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彼は一体ニューヨークで何をしたのか。
バンクシーがNYの街で個展を仕掛ける──
ドキュメンタリー『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』
ニューヨークで展示をスタートさせた。 告知もなく突然始まったその展示は、毎日1点ニューヨーク各地の路上に作品を残し、場所を明かさず公式サイトに投稿。人々はその作品を求めてニューヨーク中を駆け回るという、ストリートとインターネット上の両方で勃発した「宝探し競争」だった。Twitter、Instagram、Facebook、Vineを駆使してバンクシーの作品を捜索する人々、作品を上書きするグラフィティ・ライター、アクリル板で保護するビルオーナー、即作品を売買するギャラリーオーナー。“バンクシー・ハント”は加熱するばかり!2015年夏に“憂鬱な遊園地”「Dismaland」をイギリスにて開催(会期終了後、設備は解体され、シェルターを建設するため仏カレーにある難民キャンプに輸送された)、つい先日も難民キャンプの壁に“シリア移民の子”であるスティーブ・ジョブズを描くなど、作品の中で常に社会とアートの在り方を問うてきたバンクシー。本作は、「都市や屋外や公共の場所こそ、アートが存在するべき場所なんだ。アートは市民とともにあるべきだ」と語る彼が、ニューヨークをハックした1か月を追ったドキュメンタリー!
正体不明のストリートアーティスト。世界各地でゲリラ的に作品を描くことで知られている。彼が壁や路上に「違法」に描いたグラフィティは世界的な注目を浴び、驚くほどの高値を呼んでいる。ブラッド・ピットやアンジェリーナ・ジョリー、キアヌ・リーブス、ジュード・ロウ、クリスティーナ・アギレラなど、セレブにも彼のファンは多い。自らの作品をMoMA、メトロポリタン美術館、大英博物館などに無断で展示したり、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区の分離壁に、イスラエル軍から威嚇砲弾されながら描いたり、仏カレーの難民キャンプにシリア移民の父を持つ故スティーブ・ジョブズを描くなど、つねに作品で問題提起をしており、議論を巻き起こしている。2010年にはドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』を初監督し、アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた。
バンクシーを探せ!
正体不明、謎のストリートアーティスト、バンクシーが仕掛けた宝探し競争。
世界で最も有名、けれども誰もその素顔を知らないグラフィティアーティスト『BANKSY』が2013年に1ヵ月にわたりニューヨークの路上でゲリラ的に行った展覧会の模様を追ったドキュメンタリー映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』が3/26より公開!今回はそんな現代のリアルヒーローBANKSYの映画の公開を記念して、全国100ヶ所でこの映画の冒頭22分を無料で上映するという特別企画、題して「FIRST 22MINUTE PREVIEW SHOW」を、3月22日(火)にメトロ大學でも上映決定!美術館から解き放たれたストリートアートの如く、様々な街の現場で同時多発的に上映される今回の100ヶ所無料上映会、是非お越しください!