<http://www.aokitakamasa.com/>
1976年生まれ、大阪府出身。自身にとってのファースト・アルバム「SILICOM」をリリースして以来、自らの方法論を常に冷静に見つめ続け、独自の音楽表現の領域を力強く押し拡げる気鋭のアーティスト。2004年~2011年はヨーロッパに拠点に制作活動、世界各国でのライブ活動を行い、国際的に非常に高い評価を受けている。2011年に帰国し、現在は大阪在住。
これまでにPROGRESSIVE FOrM、op.disc、fatcat、raster-noton、commmons等、国内外の人気レーベルからのソロ作品や、過去には高木正勝とのユニットSILICOM、Tujiko Norikoとのコラボレーション・アルバムもリリース。また、坂本龍一、半野喜弘、サカナクション等のリミックスやエンジニアとしてBUN / Fumitake Tamuraらのミックスも手掛けている。音楽活動の他、写真家としても精力的に活動中。2013年よりグラフィックデザイナーMAAとのハイブリッドデザインプロジェクト 『A.M.』を始動。
アシッドジャズが鳴りまくっていた大阪の寿司屋の息子にして、 Sonar Sound Tokyoに国内アーティストとしては初の2年連続出演(2012/2013年)、 2013年、中田ヤスタカらと並びMTV注目のプロデューサー7人に選出、その後、 Mount Kimbie、2 Many DJ’s、Capital Cities、Disclosure、Flying Lotusらのツアー・オープニング及び共演を経て、 多くのプロデュース・ワークや同郷Avec Avecとのポップ・デュオSugar’s Campaignでも話題の ビートメイカー兼DJ兼映像クリエイター。自身が主催するレーベルDay Tripper Recordsより1stアルバム『Mercury』(2011)、2ndアルバム『Abstraktsex』(2013)をリリース。2014年2月にはブルックリン拠点Obey City(LuckyMe)とのスプリットEP『Shochu Sounds』をPerfect Touchよりリリースしている。
東京生まれ。執筆、翻訳、DJ。東京藝術大学、多摩美術大学、京都精華大学非常勤講師。著作に『人々の音楽について』(EDITION OK FRED)、『ロック・ピープル101』(新書館/共著)など。「onestoneinsidetheshoe」、「DEATH IN BASEL」などアート・プロジェクトへの参加。HAIR STYLISTICS VS EGAZEEとして「BEAT SO BOP」などの楽曲制作も行ってきた。
京都では初となる大規模な現代芸術の国際展『PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015』開幕がいよいよ目前に迫って来ました!そして開催に合わせて、街場で一緒に盛り上げていくプロジェクト「ART GRID KYOTO~交錯する文化~」も同時に始動し、その一環として京都の様々な場所で、毎週末に同時多発的な音楽イベントを仕掛けるプロジェクト『Sound Exhibition 2015 〜音の展覧会〜』もいよいよスタートします!
そして、PARASOPHIA開幕直後の3月8日(日)には、ART GRID KYOTOとメトロ大學の共催で、「PARASOPHIAオープニング記念クロストーク」を開催、結成30周年を迎えたdumb typeの高谷史郎氏と、音楽家の山本精一氏のお二人をトークゲストに迎え、アートジャーナリストの小崎哲哉氏をモデレーターに、現在京都を拠点にしながら、表現スタイルは違えど、あらゆるジャンルを軽々とまたぎ、他に類を見ない圧倒的な作品やパフォーマンスで世界中の方々を虜にしいている二人の表現者による予測不能のトークセッション!
早くから京都の枠を飛び越えてその作品が国際的に評価され、現在も時代を引っ張る最先端の表現を発表し続けるパフォーミングアート/メディアアートの先駆者dumb typeの創設メンバー高谷史郎氏、ボアダムスを始め、想い出波止場や羅針盤、ROVO、PARAなどこちらも全世界がリスペクトする前衛音楽家山本精一氏。共に世界の視座で活躍されているお二人にとって"京都"とは?そして"アート”とは?
