<http://gomaweb.net/>
オーストラリア先住民族の管楽器ディジュリドゥの奏者・画家。
1998年にアボリジニーの聖地アーネムランドにて開催された「バルンガディジュリドゥコンペティション」にて準優勝。ノンアボリジニープレイヤーとして初受賞という快挙を果たす。帰国後、全国の野外フェスティバルや海外にも活動の幅を拡げ、まさにブレイク寸前だった2009年、追突事故に遭い「外傷性脳損傷による高次脳機能障害」と診断され、過去10年ほどの記憶の多くを失い新しいことも覚えずらくなる記憶障害を患い活動を休止。2010年、事故後間もなく描き始めた点描画が評判となり、全国各地で展覧会を開催。11年には再起不能と言われた音楽活動も苦難を乗り越え再開した。GOMAの復帰を描いた映画「フラッシュバックメモリーズ3D」が第25回東京国際映画祭にて観客賞、韓国全州映画祭で最優秀アジア映画賞を受賞。また「旅のチカラ(NHK)」「ハートネットTVブレイクスルー(Eテレ)」など、事故後のGOMAの活動を取り上げたTV特番の放映や番組出演も精力的に行う。現在は音楽活動のみならず絵画展、講演会と多岐に渡り活動中。本年7月、事故後のGOMA自身の日記やアート作品などをまとめた初の書籍「失った記憶ひかりはじめた僕の世界」を出版。それに伴い9~10月には東京と大阪にてGOMA&The Jungle Rhythm Sectionのワンマンツアーも決定。
<http://flashbackmemories.jp/>
2009年11月26日に首都高速で追突事故に遭遇したGOMAは、記憶の一部が消えてしまったり新しいことを覚えづらくなるという高次脳機能障害の症状が後遺し、後にMTBI(軽度外傷性脳損傷)と診断された。一時はディジュリドゥが楽器であることすらわからないほど記憶を失っていたGOMAがリハビリ期間を経て徐々に復活する過程を、GOMAと妻すみえの日記を交えて振り返りつつ、突然異なる映像が頭の中に飛び込んでくる症状「フラッシュバック」をアニメーションで表現。WWWで行なわれたGOMAのスタジオライブの模様と過去映像、そしてフラッシュバックが共存する、文字通り「全く新しい形の3D 映像作品」であり、まぎれもない「家族愛の物語」である。
ディジュリドゥ奏者として活躍するなか、交通事故に遭い高次脳機能障害をおったGOMA。記憶障害や麻痺などの後遺症を抱えながら復活を果たした6年半の軌跡を生きるために綴った日記や事故後に描きだした点描画、家族の日記などとともに記したGOMAの第二の人生に向けての歩みがここに詰まっています!
『失った記憶 ひかりはじめた僕の世界』
GOMA著
~ 高次脳機能障害と生きるディジュリドゥ奏者の軌跡 ~
2016年7月末より全国書店にて発売
本体価格1,600円(税別)
ディジュリドゥ奏者/画家・GOMAが初の書籍『失った記憶 ひかりはじめた僕の世界』出版を記念して、今回メトロ大學では、GOMAの事故からの奇跡の復活とそれを支えた家族愛を描いたドキュメンタリー映画「フラッシュバックメモリーズ3D」(2012年/松江哲明監督作品)の3D上映会と、GOMAのミニライブを合わせて開催します。
世界最古の木管楽器ディジュリドゥの日本における第一人者として知られるGOMAは、2009年、突然の交通事故に遭い高次脳機能障害を負い、過去10年ほどの記憶を失い一時はアーティスト活動を休止していました。そんな困難な状況を乗り越え、いかにして彼は再びディジュリドゥを手にし、ステージに戻ってきたのか?記憶障害や麻痺などの後遺症を抱えながら復活を果たし、現在再び音楽家、画家として活躍を遂げるまでになった6年半の軌跡を綴った書籍『失った記憶 ひかりはじめた僕の世界』、そして再び我々の前へと立つまでの過程を克明に追ったドキュメンタリー映画『フラッシュバックメモリーズ』を3D上映、更に上映後には事故以来初となるメトロのステージに、アコースティックミニライブで登場します。