カナダ、バンクーバー出身のサウンドアーティスト。モントリオール在住。
1996年以降、Kranky、Alien8、Mille Plateaux、Room40、Force Inc、Staalplaat、Fat Catなどのレーベルから一連の作品を発表。ノイズや不調和、メロディーの交わりへの探求にフォーカスし、音そのものへのアプローチの多様化を促進させた。彼の作品「Radio Amor」(2003 Mille Plateaux / 2007 Alien8 )は英・Wire誌上で2003年の重要な作品として選出され、2006年には「HARMONY IN ULTRAVIOLET」(Kranky)がPitchforkの選ぶ2006年トップの作品になるなど非常に高い評価を得た。
<http://www.drizzlecat.org/>
東京を拠点に活動する音楽家。2009年にリリースした最新アルバム"The Nothings of The North"は、世界中の幅広いリスナーから大きな評価を得て、 現在のシーンに揺るぎない独特の地位を決定付けた。坂本龍一「2009年のベストディスク」にも選ばれ、ドイツのMille Plateauxからライセンスリリースが決定。SonarSound Tokyo、Sense Of Wonder、渚音楽祭、Summer Sonic 09などの大型フェスティバルにも出演を果たし、夏にはアイスランドでYagyaやRuxpinと共にライブを敢行。2011年春にはスペインのLEV Festivalに招聘され、Apparat、Johann Johannson、SBTRKT、Pantha DuPrince、Jon Hopkinsらと共演。湖の上でオーディエンスに囲まれる条件下であったが、後日L.E.V. Festivalのベストアクトと称され、同フェスティバルへ大きな衝撃を残す。2012年6月6日にリリースされた待望の3rd Albumは、新宿タワーレコードでマイブラやSigur Rosなどと並び、洋楽チャート5位に入り込むなど、未だに驚異的なセールスを記録中。昨年はFujiRock Festival'12への出演も果たし、ウクライナでのライブ、バルセロナのM!RA Festivalなど、ワールドワイドに活動を展開中。突き抜けた個性、とても稀有な場所にいながら大自然を描くような強烈なサウンドスケープは世界中にファンを広げている。
<http://www.nightcruising.jp/>
2006年より活動を開始。 アナログ/デジタルを使い分け、エレクトロニカ~テクノを軸に幅広く柔軟にプレイする。京都Metroでの「patchware on demand」、「UNDERMINE」でレギュラーDJとして活動。これまで数々のアーティストとの共演を重ねる。また、京都を中心に様々な都市/会場で開催されている電子音楽イベント「night cruising(ナイトクルージング)」を主宰。これまで数々の国内外のアーティストやレーベルを招き、地元京都で活動するアーティストと共にイベントをオーガナイズしてきた。またレーベル「night cruising」を始動。昨年11月、コンピレーションアルバム『tone』をリリース。
<http://www.nightcruising.jp/>
京都を拠点とするイベント&レーベル。これまで電子音楽を中心とした数々の国内外のアーティストやレーベルを招き、地元京都で活動するアーティストと共に各地で数々のイベントをオーガナイズ。2012年11月には、レーベル「night cruising」を始動。ゆかりのアーティスト達が参加したコンピレーションアルバム『tone』をリリースし、好セールスを記録。東京、京都でそれぞれ開催されたリリースパーティも大盛況に終えた。今年4月には、ダムタイプ高谷史郎のプロジェクトメンバーとしても活動する原 摩利彦/Marihiko Haraの新作『Flora』をリリース。そのほか今後も多数のイベントを年内に企画予定。「エレクトロニックミュージック特区・京都」の今を支えている。
<http://flavors.me/sauce81>
バルセロナで開催されたRed Bull Music Academy 2008 に招待され、 Metamorphose や Sonar Sound Tokyo などの国内フェスにも出演。世界中にリス ナーを持つポッドキャスト cosmopolyphonic radio の主要メンバー。これまで に 日・米・英・独のコンピに楽曲提供し、Julien Dyne、Ovall など多数のリ ミックスを行ってきた。2013年2月<Wonderful Noise>よりリリースされたソ ロ・デビューEP『Fade Away e.p.』は Onra や grooveman Spotらが賞賛し、収 録曲「Stop Lovin'」は DJ Nature のミックスで取り上げられ話題を呼んでい る。また、2013年夏には 9dw主宰<Catune>より STEREOCiTI、San Soda のリ ミックスを収録した12インチEP、<disque corde>より待望のファースト・アル バムをリリース予定だ。
<http://soundcloud.com/fujimototetsuro>
ソウルフルなクロスオーヴァーミュージックをアップデートし続けるプロデュー サー/DJ。『Absolute!!』 『COSMOPOLYPHONIC』『LA♥JPN♥LA』 など、国内 外で注目を浴びたコンピレーションアルバムに参加。これまでに行ってきた海外 アーティストのリミックスや、2011年にニューヨークのレーベル <bagpak>か らリリースしたデビューEP『Reflections』は、Jay Scarlett や Opolopo、 Soulection など多方面のアーティストやラジオミックスで支持された。2013年2 月、東京を拠点にワールドワイドな展開を見せるレーベル<Diskotopia>よ り 『Sketches of the Other Tokyo』EPをリリース。US発の優良音楽メディ ア"XLR8R"で紹介されるなど、各方面で高い評価を得ている。
<http://www.softribe.jp/>
SOFTのメンバー UCONとKNDによるライブ・セッション・ユニット UCND(ウコン
ドウ)。京都を中心にクラブ、ライブハウス、カフェや寺院等、様々な場所での
サウンド・パフォーマンスを展開中。SOFTをはじめ TERRASやS.F.R.G.等、多様
な形態のバンドを掛け持つUCONによる表情豊かなウッドベースと、これ迄親交を
深めてきたミュージシャ ン達の多彩なサンプリングを使ってKNDが繰り出すビー
ト/コラージュ/ダブミックスとの絶妙なアンサンブルで紡ぎあげる優雅でクール
なフューチャー・エレクトリック・セッション。6月には待望のファースト・ア
ルバム「Terra Incognito」をリリース予定! ※今回はSAX奏者KOYO と鍵盤奏
者Shoichi Murakamiを迎えた4人編成でのスペシャル・ライブセット!
