● | 日本にしかおこりえない日本人特有の感覚でできるものがおもしろい 長島有里枝(写真家) |
● | キレのよさとキレのわるさのコントラストが絶妙だッ!! 魚喃キリコ(漫画家) |
● | いや~、やばいよ、死ぬほど笑って、神を見た 畠山美由紀(シンガー) |
● | こいつらキースのギター。骨盤ガタガタになるぜ。 室矢憲治”ムロケン”(ソウルフルビート詩人) |
● | 鉄割りはブレーキのない自転車に乗って下り坂でもこぎ続ける、 目の前に急カーブ。あ。そのまま突っ込んだ。 勝井祐二(ROVO,渋さ知らズ) |
● | 毎日毎日大変だと思うよ。彼らは。 ジェフリー・ガトフ(ゲームキャラクターデザイナー) |
● | 人生につまらないときの特効薬です。 中村水絵(リトルモア編集) |
● | 世の中には良い非常識と悪い非常識があり、鉄割は大変良い非常識だと思う。 柴田元幸(翻訳家・大学教授) |
● | 眠たいあなたに捧げる鉄割アルバトロスケットというお薬。 草刈朋子(Scum編集・発行人) |
● | パワーとかエネルギーじゃなくて、力をもらった気がしてスキップした。 矢崎仁司(映画監督) |
『ダライ・ラマの般若心経【劇場版】』は、10万部を超えるベストセラーとなった書籍「ダイ・ラマ ― 死の謎を説く」でコンビを組んだジャーナリストの大谷幸三とカメラマンの菊地和男が、ダライ・ラマの住むインド・ダラムサラを訪れ、日本で特に人気の高いお経「般若心経」について、ダライ・ラマ本人に語ってもらった様子を収めた貴重な映像作品である。
短い経文の中に仏教の深遠な智慧を凝縮させた「般若心経(はんにゃしんぎょう)」は、観音菩薩を主人公とする仏教経典のひとつで、大乗仏教の中心的な思想である“空(くう)”を説いた600巻にものぼる「大般若経」のエッセンスであるとされる。未成仏霊の供養、開運の願い、精神統一などさまざまな目的に使われており、「観音菩薩」の人気が特に高いとされる日本では、老若男女を問わず幅広い層に“写経”が浸透している。また、般若心経を唱えながら四国・八十八箇所巡りをする人々の数は今も年々増加しているという。
チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ法王14世は、1989年にノーベル平和賞を受賞。リチャード・ギア、シャーリー・マクレーン、ジュリア・ロバーツ、スティーブン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、スティーヴン・セガールら映画人のみならず、世界の文化人にも熱心な支持者を数多く持ち、民族・国家・宗教の枠を越え、世界中から尊敬を集めている。そして、もちろん、“観音菩薩の化身”なのである。大谷・菊地コンビとスタッフが、長き挑戦の日々を経て、2001年、ついに「“観音菩薩の化身”とされるダライ・ラマによる“般若心経”講座」をビデオに収めることに成功した。構想から10年以上、撮影を始めてから5年間が過ぎ去り、ようやく編集を終えた監督の菊地は言う。「個人的な意見だが、般若心経を100万回唱えるよりも、現地の風景を見るほうが、内容を理解できるかもしれない。いや、少なくとも体感できるような気がする。私自身、漠然とだが、自然と人間を包含する生命は、たった一つなのではないかと思うにいたった」