<http://shiro.dumbtype.com/>
京都市立芸術大学在学中の1984年、古橋悌二をはじめとする同大学の学生が中心となって結成したアーティストグループ「ダムタイプ」に、創設メンバーとして参加。以来、ダムタイプのパフォーマンス、インスタレーションの制作に携わり、映像、照明、グラフィック、舞台装置デザインなどを幅広く手がけてきた。並行して、1998年より個人でも制作を開始。プリズムやレンズを用いた作品、また高度なテクノロジーに裏打ちされた映像インスタレーションやパフォーマンス作品を発表している。舞台公演作に「明るい部屋」(テアター・デア・ヴェルト、ドイツ、2008)、「CHROMA」(びわ湖ホール、滋賀、2012)がある。高谷の作品には、空間と時間の関係や自然現象への深い洞察、光学的な現象の知覚への一貫した関心を認めることができる。それを総覧できる初の個展「明るい部屋」が、2013年から2014年にかけて東京都写真美術館にて開催された。多ジャンルにわたるアーティストとの共同作業も多く、近年では中谷芙二子との《CLOUD FOREST》(山口情報芸術センター[YCAM]、2010)や坂本龍一・野村萬斎との「LIFE-WELL」(YCAM、2013)などがある。
1986年から2001年まで「BOREDOMS」に参加。以後、「ROVO」「羅針盤」「想い出波止場」「PARA」「MOST」「TEEM」「ya-to-i」「NOVO-TONO」「CHAOS JOCKEY」他、多数のバンド/ユニットやソロワーク、内外の音楽家とのセッション等で、プレイヤー/ソングライター/コンポーザー/プロデューサーとして、ワールドワイドに活動を展開。代表作に「Crown Of Fuzzy Groove」(ソロ作)、「SOUL DISCHARGE 99」(BOREDOMS)、「ソングライン」(羅針盤)、「水中JOE」(想い出波止場)、「FLAGE」(ROVO)、「幸福のすみか」(山本精一&PHEW)、「X-GAME」(PARA)、「MOST」(MOST)、「ラプソディア」(歌物ソロ)等がある。
また、映画音楽では、湯浅政明監督のアニメーション「マインド・ゲーム」(2004年)、三池崇史監督の「殺し屋1」(2001年)、矢口史靖監督の「アドレナリンドライブ」(1999年)等を手がけている。
エッセイストとしても様々な媒体に寄稿し、1999年には随想妄想小説シリーズ「ギンガ」、2009年に「ゆん」、2014年に「イマユラ」を出版。さらに画家、写真家としての活動も行っており、個展や主に自作のアートワークにおいて定期的に作品を発表している。
1955 年東京生まれ、ウェブマガジン『REALTOKYO』 『REALKYOTO』発行人兼編集長。CD-ROM ブック『デ ジタル歌舞伎エンサイクロペディア』、写真集『百 年の愚行』などを企画編集し、現代アート雑誌『ART iT』を創刊した。京都造形芸術大学大学院学術研究 センター客員研究員、同大大学院、同志社大学、愛 知県立芸術大学講師。昨年、あいちトリエンナーレ 2013 のパフォーミングアーツ統括プロデューサーを担当した。昨秋『続・百年の愚行』を刊行。
京都のサブカルチャーに精通したフィクサーとして様々なシーンで活躍するミュージシャン「バンヒロシ」を親善大使として、友好条約が結ばれた京都と横浜のシーンを代表する首脳達が集結する『京都×横浜 ロックンロール会議』が豪華メンバーで実現!!! 横浜からは、東洋一のサウンドマシーン「クレイジーケンバンド」を率いる、ソウルフルな歌声とコミカルなキャラクターで国民的人気を誇るご存じハマの音楽番長「横山剣」、そして横浜のロックンロール梁山泊"本牧BOOGIE CAFE"を拠点に、幾多の伝説と共に敬愛されるオリジナル・ルードボーイCHIBOWと日本レゲエシーンのトップ・ミュージシャン8名により結成された「SKA-9」が揃って来京!そして京都からは仕掛人バンヒロシ率いる「バンビーノ」のLIVEに加え、「ロック漫筆家」としての活動やラジオDJ、作詞業などでも知られる「安田謙一」、 関西のシーンには欠かせないキーマン「グルーヴ あんちゃん」 「キング ジョー」 も参戦しての激アツロックンロールな夜!こんな学校が欲しかった!!
東洋一のサウンド・マシーン”クレイジーケンバンド”のリーダー。「音楽ジャンルからの解放」をモットーとする全方向型音楽を展開し、コンスタントな人気を獲得後も常に攻めの姿勢で活動中。作曲家としては、堺正章、和田アキ子、SMAP、TOKIO等、数多くのアーティストに楽曲提供し、さらにm-flo、ライムスター、マイティ・クラウン・ファミリーなど、ジャンルの壁を超越したコラボレーション
を実現するなど、その音楽活動は多岐にわたる。
日本のロックシーンのパイオニア "CHIBOW vo." と、ジャマイカンミュージックを敬愛してやまないシーンのトップを翔るメンバー(b.KUUBO / dr.森俊也/ sax.西内徹/ g.新宮虎児/ or.外池満広/ t.今泉直司)にて横浜•本牧から発信するSKA, ROCKSTEADY, 2TONE, SKINHEAD REGGAE!!!ORIGINAL RUDIES "SKA-9" !
