<http://www.banksy.co.uk/>
イギリス、ブリストル出身のストリート・アーティスト。「BANKSY」という名前以外のプロフィールやその姿を一切世間に明かしておらず、主にステンシルを使った作品をゲリラ的に描くことで知られている。パリス・ヒルトンのデビューアルバムの偽物を勝手に店頭に陳列したり、「狩りに行く古代人」と題してショッピングカートを押す古代人が描かれた石を大英博物館にゲリラ展示(後に、博物館はバンクシーの作品を正式なコレクションに追加した)したりして話題になった。しかし、イスラエルとパレスチナを分離する壁に平和の願いを込めた作品を残すなどの活動も行っており、ストリートアート・ファンだけでなく、多くの人から絶大な支持を得ている。2009年にはブリストル市立美術館で(公式に!)展覧会を開催。のべ30万人もの人が来場した。作品には数千万円の値がつき、ブラッド・ピットやアンジェリーナ・ジョリー、キアヌ・リーブス、ジュード・ロウ、クリスティーナ・アギレラなどのセレブも彼のファンだという。
<http://chimpom.jp/> <http://www.mujin-to.com/>
2005年、エリイ、卯城竜太、林靖高、水野俊紀、岡田将孝、稲岡求で結成したアート集団。2006年に開催された初個展「スーパー☆ラット」で注目を集める。現代社会に全力で介入した作品を数多く発表し、第29回サンパウロ・ビエンナーレへの参加や、2010年に開催された「アジア・アート・アワード」で日本代表に選ばれるなど、海外からの注目度も高い。2008年10月、広島市内上空にChim↑Pom が「ピカッ」の3文字を描いた騒動を検証した書籍「なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか」を2009年3月に刊行。また2010年に初の作品集「Chim↑Pom」が刊行された(河出書房新社)。
Chim↑Pom
「LEVEL7feat.『明日の神話』」
2011
( c ) 2011 Chim↑Pom
Courtesy of Mujin-to Production, Tokyo
<http://www.realtokyo.co.jp/>
『REALTOKYO』『Realkyoto』発行人兼編集長。1955年東京生まれ。京都造形芸術大学客員教授も務める。趣味は料理。
東京生まれ。AKAI MPC60 MackieのオールドスクールでノイジーなアナログミキサーとMAC BOOKで音楽制作,ライブを行うアーティスト。1st album "I am not talking about Commercial shit!"でA Tribe Called QuestのPhife Dawg、Stones Throw擁するHomeliss Derilex, Break reform等のアーティストと共演。それらの曲はジャイルスピーターソンのラジオでプレイされ、DJ CAMのアルバム"MY PLAY LIST”にも収録された。最近ではUSの先鋭的なHIP HOP/BREKABEATSレーベルとして数々の名盤を残す「DUBLAB」への楽曲提供や、Ras g, Fling Lotusなど西海岸シーンの重要MIX CDシリーズ"KUTMAH MIX"へ楽曲提供を行う。また今年の5月にワールドワイドリリースされた、アムステルダムのweb magazineのコンピレーションへ、KEV BROWN, mattewdavid, dam the fudgefunkらと参加。自身でレーベルも立ち上げ、CD-Rのフットワークの軽さを利用した、実験的で挑戦的なCD-Rシリーズ3枚リリースしている。[Tha Blue Herb Recordings]所属アーティスト Shuren The Fire、いとうせいこうがメンバーの口ロロと共演した環ROY、2010年"B.I.G JOE"のアルバム"RIZE AGAIN"をプロデュース等、数々の日本を代表するMCのCo-Producerとして名を連ねている。MCをプロデュースするときにはRapとTrackとの斬新で革新的なバランス感覚で、着実にキャリアを重ねている。世界的にも高く評価を集め、DUBLAB、POOBAH、FLYING LOTUSを筆頭としたL.A.シーンから、DJ CAM、LTJ BUKEM、DJ SPINA、DJ BABUまで絶大な反響を集めている。2010年10月に満を持して[OILWORKS Rec]よりフルアルバムをリリース。
世界で最も有名!けれども誰もその素顔を知らないグラフィティアーティスト『BANKSY』!!!大英博物館における作品の無許可展示や、パリス・ヒルトンのデビューアルバムの偽物を勝手に店頭に陳列するなど、神出鬼没なアートでメディアを騒がせ、一方でイスラエルとパレスチナを分離する壁に平和の願いを込めた作品を残すといった反資本主義・反権力などメッセージ性の高い作品を世界各地に残し、ストリートアートファンだけでなく、多くの人々から絶大な支持を得ている覆面芸術家BANKSYが初めて監督・出演し、第83回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた超話題作『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』がいよいよ8/20より京都みなみ会館にて公開決定!!!東京の街のあちこちに出没する「バンクシー・カー」の目撃情報がTwitterのTLに続々寄せられ、公開前に早くも"バンクシー・パニック"を巻き起こしている!
今宵はそんなスキャンダラスな謎の芸術テロリストBANKSY映画の京都公開を記念してメトロ大學を開催!バンクシーを語るにこれ以上のアーティストはいないでしょう!今年5月にメディアを駆け巡った、渋谷駅の巨大壁画「明日の神話」(岡本太郎作)に、「福島第一原発の事故を連想させる別の絵が付け足されている」との報道。憶測が憶測を呼びながら、それが誰の“行為”かが注目される中、展覧会で自らの作品「LEVEL 7 feat.『明日の神話』」である事を公表したChim↑Pom。多くの賞賛と大バッシングの嵐を巻き起こした彼らはしかし、"3.11以降"に生きるアーティストとして真摯に社会に向き合っている。彼らは"アート・ゲリラ""アート・テロリズム"なのか?彼らはなぜ、社会を挑発する作品を生み続けるのか? 問題を提起し、論争を巻き起こす、アートの持つ本質的な役割とは?今宵はChim↑Pomの卯城竜太氏、そしてREALTOKYO 発行人兼編集長の小崎哲哉氏のお二人のよるクロストークで、バンクシー、Chim↑Pom、そして時代に呼応し、社会に対峙するアーティスト達の"リアル"に迫る!!