OOIOO
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YOSHIMIO
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OLAibi
YOSHIMIO (BOREDOMS) を中心に、1995年より活動。
ひとつの種族のごとく土着し、伝統と未来をワンステップで行き来するスーパー・トライブへと変異し続けた2014年までを抜け、今新たな原子構造へと回帰、分析不能な「それそのもの」へと原始的進化をはじめたOOIOO。
音が鳴る悦びを追求するプリミティヴ・フューチャーな姿勢と、農耕民族の地平的パースペクティヴが同居した、感覚のグリッチが放つ新しい波動は、ドレミファソラシドとその中間を自在に往還して、今、また音楽へと昇華してゆきます。
PHOTO BY RYO MITAMURA
大友良英の呼びかけにより生まれた、アジ ア4ヵ国のミュージシャン4人編成の即興音楽グループ。メンバーは日本の大友、北京のヤン・ジュン、シンガポールのユエン・チーワイ、そしてソウルのリュ ウ・ハンキル。2008年フランス、マルセイユ MIMI Festival に出演を切っ掛けに結成。メンバーは単に優れた即興演奏家というだけではなく、それぞれの都市でオルタナティブなシーンを作り続けている重要人物達であ り、さまざまなシーンの橋渡しとなるネットワークの要になっている人たち。特定の拠点を持たず、旅をしつづけるなかで進化をつづけている。現在まで韓国、 シンガポール、中国、タイ、日本、スイス、イギリス、イタリア等で演奏。今後には北欧、およびオーストラリアのツアーが予定されている。
今回は大友良英が欠席のため、増子真二、bingことカジワラトシオを迎えた特別編成となる。
<profile>
Yan Jun(ヤン・ジュン)
1973年生まれ、北京在住の詩人、音楽 家、音楽評論家、イヴェント・オーガナイザー。ライヴではノイズ、フィードバック、ループ、ヴォイスを使っ て演奏。また、フィールド・レコーディングやサウンド・インスタレーションもおこない、それらのCD作品を発表している。さらに Kwanyin Records / Sub Jam レーベル・オーナーとして、中国人アーティストの作品を数多くリリース。「Mini Midi」フェスティヴァルや「Waterland Kwanyin」コンサート・シリーズを企画・主宰。自身の詩集や評論集の出版と、まさに八面六臂の活躍を続ける中国エクスペリメンタル・ミュージック界 の第一人者。
Yuen Chee Wai(ユエン・チーワイ)
シンガポールのデザイナー、写真家、音楽 家。音楽家としては、ドローン、アンビエント、フィールド・レコーディングを用いたサウンドを探求。ダン ス、映画、TV、ラジオの音楽を制作する一方、hellokittyriots や Light of the South などのバンド・メンバーであり、シンガポールのサウンド・アーティスト集団 sporesac (Singapore Sonic Arts Collective) の創立メンバーでもある。
Ryu Hankil(リュウ・ハンキル)
1975年、韓国ソウル生まれ。デザイン 会社勤務、ポップ・グループのキーボード奏者、そしてソロによるエレクトロ・ポップ・プロジェクト活動を経 て、現在は主にアナログ時計を "楽器" として使い即興演奏をおこなう。2005年に月例コンサート・シリーズ「RELAY」を、2009年には新たなコンサート・シリーズ「Table Setting」をスタートさせる。また自主レーベル Manual を立ち上げ、CDや雑誌を制作・出版。韓国はもとより、日本、中国、欧州でも演奏をおこない国際的に高い評価を得て、まさに韓国の新たな即興シーンを牽引 する立役者のひとり。
DMBQのギター/ヴォーカルとして、 またBOREDOMSではギタリストとしてのみならず、特殊多弦楽器セブンナーの製作/オペレート、トラック制作、システム構築の他、ボアダムス公演用に組織したギター・オーケストラの編曲、総指揮等でも活躍中。
2011年4月、米国Jagjaguwar/Brahよりソロ名義の作品「Woven Music」を発表、Pitchfork, The Phoenix, New York Taper, New york Times等数多くのメディアで取り上げられ、その独自の音世界を非常に高く評価された。また、ソロワークの延長線上に位置するユニットMoanでもAkron/Family主催のレーベルLightning Recordsと、フィラデルフィア・LAを拠点とする先鋭的エレクトロ・レーベルData Gardenよりそれぞれアルバムをリリース。
また、ChicagoのThrill Jockeyから発表された震災復興支援作品「Benefit for The Recovery Japan」へも参加、曲提供のみならずアドバイザリー・スタッフとしてもクレジットされるなど、 単にアーティストとしてのみでは収まりきらない活動を続けている。
2011年10月には、米ニュージャージーでPotisheadキュレートのもと、Mogwai, The Battles, The Pop Group等を迎えて行われたAll Tomorrow's PartiesへThe Ocropolis IIIのギター要員として参加。日本はもとより海外でも幅広く活動を続けている。
90年代初頭のNYで磁気テープやSPレコードを使った独自の即興パフォーマンスを始める。以後クリスチャン・マークレイと世界各地をツアーするなど、主に即興演奏家、舞台音楽家として活動を続け、パフォーマンス・アートと実験音楽のイベント・シリーズ「PHONOMENA」をジョン・ゾーンが監督したスペース「TONIC」で5年間に渡り企画運営するなどした。またNYの老舗中古レコード店「A-1 Record Shop」に13年間に渡って勤務した経験をもち、現在も忘れられた音楽の発掘と再評価に貢献している。帰国後は主に音楽と舞台芸術の分野で活動しており、「私たちは眠らない」「リゾーム的なM」などの演出作品を国内外で多数発表した。2015年に舞台芸術家集団「ANTIBODIES COLLECTIVE」を立ち上げ、より深く国内の地域活性化支援や芸術教育の分野に貢献する活動の体勢をとっている
二十代前半の面々五人で大阪にて結成されたHARD POOR界期待のハイパールーキー。ジャンク、スカム、ハードコア、ボサノバを足して一億で割ったようなどうしようもないサウンドが特徴。様々なところで虹を吐きながらPOPに活動中。自分を劇的にかえるチャンスです。
シンセ×シンセの即興ガールズユニット。
ポップでキュートバチバチノイズをお楽しみに!!
2014年から活動を始め、「シンセ温泉!」や、「京都モジュラーフェスティバル」などのライブに出演。
今年1月に開催された「ユノ•デラ•イブ」では、サックスとエレキベース編成での即興ライブも展開。
メンバーはハワイアンこと角矢胡桃と、ディスティニーこと吉田人美。
4人編成へと回帰したOOIOOと、世界を股に掛ける大友良英の呼びかけにより生まれた、アジア4ヵ国のミュージシャン4人編成の即興音楽グループ『FEN (Far East Network)』の顔合わせが実現しました!
まずはボアダムスのYOSHIMIO率いるOOIOO、近年のインドネシアの伝統楽器「ガムラン」を全面的にフィーチャーから一転、今回は新たな原子構造へと回帰、数々の変遷と実験をへて再び「4人だからこそ鳴る音楽」に辿りついたその音景色が今から楽しみです!そして大友良英氏のライフワークの一つとなっているプロジェクト「アンサンブルズ・アジア」を展開する中から生まれた『FEN』も来日!今回、日本代表は大友氏の代わりにボアダムス/DMBQの増子真二、そしてクリスチャン・マークレイを始めとする世界の即興演奏家との競演を繰り返してきた鬼才カジワラトシオが参加しての特別編成で登場!
時代を越え、国境を越え、あらゆるボーダーを越え、観るものイマジネーションを揺さぶる豊潤なアンサンブル、是非体験して下さい。