天才バンヒロシ率いるバンビーノ。スマートでジェントリーでハッピーなライブは、多幸感満載です。今年は、結成15周年記念の節目でブランニューなCDもゲットせよ‼
ロック漫筆家。狂剣歴16年。著作に「なんとかとなんとかがいたなんとかズ」など、あり。肖像画は根本敬によるもの。
大阪在住のDJ。ガレージパンク、和ラ、英語圏外ロック等を愛好。デザイン・映像制作チームK.K.C.L.P.ではDVD「CRAZY KEN BAND TOUR FLYING SAUCER 2013」のOPとEDのアニメーション、また2014年のCKBツアーTシャツデザインを担当。「森本ヨシアキ」名義で漫画「淀川ハートブレイカーズ」を原作。新作画集はPRESSPOP GALLERYより発売予定(鋭意制作中)。
DJ、サウンドプロデューサー、トラックメーカー。
2006年 自身の7inch専門レーベル「UNCHANTABLE RECORDS」を立ち上げる。2007年 小西康陽プロデュースの筒美京平リミックスアルバムの「京平ディスコナイト」参加。2008年 「ISLAND MOON〜GROOVELOVE〜」で全曲サウンドプロデュースを担当し、土岐麻子、一十三十一、eli(exラヴ・タンバリンズ)らの歌唱曲をプロデュース。2010年 ソロアルバム「NOTRE MUSIQUE」発売。
最新作は桜 稲垣早希のリミックス。2015年春配信限定でアルバム発売予定。
日本初の国産テレビアニメ『鉄腕アトム』の音響効果を担当し、シンセサイザーなき時代に天才・手塚治虫の想像を遥かに超えたサウンドを具現化したもうひとりの天才・大野松雄。 その後のアニメーションにおける音響効果に革命を起こし、日本の音響デザイナーの祖として様々なアーティストに絶大な影響を与える。 ドキュメンタリー映画『アトムの足音 が聞こえる』(2010年公開)で再び脚光を浴びた氏は、今なお現役で創作活動を続けており、2011年よりmetroで開催されたレイハラカミ生誕を祝うイベント「広い世界」での共演がきっかけで始まった大友良英氏との即興セッションは更なる進化を続け、昨年6月に京都で開催された「大野松雄 音の世界」では、セッションのみならず、自らMacの音楽ソフトで制作したという新曲まで披露し、その尽きない音への好奇心と音響の魔術師としての巧みな才能を魅せつけ、観客を驚かせた。今回、大野松雄VS大友良英LIVEも勿論必見であるが、実はどこの大学に行っても聞くことの出来ない歴史的価値のある大野氏の貴重な話の数々を稀代の音楽家・大友良英氏と共に聴講するのが今回のメトロ大學の主旨でもあり、大野節ともいえる軽妙なトークを聞くだけでも参加する価値アリ。日本を代表する音楽家二人のTALK&LIVE、予測不能の化学反応に乞うご期待!
1930年に東京で生まれた大野松雄は文学座を経て、数多くの映画と黎明期のテレビで音響制作に携わり、音響デザイナーとしての地位を固めた。アニメーション番組「鉄腕アトム」では電子音響を用いた効果音を制作し新しい音響表現を産み出した。その音は現在にも影響を与えている。その後つくばEXPO’85、未来の東北博覧会(87)、アジア太平洋博覧会福岡(89)など博覧会の音響デザインを手がけ高い評価を得ている。商業分野だけでなく個人の映像作品、アニメーション作品、記録映画、科学映画など幅広いジャンルでも音響を担当し、小杉武久氏主催のタージ・マハル旅行団の記録映画「旅について(72)」では自ら制作した。近年は音楽家のレイ・ハラカミのアルバム「レッドカーブの思い出」に史上最高齢のリミキサーとして参加、鉄腕アトムの音響をまとめた「鉄腕アトム音の世界」や音響作品「そこに宇宙の果てを見た」などが再発売され、新作として「大野松雄の音響世界(05)」「YURAGI#10(11)」を発表。2009年には草月ホールにて初のコンサートとなる「大野松雄~宇宙の音を創造した男」が<東京の夏>音楽祭にて開催されるなど、音の作品が幅広い層に支持されている。またライフワークとして知的障がい者施設である社会福祉法人大木会もみじ・あざみ寮に深く関わり、記録映画の制作から寮生による劇での音響制作など、公私を超えた関係を40年以上築いている。
