マーヴィン・ゲイ、スティーヴィー・ワンダー、ジャクソン5、ダイアナ・ロス &シュプリームスなど、 数え切れない程の有名アーティスト・名曲を世に送り 出した音楽レーベル「モータウン」。 そのレコーディング・バンドがファンク・ブラザースという名だったことはほとんど知られていてない。 しかし、彼らがいなければ、星の数ほどのヒット ・ソングもその美しい輝きを失っていたかもしれない。 すべては彼らから始まったのだ。 1989年のラルフ・J・グリーソン賞を受賞したアラン・スラツキーの著書を 基に、実に14年の製作期間を費やし完成した本作は、そんな偉大なるバックバンドに焦点を当てた音楽ドキュメンタリー。 貴重なインタビューや演奏 シーンなどを織り交ぜながら、ファンク・ブラザース、そして ソウルミュージックの過去・現在・未来を浮き彫りにしている。 全編に名曲が散りばめられ、誰もが必ず一度は聴きいたことのあるメロディ に心躍らせる。 特に、今は亡きメンバーの遺影を掲げながら再結成したファンク・ブラザースをバックに、 ベン・ハーパー、ジョーン・オズボーン、 チャカ・カーン、ブーツィー・コリンズら錚々たるスーパースターが歌うクライマックスのライブシーンは、音楽ファンだったら必ず胸を熱くする素晴らしいシーンだ。
ノーマルなパーカッション類の他、Voice、ドラム缶 、電動グラインダー等を駆使した演奏がウリ。また映像作家としてコンピュータを使ったCGやアニメ作品を手がけるなど、 ヴィジュアル・パフォーマーとしても活躍。 ここ十年は藤井フミヤ氏をサポート中。