83年、名古屋にて「割礼ペニスケース日曜日の青年たち」結成。
当初は性急なパンク/ニューウェイヴ寄りのサウンドだったが、80年代後半から徐
々に曲のテンポが落ち、ギターのフィードバックノイズや幽玄な歌をより重視し
たサイケデリックなサウンドに変わっていく。当時のポジティヴ・パンクやゴス
バンドとの邂逅もありながらも、あくまで割礼独自のサイケデリックソングナン
バーを奏で続け、アルバム『ネイルフラン』(89年)でメジャーに進出。
現在は宍戸幸司(Vo/G)山際英樹(g)鎌田ひろゆき(b)松橋道伸(dr)で活動中。
2010年6月、7年ぶりの6thアルバム『星を見る』をリリース。
音楽家。1958年、兵庫県尼崎市生まれ。
1980年代後半よりBoredomsにギタリストして参加。並行して自身のリーダーバン
ドである想い出波止場や羅針盤を結成。90年代に入ってからは電動歯、赤武士、
ザ・ハッピー・カウボーイズといったBoredomsのメンバーとの別プロジェクトや
、Novo Tono、Rovo、Ya-To-I、Mostといったバンドに参加し、ギタリストとして
、あるいはコンポーザーとして中心的な役割を担う。21世紀以降もTEEM、PARA、カオス・ジョッキーなどのプロジェクトを次々と始動。加えて、国内外のミュージシャンとのさまざまなコラボレーション、さらには映画音楽にいたるまで、ソロを含め、多彩な音楽フィールドでジャンル・バスターのごとく活動を展開する。
『PLAYGROUND』は羅針盤の解散以降、封印されてきた「うた」を再び紡ぎ出す、
新しくも根源的なプロジェクトである。今回はドラムに山本達久(NATSUMEN/Jim
O'rourke/石橋英子etc..)を迎えてのデュオで京都初出演。
2004年、ゆーきゃん、G(現LLama/OUTATBERO)、カネコヒサヨ(現キツネの嫁入り)の3人で結成。京都磔磔、西部講堂等での数度のライブのあと、活動を停止。2010年8月、新メンバーにて再始動。関西地下水脈に滔々と流れる「うたもの」の系譜を受け継ぎながら、ゆらぎとカタルシスによってどこまでも浮揚を目指す。現在は、ゆーきゃん(vo)、赤井裕(g)、岩橋真平(b)、G(dr)、岡村寛子(key)の5人編成。