立現代美術館、ローマ、イタリア/2001)、「SON/IMAGE」(京都芸術センター、京都/2002)「PlayTime」(京都芸術センター、京都/2004)「sensibilia」(滋賀県立近代美術館、滋賀/2006)、「Sonar 2006」(バルセロナ、スペイン/2006)、「SonarSound Tokyo」(東京/2006)、「メディア・シティ・ソウル 2006」(ソウル市立美術館、韓国/2006)、「EXIT Festival」(Maison des Arts de Créteil、パリ、フランス/2006)、「VIA Festival」(Le Manege、モーブージュ、フランス/2007)、「dual points」(京都芸術センター、京都/2008)、「SonarSound Tokyo—CHROMA Live Concert」(東京/2013)、「phono/graph −sound letters graphics」(dddギャラリー、大阪/2011|Dortmunder U、ドルトムント、ドイツ/2012|名古屋芸術大学、愛知|gggギャラリー、東京/2014|神戸アートビレッジセンター、兵庫/2015)、「out of place」(大覚寺、京都/2015)「物質性-非物質性 デザイン&イノベーション」(京都dddギャラリー、京都/2016)
行松陽介
2008年SPINNUTSとMITSUKI主催KUHIO PANICに飛び入りして以降DJとして活動。naminohana records主催THE NAMINOHANA SPECIALでのKEIHIN、DJ NOBUとの共演を経て親交を深める。2014年春、千葉FUTURE TERRORメインフロアのオープンを務める。2015年、goatのサポートを数多く務め、DOMMUNEにも出演。PAN showcaseではLee GambleとBTOB。Oneohtrix Point Never大阪公演の前座を務める。2016年ZONE UNKNOWNを始動し、Shapednoise、Imaginary Forces、Kamixlo、Aïsha Devi、Palmistry、Endgame、Equiknoxx、Rabitを招聘。Arca大阪公演ではArcaが彼のDJ setの上で歌った。BLACK SMOKERからMIX『Lazy Rouse』を、イギリスのレーベルHoundstoothのA&Rを手掛けるRob BoothによるMIXシリーズElectronic ExplorationsにMIXを、フランスのレーベルLatencyのRINSE RADIOのshowにMIXを、それぞれ提供している。
DJ C.H.A.R
クレズマー(東欧系ユダヤ民謡をルーツに持つ音楽ジャンルのひとつ)に特に造詣が深く、様々なジャンルを縦横無尽に横断するスタイルは正に雑種天国。大阪で行われた「仲良くしようぜパレード」ではサウンド部門を担当し、御堂筋を祝祭の音で埋め尽くした。
あかたちかこ
思春期アドバイザー
大阪生まれ。大学在学中に出会った「エイズ予防」をおもしろい!と思って、そのまま、気がついたらそういうことを仕事にする人になっていた。今は、中学生から大人までを相手に、恋愛やセックスや性病やその周辺について話したり、聞いたりする日々です。時々、保健所で相談屋さんをしたり、大学や児童自立支援施設(教護院の現代版)で教えたりもしています。
Tropic Thunder (ex.voxxn cafe)
“壬生でのvoxxn cafeを経て2017年4月7日木屋町たかせ会館にてスペーシー&トロピカルをイメージしたバーとなり移転&リニューアルオープン!
StudioFATE
雁字搦めな既存のレシピからの逃亡。より安全で愛情のある食の彼方へ。 しれっと日常に入り込みハッとさせる社会活動として俄カリー屋断続中。 空堀の裏路地の複合型アトリエ”StudioFATE”にて、持続可能で創造的な生活提案を実践中。
blog: http://news.fatalbackground.org
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