ロマン優光(DELAY担当)/
掟ポルシェ(VOCAL/ALL INSTRUMENTS/説教担当)
男独自の曲がった価値観の啓蒙と、いにしえの80年代ニューウェイヴサウンドだけが持ついかがわしさの復権を旗印に結成し、80年代エレクトロ・ポップ~無機質なスーサイドスタイルの打ち込み音楽に、「男とは何か」について聞いてもいない客に向かって一方的に説教するという相当強引なパフォーマンスをゴッチャにした唯一無二のライブで注目を集め、ライブ~DJイベントからプロレス興行、お笑い興行、終いにはSONYの新入社員諸君への訓辞まで(!)幅広~くボヤキ中。世の男性諸氏のヘソ下三寸の活性化を促すべく夜のマイクロフォンしごきに余念無く精進している。
'40年、ギニア生まれ。若くしてマンディンカ族の文化の中核をなす打楽器「ジェンベ」の最高のドラマーとなり、'58年のギニア独立後は「ギニア国立舞踏団」のマスター・ドラマーとなり、国家を代表するパーカッション・プレイヤーとして活躍。アフリカの伝統音楽を次世代に伝える貴重な人物として世界中から愛され、尊敬されている。
http://www.axisrecords.com/jp
大胆なほど素早くカットするジェフ・ミルズのDJプレイは、一度聴いたら 忘れられないものである。数多くのフォロワーたちの追従を許さない独創的なそれは、もはやクラブDJというカテゴリーが狭く感じるほどミルズだけがなし得るより大きな意味での表現である。デトロイトテクノの象徴的な存在であり、と同時に、その枠をも越え、知性と行動力で様々な彼独自のコンセプトを発信してきた変革者でもあり続けている。マッド・ マイクとの[UR]において実践したポリティカルなメッセージをダンス・カルチャーに注入すること、逆回転するレコード、X-102名義のプロジェクト等でレコードの溝にメッセージを彫ること、ソロ作品におけるテクノ・ミ二マリズムの確立、完璧にループするだけの8本の溝の入ったソロ作品「サイクル30」、街角でのインタビューを収録しただけの<トゥモロー>レーベル作品、フリッツ・ラングによる古典的な映画作品「メトロポリス」 のサウンドトラックとその上映会、写真展の開催、あるいはまた彼のレーベル<アクシス>が運営するインターネット上での議論、映像へのより新しい 挑戦などなど・・・、極端なまでの冷静さと熱狂を同時に司り、その創造のエネルギーの源泉は尽きる事がない。