<http://www.tujikonoriko.com/>
2000年、1stアルバム『化粧と兵隊』をリリース。2001年にはオーストリアのMegoより『少女都市』を発表し、世界中で注目を浴びる。同じくMegoから出た3rdアルバム『ハードにさせて』は日本盤でもリリースされ、日本でも確固たる地位を築きあげた。その後ドイツのTom Labより『From TokyoTo Naiagara From Tokyo To Naiagara』を2003年にリリース。この年、バルセロナで行われる世界最大級のエレクトロミュージックの祭典、Sonar Festivalにも出演する。2004年にサンフランシスコのAsphodelよりPITAことピーター・レーバークとの共作『Stereotypie』を発売。引き続き2005年には、Riow Araiとの『J』、Aoki Takamasaとの『28』、と2作のコラボレーション作品を発表。そして同年オーストラリアの実験音楽レーベルRoom40よりソロ作の『Blurred In My Mirror』、と立て続けにリリース。翌年、2006年には2ndの『少女都市』の再発盤に5曲プラスした『少女都市+』をMego改め、Editions Megoからリリース。2007年2月には5年ぶりに、Megoからオリジナルアルバム『SOLO』を発表。2008年3月、初のリミックスアルバム『TRUST』をNature Blissより発表する予定。
又、2004年より映像制作を手掛け、翌年監督としての第1弾長編作品『砂、そしてミニハワイ(Sand and Mini Hawaii)』を発表。日本では東京のアップリンクファクトリー、関西ではアップルストアのみでの公開となったが処女作としては異例の好評を得る。そして2007年末、長編2作目となる『SUN』が完成したばかり。現在パリ在住。一児の母でもある。
<http://www.childisc.com/>
京都在住のアーティスト、作曲家。Child's ViewやAssenmblerの名義でも活動し、ソロとしては2002年に10作目となるアルバム『10th』を発表。平行して98年より childisc recordingsを設立し多くの新人アーティストの作品を生み出している。また90年代より海外での公演やフェスティバル、トータスとの全米ツアーなどを始めアメリカ、ヨーロッパを中心に活躍。近作にはイタリアのZUとのコラボレーション作品『on Identification with the Enemy - A Key to theUnderworld』、そして未発表作品をまとめた『kobito no kuni(UnreleasedTracks~1999)』がある。 またクレイや切り絵アニメなどの映像制作も手掛け、2006年には映像や抽象画によるインスタレーション、図形楽譜による演奏会を含む『竹村ノブカズ』展を開催している。
<http://www.jvcmusic.co.jp/ua/uauaua/>
UAとは、スワヒリ語で「花」と「殺す」という対極的な意味を持つ言葉。95年6月、ビクタースピードスターから「HORIZON」でデビュー。デビュー当時から、その個性的なルックスと存在感のある歌声で注目を集める。「情熱」「甘い運命」「悲しみジョニー」「ミルクティー」などのヒット曲を持つ。00年には浅井健一らとAJICOを結成。同年10月には初出演映画「水の女」(テサロニキ 国際映画祭グランプリ受賞)も公開。03年4月よりNHK教育テレビ「ドレミノテレビ」 に歌うお姉さん“ううあ”としてレギュラー出演。同年にリリースした初のベストアルバム『Illuminate~the very best songs~』、04年にリリースした童謡、愛唱歌を集めた『うたううあ』はロングセールスを記録。10周年となる05年は、映画「空中庭園」の主題歌を担当。10月には、これまで他のアーティストとコラボレートして生まれた楽曲を集めたアナザーベストアルバム『Nephews』をリリース。06年夏には菊地成孔とスタンダード・ジャズアルバムをリリース。ジャズファンをも取り込み、話題を集める。07年、5月には約3年振りのシングル「黄金の緑」を、6月にはアルバム『Golden green』をリリース。松本人志監督の「大日本人」にも出演している。
<http://www.colorfree.jp/>
