<http://ooioo.jp>
その中にはYOSHIMIO、OLAibi、AYAが見える。OOIOOでお馴染みの3人。略してYxOxAx。
YOSHIMIOとはemeraldthirteenのデザイナーでありコンセプターであり、BOREDOMSのドラマーであり、OOIOOのプロデューサーで演奏者であり、SAICOBABAのシンガーでありますが。見つけたのはドラマーとしてシンガーとしてOOIOOの中でFreedomな演奏を、emeraldthirteen的に突き詰めた形としての "YxOxAx"という原子構造。ピュアにそこをモロな衝動で3Vocal・2Drum・1Bassなトリオバンド。
<http://soundcloud.com/soft-circle/sets>
<http://www.hishamb.net>
<http://hugoandmarie.com/creatives/hisham-akira-bharoocha>
ニューヨークをベースとしてヴィジュアルアート、写真、音楽と横断した活動を続けるヒシャム・アキラ・バルーチャ。写真やアート作品はi-D、Flaunt Magazine、V MAGAZINE、Artforum、BRUTUS、Elle Girl、Vogue Japanなどに発表されている。ミュージシャンとしては、Lightning BoltやBlack Dice、Pixeltanといったアヴァンギャルド~ノイズロックバンドの元メンバーであり、現在はSoft Circleをメインとして活動中。07年に1stアルバム『Full Bloom』をPrefuse 73の主宰するレーベル〈Eastern Developments〉より、10年に2ndアルバム『Shore Obsessed』をNo Ageの主宰するレーベル〈PPM〉よりリリース。また、近年はBoredomsのツアーメンバーとしても世界中でパフォーマンスしており、ニューヨークで行われた「77 Boadrum」やロサンゼルスで行われた「88 Boadrum」においては現地コーディネイト・制作も担当。他にも、Yeah Yeah YeahsのNick Zinnerとともにオーケストラバンド41 Stringsとの演奏、IIII(Four)ドラム+シンセのミニオーケストラバンド、マルチメディアアーティストのDoug Aitkenとのコラボレーションなど多岐に渡る活動を続けている。
ギタリストYOSHITAKE EXPEとガムラン奏者HAMAとKOHEY SAIのこの日初顔合わせ! GUITARとGAMELANのインプロビゼーション。
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◇濱元智行 ー gamelan
バリガムラン、アラビックパーカッション奏者。大学でガムランに出会って以来、バリ島への渡航を重ね研鑽を積む。「古典」という枠にとらわれない自由な表現で様々なアーティストと共演し、高い評価を得ている。また近年ではパーカッションを和田啓に師事し、日本ではまだ数少ないアラビックパーカッション奏者としても精力的に活動している。
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◇川村亘平斎 ー Kengdang sunda / gamelan
<http://yehoc.exblog.jp/>
03年よりインドネシア政府奨学金を得てインドネシア/バリ島に留学。インドネシアの青銅打楽器「ガムラン」を中心とした音楽活動をはじめ、音楽/影絵を駆使して数多くのユニット、ダンスパフォーマンス、芝居、ワークショップ等で活動、幅広い分野から高い評価を得る。自身のソロユニット「TAIKUH JIKANG」を主宰し、イラストや絵本/漫画の制作など多方面に活躍する芸術家である。
<http://www.nuexpe.com>
