京都で実験音楽レーベルとして1997年に立ち上がったshrine.jpが今年15周年。12インチアナログレコード作品を皮切りに現在のネットレーベル的とも言えるCD-Rレーベルとして21タイトルリリース後、’08年にCD、’09年にアナログレコードリリース後は活動を休止していた。’11年10月から月刊でプレスCD作品をリリースするシリーズで再始動。’12年末現在で36タイトルを数える。昨今のshrine.jpに欠かせないアーティストに加え、ゆかりの豪華ゲストが花を添える。
ベルリン在住の音楽家、作曲家、映像作家。哲人と称されるマイクロサウンド/マイクロスコピックの分野の巨匠。
ドイツのケムニッツ(旧東ドイツのカール・マルクス・シュタット市)にて、Olaf BenderとFrank Bretschneiderが運営していたRaster Musicと、Carsten NicolaiによるNotonが合併して、raster-notonとなる。音楽のみならず、出版やインスタレーション作品を志し、その背景には、サウンド、アート、デザインの融合というエクスペリメンタルなアプローチを持っている。本名名義〜Komet名義、コラボでMille Plateaux、12K、Raster-Noton、Quatermass、LINE等などの多くの良質なレーベルから作品をリリースしている。
サンフランシスコ在住サウンドアーティスト、クリストファーウィリッツ。2007 年10月にcommmonsより、坂本龍一氏とのコラボレーションアルバム「Ocean Fire」を発表。また同作品を12Kレーベルよりライセンスリリース。 昨年7月に ニューアルバム「Tiger Flower Circle Sun」を発表。 そして今年8月には坂本 龍一氏との2枚目の共同作品「Ancient Future」をリリースした。昨今の彼のパフォーマンスは先鋭的な技術を応用しながらもオーガニックで暖かみのあるサウンドを織り交ぜているのが特徴。それを象徴するように演奏の際に 花や木々の映像をプロジェクションしている。
2012年にドイツのraster-notonより、レーベル初の女性ソロアーティストとなる作品「iSH」をリリース。これまでに坂本龍一等とのStop Rokkasho 企画、及び、chain music、Nobuko HoriとのユニットGroopies、Minutemen/The Stooges のマイク・ワットとのプロジェクト、onpa)))))レーベルから3枚のソロアルバムなど、ヨーロッパを中心に活躍してきたKyoka。ポップと実験要素がカオティックに融合された大胆かつ繊細なサウンドは、これまでも世界の多くの人を魅了してきた。2012年4月にはSonar Sound Tokyoに出演、6月にはパリのセレクトショップcoletteのコンピレーションに楽曲「ybeybe (ybayba editon)」を提供。現在、フルアルバム制作中。
「ダイナミズムとエレガンスが昇華した躍動。
極まる洗練された熟成。山中透、最新作セクスタント。」
「シーンを次の領域へと押し上げるに若き天才が
放つ意欲作。その作品はマリヒコハラ以降ですか?」
「立体的な音像のスカルプチャ、ダグシェンマ。
超先鋭プログラマーが放つ感動作は新基準となる。」
「カラフルで緻密、ミニマルでポップな電子音楽。
スーパーコライダーの記述師、ヒグチエイタロウ。」
「進化を遂げた近代DAW環境へのアンチテーゼだ!
ハードウェア電子音楽の新感覚系。ゲンセイイチ。」
「グリッチの美しきアンサンブル。人間は考える葦。
ならば、エラーを利に変え音楽のそれとした傑作。」
「ダイナミズムとエレガンスが昇華した躍動。
極まる洗練された熟成。山中透、最新作セクスタント。」
「不思議な清涼感、爽やかでキュートな電子音楽。
カーテン・オブ・カーズによる別名義プロダクト。」