【Staff】 監督:ヨハン・クレイマー
【Cast】 ペール・モリナ/メリーナ・マシューズ/ヴィッキー・ペーニャ 他
<http://www.plusheads.com/singfordarfur/>
世界規模の一大チャリティ・イベント「SING FOR DARFUR」が行われるある日のバルセロナ。祝祭的なムードの中、その一日を、ダルフールとは無関係に生きる人間たちの物語が始まる。人が人に“触る”ことで、物語の主人公は入れ替わり、様々な人物の目を通して、その一日は描かれてゆく。その日、その街、その時間の彼方には、ダルフールという事実が間違いなくある。THE CURE、Underworldなど数多くのアーティストから提供された楽曲、愛する国を失った少年の歌声、そしてスタイリッシュなモノクロ映像に、あなたも触れてください。SING FOR DARFUR。それぞれの声で。それぞれの言葉で。
<http://www.voiceblog.jp/nanmin_now/>
「難民問題を天気予報のように」をコンセプトにした日本初の難民問題専門情報番組「難民ナウ!」を制作。現在は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と、国内外で難民支援を行うNGOで構成するJ-FUN(Japan Forum for UNHCR and NGOs)の広報ワーキンググループメンバーとして活動するほか、世界コミュニティラジオ放送連盟日本協議会(AMARC Japan)監事を務める。2009年度から同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程在籍。
Official HP “PELISSE”<http://www.kikuchinaruyoshi.com>
MySpace<http://www.myspace.com/kikuchinaruyoshi>
1963年6月14日、千葉県出身。音楽家、文筆家、音楽講師。
アバンギャルド・ジャズからクラブシーンを熱狂させるダンス・ミュージックまでをカバーする鬼才。1984 年プロデビュー後、山下洋輔グループなどを経て、「デートコース・ペンタゴン・ロイヤルガーデン」「スパンクハッピー」といったプロジェクトを立ち上げるも、2004 年にジャズ回帰宣言をし、ソロ・アルバム「デギュスタシオン・ア・ジャズ」、「南米のエリザベス・テイラー」を発表。2006 年7月にUA×菊地成孔名義で発表したスタンダード・ジャズ・アルバム「cure jazz」が大ヒット。2007 年12月には初のBunkamuraオーチャードホール公演を成功させ、2008 年からは菊地成孔ダブ・セクステット、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールで活動中。最新作は菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール「New York Hell Sonic Ballet」(ewe)。音楽講師としても私塾「ペンギン音楽大学」を主宰するほか、映画美学校でも教鞭を執り、さらに07年東京藝術大学、08年慶應義塾大学、09年は再び東京藝術大学で講師を務める。また、驚異的な博識と饒舌な文体で、エッセイストとして も高い評価を受け、音楽雑誌、ファッション雑誌、文芸誌など、多彩な媒体で活躍中。
ソニック・ユース×オリヴィエ・アサイヤス監督(+ジム・オルーク)「音の根源」=NOISEを映し出す、音を見る映画『NOISE』の爆音上映会決定!
オルタナティヴ・ロックの最高峰ソニック・ユースのメンバー4人が、MIRROR/DASH(サーストン・ムーア&キム・ゴードン)、TEXT OF LIGHT(リー・ラナルド&スティーヴ・シェリー)という、2人ずつ2組のユニットに分かれて参加するというレアな映像を始め、個性的なアクトが数多く登場した2005年6月にフランスで行われたアートロックフェスに、フェス全体のディレクションを任されたオリヴィエ・アサイヤス監督が、親密かつ迫力の映像でステージを捉えたライブドキュメントの枠を超えた“音を見る映画”!ジム・オルークもエンディングで音楽と映像を提供したこの話題作のDVD発売を記念して、今回はメトロのスピーカーシステムをフル稼働しての「爆音上映会」を開催!是非、爆音の扉を開けて下さい!!!!
今年で開催から10周年を迎えたオルタナティヴ・ミュージックの祭典”オール・トゥモロ-ズ・パーティーズ”。自由でDIY精神に溢れたこの独創的なフェスティバルの真の姿とスピリッツに迫った話題のドキュメンタリー・フィルムがいよいよ日本上陸!
今年で開催から10周年を迎える『ATP』は、毎回ホストとなる1アーティストがラインナップを選出するというユニークなスタイルで開催されているイベント。第1回のホストをMOGWAIが務めたほか、これまでにTORTOISE、SHELLAC、Autechre、My Bloody Valentine、The Flaming Lips、Dinosaur Jr.、The Mars Volta、SLINT、The Breedersなどをはじめとする豪華なミュージシャン達が担当した。同映画では、長年にわたり『ATP』の撮影を行い、SONIC YOUTHやBATTLES、Portisheadらを含む貴重なライブ映像はもちろん、バックサイドでのアーティスト達の姿や、来場者の様子、さらにモバイルカメラなどで撮影されたオーディエンスによるショットも交えながら、さまざまな角度で『ATP』の魅力を紹介!今回はDVD発売記念にメトロ大學での上映会が決定!この世界でも類を見ない、
ハードコア&ご機嫌な個性派フェスの実像、そしてスピリットを是非体感して欲しい!!