前作「TibetTibet」で個人としてダライ・ラマ14世に10日間の同行取材を敢行し、チベット問題と在日コリアンという自身の民族アイデンティティを見事に表現したキム・スンヨン。今回は中国雲南省の少数民族の民族衣装を撮影しに未だ外国人が訪れることの少ない雲南省の奥地へ。桃源郷と呼ばれる山岳地帯に暮らす少数民族たちに焦点を当て、手作りで今も進化し続けるアバンギャルドな民族衣装の世界をカメラに収めた。編集は50時間に及ぶ素材映像を時間軸を無視した感覚的なカットで繋ぎ、ナレーションや字幕など言葉による説明を使わず、民族衣装の素晴らしさを全面に押し出した43分という濃密な時間にまとめ上げた。音楽を担当したYOSHIMIOは映像を見ながら感じたままを即興演奏し、撮影時の素材音と掛け合わせた。ゲストプレイヤーとしてSonic YouthのKim Gordon(ボーカル&ギター)、SAICOBABAのYOSHIDADAIKITI(シタール)、VーREDOMSのyo2ro(ドラム)など豪華メンバーを迎え、インドのシタールやインドネシアのガムランなど世界の民族楽器からシンセサイザーまで多種多様な楽器を駆使しニューウェーブでトライバルな音楽に仕上げた。美しく斬新でアバンギャルドな民族衣装の映像と、YOSHIMIOによる物語を語るかのような音楽が融合し、全く新しいファッションミュージックドキュメンタリーロードムービーが完成した。
<http://ooioo.jp/>
YOSHIMI(Vocal, Guitar), KAyAN(Guitar, Vocal), AyA(Bass, Vocal), Ai(Drums, Percussion)雑誌[SWITCH]のページ「YOSHIMIが架空のバンドをプロデュース」というコンセプトがきっかけとなり、ボアダムスを中心に活動するYOSHIMIが95年に結成したOOIOO。ソニック・ユースのツアーのフロント・ アクトからライブ活動を開始。「OOIOO」という個性をもった、音楽のひとつの形が呼吸&再生を繰りかえしながらさまざまな色に変化を続けている。そのしっかりとした独自のバランスと音楽性は、他に全く無いユニバーサルな存在。ミニマルでニューウェイヴ的なサウンドから出発するも、次第にスピリチュアルな志向を強めて行きバンドは大自然と共振する様に。06年にはミニマリズムの追求を推し進めた3年振りとなる待望のニューアルバム『TAIGA』を発売。07年1月1日にはアルバム収録曲「UMA」のEYE remix e.p.とPV集をリリース。USAツアー、ジャパン・ツアーと精力的なライブ活動を展開中。
<http://www.asazakiikue.com/>
1935年、奄美大島、加計呂麻島生。奄美諸島で古くから歌い継がれてきたシマ唄の唄者(ウタシャ)。横浜在住。ニューヨーク、ロサンゼルス、キューバなどの海外公演を始め、国内でも国立劇場10年連続公演などの、数々の偉業を成し遂げている。02年、67歳にしてメジャーデビュー。05年、アルバム『おぼくり』発表。沖縄の流行歌 「十九の春」と同じルーツを持ち、昭和18年に父・辰恕(たつじょ)氏が作った鎮魂歌「嘉義丸のうた」が、約60年の時を経て初収録され、各メディアで取り上げられ大反響を呼ぶ。06年12月、世界的に活躍するピアニスト、ウォン・ウィンツァンが全面参加したミニアルバム『シマユムタ』発表。07年1月、鬼才として知られるシタール奏者、ヨシダダイキチとのコラボレート・アルバム『はまさき』発表。最も古典的で継承者が少ないシマ唄の歌唱法「グイン」を駆使した、心の奥底に語りかける深い唄声は、涙を誘い、世代を問わず多くの支持を集めている。
<http://www.sitaar-tah.org/>
10才よりギター、ピアノ、音楽理論等を独学で学ぶ。1996年よりインドにてシタール及びインド音楽理論を学んだ後、民族楽器と現代音楽をテーマにボアダムスのヨシミと『サイコババ』の活動を開始。同名義で現在までに5枚のアルバムをリリース。01年ダライラマ主催の「世界聖なる音楽祭」出演。02年NHK「ドレミテレビ ううあとうたおう」に出演。03年、U-zhaan(ASA-CHANG&巡礼)とのユニット『Alayavijana』を結成。同年、UAのアルバム『SUN』収録曲「ファティマとセミラ」をプロデュース。05年、愛知万博「愛地球博」のパビリオン「日本館」のBGMを監修。他に、YMO-remix、ROVOコンピレーション、ソニックユース・トリビュート、GOMA、シュガーソウル、リタ・アッカーマン、OOIOO等の作品に参加。ボアダムス、灰野敬二、サーストン・ムーア(Sonic Youth)、ジム・オルーク、マタ・プラサド・ミシェラ、等と共演。ロック、現代アート、インド古典など様々なフィールドで活動。