謎の覆面プロジェクト。
TVの某企画で新感覚のイナタ系男性アイドルグループを作るべくタイにて行われ たオーディションに集まった五人。見事に全員落選した後何故かバン ド結成 し、揃ってナイジェリアに渡ろうとするも間違えて大阪に上陸。そのまま関西を 拠点に元気に活動中のバンド。それがSTEPAK- TAKRAW!というのは全部ウソです!
<http://soundcloud.com/dj-shinya>
DJ/トラックメイカーetc..08年に「DECLARATION」、09年に「DECLARATION 2」
(共にミックスCD)リリース、そしてDJ DUCT feat.THEREGIMENTリミックス12"EP
参加、自身のレーベル<NNNF>(=NOT NULL NOT FULL)からUCND/MO-WAIIとカップ
リング7"シングルを2枚リリース等、今後もどしどしリリー ス予定!ブラック・
ミュージックを中心としたクロスオーヴァー・ パーティー「BUTTER」を不定期
開催中。普段は京都のミュージックストアJAPONICAバイヤーとして最新のクラブ
/ダンス・ミュージック+αをセ レクト!
現行アンビエントシーンの最重要アーティスト、時代の音を切り取るエレクトロニカの奇才Tim Hecker(ティム・ヘッカー)待望の初来日公演を、渋谷のカルチャー発信基地[WWW]と、電子音楽を中心に数々の国内外のアーティストを招聘し更にはレーベルも始動するなど地元京都から全国区へと飛躍したイベント「night cruising」が共同開催!
カナダ・バンクーバー出身、10年以上の長きにわたりアンビエント・ノイズ・ドローンシーンを牽引してきたTim Hecker、寄せてはかえす静寂とノイズの波、音の粒子をデリケートに重ね合わせた美しきサウンドスケープ、深遠な情景を想起させられる音の波のレイヤーは、ゆっくりと我々の感覚を塗り替え、変容させて行く。ATP(All Tomorrow's Parties)、MUTEKなど海外の大型イベントへの出演経歴も多く、Oneohtrix Point Neverのダニエル・ロパーティンとの共作『INSTRUMENTAL TOURIST』のリリースが話題を呼び、今年2月にはSigur Rosの春のUSツアーをサポートすることも発表されるなど、世界的にその音世界は高く評価されています。
更に競演には、Sonar Sound TokyoやスペインLEV Festivalなど国内外のフェスティバルに出演するなど注目を集め、暗く美しい独自の世界観と、壮大な音空間を紡ぎ出す日本人電子音楽家「Ametsub」が来京、普段とは異なるエクスクルーシヴ・セットでのライブを披露予定、「night cruising」主宰のTatsuyaもSelectorとして参加します。
"マスタ・オブ・アトモスフィア"の異名を持つドローン・ノイズの雄として、音そのものに対するアプローチに多様性をもたらし、多くのミュージシャン・リスナーの耳を変革させたといっても過言ではないTim Heckerの初来日ツアー。今回、関西では唯一となった"エレクトロニカ特区"京都での公演、お見逃し無く!
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■Tim Hecker初来日へ寄せて、音楽ライター 三田格氏からのコメント
ミル・プラトーからリリースされた『レイディオ・アモーレ』(2003)が始まりだった。テクノ/エレクトロニカはこの時、初めてゼロ年代のアンダーグラウンドを席巻したドローンと接点を持つことになった。ひたすら気持ちよければよかったアンビエントはとくにそのセールス・ポイントを失い、耳を覆いたくなるような瞬間を経験しながらもアンビエント・ドローンとして新たなタームを歩み始める。ティム・ヘッカー自身もアンビエントやノイズを呑み込んだドローンの多様性にこだわり、その裾野を1作ごとに広げていく。クランキーからリリースされた『ハーモニー・イン・アルトラヴァイオレット』(2006)はそのひとつの集大成であり、アイスランドの教会で取り組んだオルガン・ドローンの 『レイヴデス、1972』(2011)は新たな方向性を示すものとなった。昨年はOPNと組んだ『インストゥルメンタル・ツーリスト』も話題になった。日本でつくられるアンビエントはいまだに90年代マナーのものがほとんどである。それらがすべて古く聴こえてしまうのは間違いなくティモシー・ヘッカーのせいである。
(三田格)