「究極のミックステープ - サーストン・ムーア/ソニック・ユース」と賞されるオルタナティヴ・ミュージックの祭典『オール・トゥモローズ・パーティーズ(ATP)』。1999年にイギリスの最南端の町、ライから車で15分ほどの海岸沿いにあるホリディ・キャンプ場でベル&セヴァスチャンが開催したイベント"ボウリー・ウィークエンダー"に端を発し、以後『オール・トゥモローズ・パーティーズ』と命名され約10年に渡り開催されてきた。毎回1アーティスト/グループがキュレーターとしてラインナップを選出するというユニークなスタイル、また田舎町の宿舎付施設を使用し、スポンサー等大手企業の介入をシャットアウトした既存のフェスティヴァルと一線を画すシステムは、上記のサーストン・ムーアのコメントを引き合いに出すまでもなく、オーディエンスは元より数多くのアーティストから高い賞賛と信頼を得ている。本作はその真の意味でDIYかつ自由なフェスティバルが造り出す至福の空間を長期に渡り撮影し、ソニック・ユースやバトルス、ポーティスヘッド、イギー&ザ・ストゥージーズを始めとした多くのアーティストの貴重なライブ・フッテージはもちろん、バックサイドでのアーティスト達の姿や会場に足を運んでいるオーディエンス達の様子、更にはプロ・カメラのみではなく、モバイルカメラ等で撮影された多くのオーディエンス・ショットも交え、様々な角度からオール・トゥモローズ・パーティーズの魅力とそのスピリッツを捉え作品化している。12月にはUKでマイ・ブラッディ・ヴァレンタインをキュレーターに迎えたNightmare Before Christmas、更にこれまでキュレーターを務めたアーティストが数多く出演する10周年記念版も開催されます。
映画上映:ドキュメンタリー映画 『スリングショット・ヒップホップ』
2008年/パレスチナ・米国/日本語・英語字幕/カラー/94分
講師:ジャッキー・リーム・サッローム監督
ゲスト講師:ショーン・ロー(アーティスト, DJ)
主催:東京外国語大学
「世界を対象としたニーズ対応型地域研究推進事業
ー中東とアジアをつなぐ新たな地域概念・共生関係の模索」
<http://japan-middleeast.jp/>
共催:サボテン企画、メトロ大學
公式HP:http://www.slingshothiphop.com/
○タイムテーブル○
6:00pm 開場
6:30pm 映画 『スリングショット・ヒップホップ』上映開始(94min)
8:10pm トークショー:ジャッキー・リーム・サッローム監督×ショーン・ロー(40min)
8:50pm 終講予定
"ヒップホップとラップの最高にパワフルで最高にテンダーなカルチャーがここにある"
ーチャックD, パブリック・エナミー
「言葉のつぶてでボーダーをぶっ飛ばせ!」 パレスチナで芽生えた、ラップで抵抗の声を上げるヒップホッパー達。ガザ、西岸、イスラエルの中に住むパレスチナ人ラッパーの日常生活にフォーカスを当て、2008年のサンダンス映画祭を皮切りに世界各地の映画祭で上映され、多数の賞を受賞したドキュメンタリー映画『スリングショット・ヒップホップ』がメトロ大學に登場!この映画はパレスチナ人の苦闘におけるオルタナティブな抵抗に光を当て、社会、政治、個人の生活のなかで音楽が果たす役割を探し求める。エドワード・サイードが繰り返し語った「パレスチナ人自身が自分を語る」ことが、新しい形で実現されている。今回は、上映後に、NY在住のアラブ系アメリカ人女性である本作監督のジャッキー・リーム・サッロームさんをお迎えしてのトークイベントもあり!大いなる不条理に音楽の力強さで立ち向かう彼らの姿が観る者の胸を熱くする!
イスラエル領内やガザ地区のパレスチナ人ラップミュージシャンたちの生活と活動に 密着したドキュメンタリー。彼らの音楽の力強さと共に、その背景として語られる抑圧されたパレスチナの歴史、不条理なまでに劣悪な社会環境、次世代に託す彼らの希望のメッセージが観る者の胸を熱くする。
パレスチナ人とシリア人の両親を持ち、ニューヨークをベースに活動するアラブ系アメリカ人アーティスト・映画監督。ハリウッド映画におけるアラブ人のステレオタイプをテーマにした短編映画『Planet of the Arabs』で注目を集める。ニューヨーク大学で修士号(芸術)を取得後、初の長編となる『Slingshot Hip Hop』を5年の歳月をかけて完成。大学等でパレスチナに関する講演活動も行っている。
アフリカ北部にあるスーダンのダルフール地方において、アラブ系、非アラブ系の衝突をきっかけにして2003年に起きた大量虐殺。200万人以上もの人々が殺害され、家を失ったと言われるこの内紛は、未だ決着がつかず解決の目処が立っていない。このダルフール紛争を止め、被災者を救うために企画された世界規模のチャリティー音楽イベント“シング・フォー・ダルフール”。このイベント開催でにぎわう、バルセロナの1日の人々の様子を描いたのが映画『シング・フォー・ダルフール』。スーダン政府を容認する中国系をはじめ、米国人、日本人とさまざまな人種、立場、世代の人々が交差して交流する群像劇。ラストには小さな、温かな奇跡がバルセロナに訪れる…。尚、アフタートークには講師として、京都三条ラジオカフェで「難民ナウ!」を主宰する宗田勝也氏をお招きします!
「今日着るセーターの手触りを確かめるように、愛する人の頬に手を触れるように。あなたは、今日観る映画にさわったことがありますか。その映画に込められたメッセージや、その映画が持つ空気が、今の自分の生き方やココロにフィットしているかを確かめる。「SING FOR DARFUR」というコミュニケーション。それは、ここに込められたメッセージと、観る人の関係性をつくってゆくコミュニケーションなのです。この映画にさわってくれた人たちと、SING FOR DARFURを共に体験し、共有したいのです。ダルフールという同じ方向を感じながら、あなたにさわることが出来るように。」
-------PLUS heads inc.代表/プロデューサー だいよしひこ
(SING FOR DARFUR公式ウェブサイトより)