ジャパニーズビザールギター『テスコSpectrum5』をメインギターに、多様なエフェクターと手作りの真空管アンプを組み合わせ、透明な輝きと暖かく浮遊感のある独特なサウンド、そして黒人ファンクバンドで活動していたルーツから、クラシックギターのアルペジオや抽象的なアンビエントパートにも、鋭くグルーヴするファンクネスが息づいており、アンダーグラウンドシーンで影響を与え続けている。90年代より黒人ミュージシャンとFUNK BANDで活動。その後テクノなどクラブシーンや電子音楽のシーンへ参入。ACO、UAなどJ-POPシンガーの実験/前衛的なプロジェクトやレコーディング、NY HIP HOP黎明期の伝説ラメルジーのアルバム&ライブ参加、アルゼンチン音響系ギタリスト、フェルナンド・カブサッキとのレコーディングやライブ共演、Max/Mspを駆使したportable[k]ommunity、灰野敬二、ボアダムス、DJ KRUSH他とのライブ共演、ソロ活動としては、ソロやバンド形態で年間100本を超える国内や海外でのライブサーキット、美術館などでのサウンドインスタレーションなど。
これまでにオーストラリア、韓国、ブラジル、アメリカ、フランスで公演。プロジェクトとしてはAmbient Space Funk Unit"NUTRON"や、山本精一らと結成した数学的グルーヴユニット”PARA”、ドラマー沼澤尚との活動や、マルコススザーノとのブラジルでの共演など、ボーダーレスで多岐に渡る。2012年秋、待望の新作『EMERALDA』を発表。2013年初頭には南米ツアー。アルゼンチンではモノ・フォンタナやカブサッキらと共演を果たす。
<http://www.dmbq.net>
日本を代表するサイケデリック・ロックバンドDMBQのギター/ヴォーカルとして、 またBOREDOMSではギタリストとしてのみならず、特殊多弦楽器セブンナーの製作/オペレート、トラック制作、システム構築の他、総勢16名からなるギター・オーケストレーション・ユニット、The Floating Guitar Borchestraの編曲、総指揮等も担当。2011年、米国Jagjaguwar/Brahよりソロ名義作品「Woven Music」を発表、Pitchfork, The Phoenix, New York Taper, New York Times等数多くのメディアで取り上げられ、重層的な弦楽器によるドローンを用いた独自の音世界を高く評価された。また、ChicagoのThrill Jockeyから発表された震災復興支援作品「Benefit for The Recovery Japan」へも参加、曲提供のみならずアドバイザリー・スタッフとしてもクレジットされるなど、 単にアーティストとしてのみでは収まりきらない活動を続けている。
「無限の過去=OOと未来=OOの間に立つ私自身=I、による新次元アンサンブルはさらなる完全共鳴体へ!」
YOSHIMIO(BOREDOMS)を中心にしたバンド、OOIOOが4年ぶりとなるニューアルバム『GAMEL』(ガムル)を発表、古の伝統楽器「ガムラン」を全面にフィーチャーした今作。2012年以来、多数のライブを通してじっくりと熟成されてきたこのアンサンブルは、新たなフェーズに入った音楽、リズム、陶酔を描き出します。
今回の京都公演はリリースツアーの番外編:〈ANOTHER WORLD OF GAMEL OOIOO PARTY〉と銘打ち、スピンオフ企画として、陰と陽のごとく、異なった世界を見出だします。この日は、OOIOOのYOSHIMI、OLAibi、AyAの3人が、OOIOOのフリーダムな演奏をemeraldthirteen的に突き詰めた形=YOSHIMIOLAYABIとしての登場に。共演にはライトニング・ボルト、ブラック・ダイスの元メンバーであり、ニューヨークをベースとしてヴィジュアルアート、写真、音楽と横断した活動を続けるヒシャム・アキラ・バルーチャによるSOFT CIRCLE。近年はBOREDOMSのドラマーとしても活動する彼が、繊細で壮大な音世界をクリエイトします。更にOOIOOのガムラン隊、濱元智行と川村亘平斎に、ギタリストYOSHITAKE EXPEが合体するGAMETAKE(この日初顔合わせ!)、DMBQのギター/ヴォーカルでありBOREDOMSのギタリストとしても活躍する増子真二によるソロ名義MOANも。
OOIOOという母なる大地、そこに集い、音楽というコミュニケーション手段で人々が連なっていくこと。
創造と想像に溢れた夜となることでしょう。