朝崎郁恵×ヨシダダイキチ『はまさき』について
<http://amaminchu.com/entertainment/interview011.html>
朝崎郁恵×ヨシダダイキチの新ユニットが誕生!! 日本が世界に誇る奄美の唄者・朝崎郁恵と、アラヤヴィジャナで快進撃を続けるシタールの鬼才・ヨシダダイキチが創り出す、斬新なのになぜか懐かしい、時空を超越した「祝祭の音楽=ダンス・ミュージック」が完成!! 奄美~インドネシア~インドを繋ぐ、壮大で神々しい金色のアルバムが誕生!!
<http://www.lastrum.co.jp/altz/>
関西が宇宙に誇る5次元パーティー〈FLOWER OF LIFE〉を核に,トラックライブ・DJ・リミックスワークを様々な名義を使い分け、しかける奇人。ご存じU.K.のレーベル「BEAR FUNK」か らの12inch,フルアルバム 〈YELL〉〈時空〉レーベルからの『lalala』やepのリリースなど、ホヤホヤピカピカの大変態大天才 ALTZ!!!今もあらゆるパーティーとセッションをかさね、 アルツの愉 快で不思議な音世界はゆっくりとだが確実に浸透中!!!_ WALTZ名義でのブート制作,国内外のアーティストのリミックスなど、今後も目がはなせない存在である。そして、初のDVD作品も2タイトルリリー ス!エンジニアKABAMIXによる驚異の5、1chミッ クスで異次元へと導く!今夏、DFAよりMAX MOTIONがリリース。そして、待望の新作『V4』を遂にドロップ!!
<http://www.yoshiomachida.com/>
美術家/音楽家、スティールパン奏者。多摩美術大学在学中、秋山邦晴、東野芳明、萩原朔美、菅木志雄に師事、ミニマル・アート/音楽/映像を総合的に学ぶ。これまで、日本、ヨーロッパ各国のメディア・アート/音楽祭 (ISEA2004、Sonar Tokyo、Europhonic ジャズ・フェスティバル、Maerz Musikフェスティバル等) に出演、David Toop著書で紹介され、自身のソロアルバムの他に、大友良英、Sachiko M、Merzbow、恩田晃、Haco、中村としまる、minamo、Yannis Kyriakides、Alejandra & Aeron等と共に数枚のコンピレーション・アルバムで紹介される。90年代、中国、東南アジア、アフリカ各国で国際協力の仕事に従事。この体験からアジアの太陽信仰文化に触発され、光の象徴である銅鑼をフィーチャーにした音響コラージュやフィールド・レコーディング作品を発表、現在は、スティールパン を即興演奏し、印画紙を使った独自の絵画、 "PHOTOBATIK" (フォトバティック) も制作。音楽は、実験音楽からワールドのジャンルにまでまたがる。音楽レーベル/現代美術・音楽イベントのプラットフォーム、Amorfonを主宰。
フリーライター。日本大芸術学部映画学科卒。美術ギャラリー勤務などを経て、映画ライターへ。映画のレビューや映画人へのインタビューなどを、様々な雑誌・新聞に執筆。特にインド娯楽映画、クイアフィルムなどに並々ならぬ思い入れを持ち、紹介につとめている。現在は「カジカジ」「朝日新聞」などで連載コラムを持つ。毎月第三土曜日に、大阪堂山のフリースペース【DISTA/Mash-Osaka】にて、ムービートークカフェ~CAMP! Midnight Movies~をシモーヌ深雪と共に開催中。この4月で3周年を迎える。
シャンソン歌手、ドラァグクイーン。89年デビュー、関西のクラブ・ライブハウスを中心に活動を展開。独自のスタイルを崩さず、様々な垣根を越えた表現活動を多方面で展開。また、京都CLUB-METROの創世時より17年に渡り、毎月第四金曜日にワンナイトスタンディングのパーティ「DIAMONDS ARE FOREVER」をDj LaLaと共に開催。構成及びShow-ACTも務める。
<http://www.jam-colony.com/abura/>
2003年に、サニー徳永(drum)、アルマジロ大土井(bass)アンバサダー武内(guitar)リットル藤井(sax)、の4人で結成。Soul、Jazz、Rock、JumpBlues・・・あらゆるジャンルを飲み込んで自分たちのサウンドに変えてしまうその手腕に音楽家としての年輪を感じさせる。一度体験するとハマるそのライブパフォーマンスは圧巻!