<http://otomoyoshihide.com>
音楽家。ギタリスト/ターンテーブル奏者/作曲家/映画音楽家/プロデューサー。
1959年横浜生れ。十代を福島市で過ごす。常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽をつくり続け、その活動範囲は世界中におよぶ。映画音楽家としても数多くの映像作品の音楽を手がけ、その数は70作品を超える。近年は「アンサンブルズ」の名のもとさまざまな人たちとのコラボレーションを軸に展示する音楽作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、障害のある子どもたちとの音楽ワークショップや一般参加型のプロジェクトにも力をいれ、2011年の東日本大震災を受け福島で様々な領域で活動をする人々とともにプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げるなど、音楽におさまらない活動でも注目される。2012年、プロジェクトFUKUSHIMA ! の活動で芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞、2013年には「あまちゃん」の音楽他多岐にわたる活動で東京ドラマアウォード特別賞、レコード大賞作曲賞他数多くの賞を受賞している。
映像作家。1968年京都生まれ。実写やCG、アニメーションを取り入れた映像表現の作品を90年ごろより制作。主な発表としてヨーロピアン・メディアアート・フェスティバル(ドイツ)、オーバーハウゼン国際短編映画祭(ドイツ)、EXiS(韓国、AVID賞受賞)、WROメディアアート・ビエンナーレ(ポーランド)、KIRIN CONTEMPORARY AWARD(奨励賞受賞)、第5回テクノアート大賞(大賞受賞)ほか。個人のまなざしによる映像を紹介する上映展「VIDEO PARTY」を運営している。大野氏とは20年来のお茶飲み友達。
<http://rubyorla.com>
京都在住の電子音楽家。メディアアーティスト岩井俊雄とYAMAHAが共同開発した電子楽器「TENORI-ON(テノリオン)」の公式奏者としてグッドデザインEXPO2008やナレッジキャピタル2011など多くのステージでメインアクトを務めた他、自らがリーダーを務める電子雅楽バンド「Harp On Mouth Sextet」ではフジロック、渚音楽祭など多くのフェスに出演し、国内外から注目を集める。近年はEP-4やEP-4unit3のメンバーとしてライブに参加するなど活動は多岐に渡り、大野松雄・大友良英セッションのきっかけとなったレイハラカミ生誕を祝うイベント「広い世界」の代表も務める。 当イベントでは司会進行と映像を担当。
メトロ大學開校以来の念願だった『根本敬の映像夜間中学』京都校がGWに決定しました!!
特殊漫画家・根本敬が資料映像の上映とともに語りまくる超ディープなイイ話の雨あられ(大人向け♡)
トークイベント『根本敬の映像夜間中学』がゴールデンウィークにあなたの街で開催!
東京渋谷のUPLINKで定期開催されている、今年15年目に突入した特殊トークイベント『映像夜間中学』が、この節目の年の黄金週間にあなたの街の重要拠点にお邪魔して一日限定で“開校”! マンガ以上に不条理な出来事だらけの現実社会を生きる皆さん。そして、この春から新社会人&新入生として新しい環境で頑張っている皆さん。我々の日常生活の中に堂々とフルチンで存在しているにも関わらず見て見ぬ振りをされているような強烈な人物(因果者)や事象そのものの性質や仕組みについて学び、5月病も吹っ飛ぶくらいくだらなくも底なしの世界を根本学長と一緒にスクリーン越しに体験することで、(こんなご時世だからこそ!)本当にバカバカしいことやマヌケなものをしっかりと見極める力を身につけましょう!
<学長の言葉>
「“この世”の存在は根本(こんぽん)的に下らなくてフザケたものだ。そこを大大大前提とし、その認識から出発した上で人は真面目に生きるべきだろう。 ようするにマジメな事を只、無自覚にマジメなままやってマヌケの魔力に足下掬われるのではなく、フザケた事を真面目にやり通す者たれという事。その辺の事を一見バカバカしく思える映像を見ながら体験して頂ければ幸、ってな『場』でありたや」
58年東京生まれ。81年『ガロ』でデビューした後、特殊漫画家として『生きる』『怪人無礼講ララバイ』『学ぶ』『TURTLE HEAD'S SOUP(亀ノ頭のスープ)』ほか数々の傑作単行本を発表。2010年の春には『生きる2010』を突如発表しファンを驚かせる(しかしその完成を前に盟友・村崎百郎を失う)。●又、分筆を中心とする『因果鉄道の旅』『人生解毒波止場』などの著作では、周囲に影響を与えるまでに強いホシを背負った“因果者”たちを体験的に取材し、一人一人が住まう宇宙の仕組みを徹底的に分析し、紹介した(その方法論が一つのピークに達したかのようにみえた『電氣菩薩<上巻>豚小屋発犬小屋行きの因果オデッセイ』は各方面より絶賛されたが、諸事情により絶版状態を余儀なくされている)。●近年は小説の執筆にも取り組み、これまでに二冊の小説集『真理先生』(第11回みうらじゅん賞受賞作品)、『果因果因果因』を発表。●音楽評論家の湯浅学や船橋英雄と組む『幻の名盤解放同盟』としての活動では、藤本卓也、勝新太郎、野坂昭如といった巨魁たちの音盤を復刻させるなど、日本の音楽業界においては疎かにされがちな、しかし重要な仕事の一つ一つを丁寧に行う。●2010年10月~12月の3ヶ月間、湯浅学と共にインターFMでパーソナリティーを務めた生放送番組『ドントパスミーバイ』は、ゲスト陣の顔ぶれの豪華さはもとより、その余りに実験的な収録方法とその放送の内容が話題を呼んだ。このカオティックな模様と対談の内容は後に書籍化され、又、後に放送局をJFNに移して『新ドントパスミーバイ』も放送された(2012年4月~2013年3月)。●近年“DJ行為”の活動も活発で、甘茶ソウル、廃盤系歌手、大韓ロック(ファンク)、ベトナム歌謡、ポンチャックなどが並列に再生されていく唯一無比のプレイスタイルはクラブシーンのみならず様々な音楽の現場より熱烈に歓迎され、2011年にはBLACK SMOKER RECORDSより初のミックスCD『愛駅(液)』がリリースされた。また2015年には永田一直プロデュースの『和ラダイスガラージ DJ MIX』シリーズの番外編として、1990年にDJバー渋谷インクスティックで行われた湯浅学との初DJの記録音源がリリースされ話題を呼ぶ。●2013年に東京・勝ちどきのギャラリー「@btf」で開催された蛭子能収との二人展『自由自在(蛭子能収)と臨機応変(根本敬)の勝敗なき勝負』は、作品展示に関するギャラリーの姿勢に対するアーティスト側からの異議申し立てとして、自身の『臨機応変』展のみ会期中に撤収するという騒動に。その後、同展は開催地を東京・両国「RRR」に移し、さらにその後、東京・神宮前「Galaxy – Gingakei」にて“『自由自在(蛭子能収)と臨機応変(根本敬)の勝敗なき勝負』やり直し展”と題して蛭子能収との2人展を開催するなど、図らずも“アートの引っ越し”が現実のものとなる。●また、このアート引っ越し騒動の流れを汲んで誕生した『根本敬のレコジャケ展』は好評を博し、これまでに「RRR」で5回、大阪・堀江のギャラリー「PULP」で1回開催されており、日仏での出版化も予定されている。●2014年にはフランス・マルセイユの出版アーティスト集団「ル・デルニエ・クリ」の招聘により初の渡仏を果たし、ガロ系作家を中心に日本人アーティスト達が特集された『MANGARO』展(於・仏マルセイユ)、『HETA-UMA』展(於・仏セット)に参加する。●2000年の10月よりUPLINKで継続されているイベント『映像夜間中学』は今年でいよいよ15年目に突入した。根本敬が自らの“ホームグラウンドである”と位置づけ、重度のイイ話やずば抜けてマヌケな出来事が映像資料の上映とともに語られる『映像夜間中学』は、マンガ以上に不条理で過酷な現実を生きる人びとにとっては、(まるでイイ湯加減の温泉に肩まで浸かってじっくり患部を癒しているかのような)解毒作用を持つ湯治場としての役割を担っている。●「暗黙の了解を前提とした密室の秘め事でこそ“本当”の言葉が生きる。だから、やるんだよ!(根本敬)」
遂に京都でも大規模なモジュラーシンセ・フェスティバルが開催されるなど、今やブームを越えた活況を呈しつつあるシンセサイザーの世界、その火付け役ともなった映画と仕掛人達によるメトロ大學は、ジャン=ジャック・ペリーとナニワのシンセ界のドキュメンタリーシンセ映画2本立て×シンセ座談会!!