<http://www.sasatani-chez.com/>
1986年京都生まれ京都育ち。映像作家。高校生で秘宝館との出会いを果たし、2006年夏から秘宝館取材を敢行2007年7月『消えゆくニッポンの秘宝館』(インディヴィジョン)の一部を執筆。そして同年8月『昭和聖地巡礼~秘宝館の胎内~』完成。各シーンから多大な反響を呼ぶ。現在は次回作を企画中。
< http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF
%E6%BC%AB%E7%AD%86%EF%BC%81/lm/RGWE8V3VRE75C>
ロック漫筆家(rock'n'roll g-h-o-s-t writer)。_62年生まれの神戸市在住。著作に「ピントがボケる音」(国書刊行会)、市川誠との共著「すべてのレコジャケはバナナにあこがれる」(太田出版)がある。雑誌への寄稿、ライナーノーツの執筆、トークショーの司会進行などで生計を立てる。ワーキング・プアだが、ウォーキング・トールである。
フリーライター。日本大芸術学部映画学科卒。美術ギャラリー勤務などを経て、映画ライターへ。映画のレビューや映画人へのインタビューなどを、様々な雑誌・新聞に執筆。特にインド娯楽映画、クイアフィルムなどに並々ならぬ思い入れを持ち、紹介につとめている。現在は「カジカジ」「朝日新聞」などで連載コラムを持つ。毎月第三土曜日に、大阪堂山のフリースペース【DISTA/Mash-Osaka】にて、ムービートークカフェ~CAMP! Midnight Movies~をシモーヌ深雪と共に開催中。この4月で3周年を迎える。
シャンソン歌手、ドラァグクイーン。89年デビュー、関西のクラブ・ライブハウスを中心に活動を展開。独自のスタイルを崩さず、様々な垣根を越えた表現活動を多方面で展開。また、京都CLUB-METROの創世時より17年に渡り、毎月第四金曜日にワンナイトスタンディングのパーティ「DIAMONDS ARE FOREVER」をDj LaLaと共に開催。構成及びShow-ACTも務める。
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「ここ数年、ロシアや中国など「新しい国」でもその才能に注目が集まっているパリのツジコノリコ。勿論エレクトロニカ界の歌姫として、だけれどもN.Y.や東京でも彼女がカメラを抱え奔走していることはまだそれほど知られてはいない。'05年の初監督作品『砂、そし てミニハワイ』はノワールな映像美と愛らしいコラージュ(大胆なキリヌキ!)による挑戦的な物語だった。それはいにしえのシネフィルからは反則と一蹴される代物だったのかもしれない。けれど21世紀にラップトップ1台で極めてパーソナルなひらめきを響きに変換することで突出した彼女が今、同じMacBookで新しい世界を見出しているのなら…? 今回公開されるのは先日ようやく編集を終えたばかりの二 作目『sun』。太陽が膨張するところから物語はスタートするという。なんてツジコノリコらしいんだ! 決して退屈しないことだけは約束できると思う。」(中村悠介)