1960年代から電子音楽の先駆者の一人として活躍し、たくさんの愉快で可愛らしい音楽を生み出したフランス出身の電子音楽家・ジャン=ジャック・ペリー。電子ポップ音楽ユニット、ペリー&キングスレイの一員としても有名な彼の生誕80周年を記念して制作されたドキュメンタリー映画「Life, Laughter & Loops」。
そして2014年、新旧のシンセサイザーを駆使し、関西特有のディープな感覚で個性豊かに自由奔放な活動を繰り広げている関西の現代アーティスト達を描いた「ナニワのシンセ界」。この時空を跨いだ2つのシンセサイザーを巡るドキュメンタリー映画2本立てでお送りするシンセ映画企画第一弾です。
更に、映画「ナニワのシンセ界」の大須賀淳監督、そして「Life, Laughter & Loops」の日本語字幕を担当し自身でも先鋭的なアーティスト活動を繰り広げるCraftwifeを招き、「ナニワのシンセ界」にも出演している巷で話題の「シンセ温泉」を主催するサワサキヨシヒロ、西田彩ゾンビ、「大阪モジュラーシンセフェス」主催のUnyo303らによるモジュラー実機の実演とボケ・ツッコミ混じりのナニワのシンセトークを同時開催します!
2004年に製作されたジャン=ジャック・ペリーのドキュメンタリー。彼本人が、自分の人生において影響を受けた人物や共演者について、また音楽制作に対する考え方を語っていく。素晴らしい内容にも関わらず日本では殆ど紹介されていない作品だが、今回特別に許可を得て日本語字幕つきでの上映を行う。
【ジャン=ジャック・ペリーとは】1929年フランス生まれの電子音楽家。電子楽器のデモンストレータとして渡米し、「Perrey & Kingsley」(ペリー&キングスレイ、通称ペリキン)を結成。テープコラージュや電子楽器、モーグシンセサイザーを駆使して、可愛らしく愉快なトラックを制作。「バロックホウダウン」は、ディズニーランドのエレクトリカル・パレードのテーマ曲の原曲に使用されている。
◎Jean-Jacques Perrey - Moogy-Boogy
2014年 日本 78分
監督:大須賀 淳
制作:株式会社スタジオねこやなぎ
出演・撮影協力:荒川 伸(株式会社REON) Unyo303 久次米一弥(天地雅楽) ピノ作(J.M.T Synth)
西田 彩(ゾンビ) Risa 江夏正晃(marimoRECORDS)
サワサキヨシヒロ Durusin yakan MINE Makio Gamasawa Implant4 Studio D.C nu things 電氣蕎麦 Tokyo Festival of Modular ほか
HP:<http://naniwa.modularsynth.jp>
大阪にはもう一つの「シンセカイ」があった!
ツワモノ揃いのミュージシャン、気鋭のシンセ開発者、巨大なマシンを操るシンセ女子、電子音がなり響く蕎麦店、コタツのある楽器店など、2014年の大阪を舞台に展開される、世界でも唯一無二の超個性的なシンセサイザーシーンに体当たりで挑んだ渾身のドキュメンタリー映画。
◎映画『ナニワのシンセ界』予告編
日本のジャズシーンきっての異才として、多彩な活動で音楽シーンの最先端を疾走する音楽家、菊地成孔氏が率いる11人の特殊部隊DCPRGが、バンド名の表記を改めた新生dCprGとして三年振りのオリジナルアルバム『Franz Kafka's South Amerika~フランツ・カフカの南アメリカ~』を5月13日にリリース!早くも大名盤の呼び声が高い今作が話題を呼ぶ中、菊地成孔氏による6年振りのメトロ大學開講が決定! ここ京都の地でも西部講堂やKBSホールでの歴史的名演で多くの音楽ファンを混沌と熱狂の渦に巻き込んだdCprG、その高密度なグルーヴの源泉に迫る『ポリリズム概論 〜dCprGのリズムを読み解く〜 』 (仮題)をテーマにレクチャー!東京を代表するジャズミュージシャンにして、著述、ラジオ、批評、と自在にしてボーダレスな活躍を続ける菊地氏の、無尽蔵なまでの博覧強記ぶりと、バシバシに斬りまくる独自の批評眼、芸術の域にある話術と共に、改めてポリフォニックなdCprGの音世界を解析する夕べ。 既に発表されている7月の全国ツアーの前哨戦としても是非!
<http://www.kikuchinaruyoshi.net>
東京ジャズシーンのミュージシャン(サックス / ボーカル / ピアノ / キーボード / CD-J)として活動。思想の軸足をジャズミュージックに置きながらも、極度にジャンル越境的な活動を展開。演奏と著述はもとより、ラジオ・テレビ番組でのナビゲーター、コラムニスト、コメンテーター、選曲家、クラブDJ、映画やテレビドラマの音楽監督、対談家、批評家(主な対象は音楽、映画、服飾、食文化、格闘技)、ファッションブランドとのコラボレーター、ジャーナリスト、作詞家、アレンジャー、プロデューサー、パーティーオーガナイザー等々としても評価が高い。数多くのバンドへの参加・主催を経て、現在は自らのリーダーバンドとして「菊地成孔ダブセクステット」「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」「DCPRG」の3バンドを主催。
Talk x Music x Art をコラボしたクラブパーティ"Social Entertainment Party"‼
踊ったり、アートを観賞したりしてもらいながら社会について少しでも考えるキッカケを作りたいと思い今回企画しました!
第1弾目のテーマは「世界の死生観」。
外国人パネリストによる世界の死生観の違いなどを紹介ながら、誰しもに訪れる暗い・怖いイメージの「死」を明るく、POPに話し合います。
ゲストを迎え熱くておもしろい「死生観」トークをします!!
また、学生有志による福祉の"イメージ対談"も見逃せません!
個性豊かなアーティスト達による音楽とアートも乞うご期待!
またスペシャルゲスト"Human Nature"の演奏も Don't Miss it !!
即完必至のスペシャルイベント再び!!クレイジーケンバンド横山剣と小西康陽が揃い踏みする『京都×横浜 ロックンロール会議』!
音楽ドコロ"京都発"のFM局として、その個性的なプログラムから幅広い年齢層のミュージック・ラヴァーに支持され続け、今年7月1日に開局25周年を迎える京都FM α-STATIONと、METROがスペシャルタッグを組んでのスペシャルイベントが決定!
京都のサブカルチャーに精通したフィクサーとして様々なシーンで活躍するミュージシャン「バンヒロシ」を親善大使として、友好条約が結ばれた京都と横浜のシーンを代表する首脳達が集結する『京都×横浜 ロックンロール会議』に、再び豪華なメンバーが結集!!
横浜からは、ご存知、東洋一のサウンドマシーン「クレイジーケンバンド」を率いる、ソウルフルな歌声とコミカルなキャラクターで国民的人気を誇るご存じハマの音楽番長「横山剣」が、同じくCKBよりの「スモーキー・テツニ」との最強タッグで登場!そして京都からは仕掛人バンヒロシ率いる「バンビーノ」のLIVEに加え、 関西のシーンには欠かせないキーマン「グルーヴ あんちゃん」 「キング ジョー」 も参戦!という激アツイベントに、更なるスペシャルゲストに何と!CKBとbambino両者との所縁が深く日本を代表する音楽家「小西康陽」が来京!
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【学長 バンヒロシさんよりのメッセージ】
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昨年に引き続き、今年もメトロで「京都×横浜ロックンロール会議」が行われる事になりました。関係者各位に感謝、御礼を申し上げます。
私事でありますが、17歳でバンドを結成して始めた音楽活動も40周年を迎え、今年は僕にとって記念すべき年でもあります。
僕がクールスに憧れ、京都でロックンロールに明け暮れていた17歳の頃、中学生だった横山剣氏もまた横浜でロックンロールに明け暮れていた…そして5年後、僕はスマッシュヒッツというロカビリーバンドでデビューし、横山剣氏はクールスに加入。今は無き新宿ルイードで出逢う訳だが、その後は紆余曲折ありお互いの道を行く事に…そして2003年、ラジオ局KBS京都の55周年イベントの際、ここメトロにて久々の再会となるのである。その時に手渡したbambinoの「すっ飛びヒロシ五十三次」のレコードに触発され「まっぴらロック」が生まれたという事実は、メトロの持つ磁場が呼んでくれた奇跡だと信じている。
そんな思い入れたっぷりのメトロでやるならもう一人、忘れてならないのが小西康陽氏。スマッシュヒッツが空中分解した1984年に出した僕のソロアルバム「バンちゃんとロック」を、2002年にレディメイド 524レコーズから復刻してくれたのだ。DJタイムに突然それをかけては、お客で来ていた僕を舞台に呼び出し歌わせたことも嬉しい思い出になっている。
40年なんてあっと言う間だったが、その中でも友人であり、キーパーソンであり、心の励みであり、リスペクトしているお二人をお呼びしてのイベント。
誰よりも興奮しているのは、バンヒロシ大学・学長の私だ!
エブリバディ キープ オン ロッキン!
バンヒロシ
<http://www.readymade.co.jp/journal/>
音楽家。1985年、ピチカート・ファイヴのメンバーとしてデビュー。2001年 解散後も、数多くのアーティストの作詞/作曲/編曲/プロデュースを手掛ける。2011年、PIZZICATO ONE名義で初のソロアルバム『11のとても悲しい歌』を発表。2015年、セカンドアルバム『わたくしの二十世紀』を発表。著書に『僕らのヒットパレード』(片岡義男と共著)ほか。
東洋一のサウンド・マシーン”クレイジーケンバンド”のリーダー。「音楽ジャンルからの解放」をモットーとする全方向型音楽を展開し、コンスタントな人気を獲得後も常に攻めの姿勢で活動中。作曲家としては、堺正章、和田アキ子、SMAP、TOKIO等、数多くのアーティストに楽曲提供し、さらにm-flo、ライムスター、マイティ・クラウン・ファミリーなど、ジャンルの壁を超越したコラボレーションを実現するなど、その音楽活動は多岐にわたる。
クレイジーケンバンドの前身「CK'S」のMC兼ヴォーカルと して活動。CK'S解散後、2004年にクレイジーケンバンド(CKB)のメンバーとして復帰。以来、持ち前のワイルド&ソウルフルな声で、リーダー・横山剣の世界観に色をそえる。
天才バンヒロシ率いるbambino。スマートでジェントリーでハッピーなライブは、多幸感満載です。京都のカルチャーシーンをかき回すノリノリのパフォーマンスで今年も暴れ回ります!
キングジョー:大阪在住のDJ。ガレージパンク、和ラ、英語圏外ロック等を愛好。デザイン・映像制作チームK.K.C.L.P.ではDVD「CRAZY KEN BAND TOUR FLYING SAUCER 2013」のOPとEDのアニメーション、また2014年のCKBツアーTシャツデザインを担当。「森本ヨシアキ」名義で漫画「淀川ハートブレイカーズ」を原作。新作画集はPRESSPOP GALLERYより発売予定(鋭意制作中)。
<http://groove-unchant.jimdo.com/>
DJ、サウンドプロデューサー、トラックメーカー。2006年 自身の7inch専門レーベル「UNCHANTABLE RECORDS」を立ち上げる。2007年 小西康陽プロデュースの筒美京平リミックスアルバムの「京平ディスコナイト」参加。2008年 「ISLAND MOON〜GROOVELOVE〜」で全曲サウンドプロデュースを担当し、土岐麻子、一十三十一、eli(exラヴ・タンバリンズ)らの歌唱曲をプロデュース。2010年 ソロアルバム「NOTRE MUSIQUE」発売。最新作は桜 稲垣早希のリミックス。2015年春配信限定でアルバム発売予定。
!!!!!!緊急決定!!!!!!
当日7:00pm~より、AOKI takamasa × Seihoによるレクチャーが急遽決定!!!『Red Bull Music Academy × メトロ大學/講師:AOKI takamasa × Seiho』を本編前に開催します!
昨秋約一ヶ月に渡って、世界中から選ばれたアーティストが都内に集結し、最先端のアートと音楽が東京の街を占拠した、"レッドブル"が主催するミュージック・アカデミー[Red Bull Music Academy](以下RBMA)!この度2015年の開催地がフランス・パリに決定し、アプリケーション応募期間は、3月4日(水)まで!
その参加者を募るワークショップ&イベントの一環として、2月16日(月)デジタル・カルチャー、新映像の分野におけるフランスの創造性にスポットをあてたフェスティバル「デジタル・ショック」、更には京都のアーティストエージェンシーGranulrとの合同イベントを京都METROにて開催。出演は、今最も注目を集める気鋭のフランス・エレクトロニック・ミュージック・グループEgyptology(Domotic + O.lamm)をはじめ、ここ数年で最もジャンルレスにラディカルな活動を続けるバンド「ボアダムス」の元メンバーにしてスーパードラマーとして君臨する千住宗臣、そして日本を代表する電子音楽家AOKI takamasa、新世代クリエイターとして音楽面だけでなくカルチャー面からも話題を集める時代の寵児Seiho、Metomeら世代を超えて支持される才能溢れるミュージシャン達が競演!そして、世界で活躍するアーティスト本人から貴重な話を聞くことができるワークショップには青木孝允とSeihoのクロストークを、DJ/音楽ライターの荏開津広をモデレーターに迎え、アカデミーの醍醐味である“レクチャー“を体感しながら、「Red Bull Music Academy Paris 2015」の応募詳細についての話を聞くこともできる一夜となる。レクチャーは限定招待制となっており、参加者はその後のイベントへもドリンク代(¥500)のみにて限定ご招待致します!!ご招待は予定人数に達し次第終了致しますので、以下要項にて急ぎお申し込み下さい!!